レッドブル・ホンダF1分析:タイヤ選択判断でもメルセデスが一枚上手

2020年10月25日
レッドブル・ホンダF1分析:タイヤ選択判断でもメルセデスが一枚上手 / F1ポルトガルGP 予選
レッドブル・ホンダF1は、F1ポルトガルGPの予選でマックス・フェルスタッペンがポールポジションのルイス・ハミルトンに0.252秒差と最も近づいたが、タイヤ選択を含めた予選の組み立て方でメルセデスの方が一枚上手だった。

F1初開催となるアルガルベ・サーキットは、最近、路面を再舗装したことでセッション毎にコンディションは変化。加えて、風の強さと向きが変わるという難しい状況のなかで予選は行われた。

レッドブル・ホンダF1 「満足できる予選。決勝では良い結果を出せる」

2020年10月25日
レッドブル・ホンダF1 「満足できる結果。決勝では良い結果を出せる」 / F1ポルトガルGP 予選
レッドブル・ホンダF1のチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、2020年のF1世界選手権 第12戦 F1ポルトガルGPの予選を振り返った。

レッドブル・ホンダの2台は順調にQ3に進出。Q3ではQ1のタイムを超えることができないという非常に難しい予選となったが、マックス・フェルスタッペンはポールポジションに手が届く位置で最後まで奮闘し、最終的には3番手でフィニッシュ。アレクサンダー・アルボンは6番手で終えた。

アレクサンダー・アルボン 「タイヤ毎に走り方を変える必要があった」

2020年10月25日
アレクサンダー・アルボン 「タイヤ毎に走り方を変える必要があった」 / レッドブル・ホンダ F1ポルトガルGP 予選
レッドブル・ホンダF1のアレクサンダー・アルボンは、2020年のF1世界選手権 第12戦 F1ポルトガルGPの予選を6番手で終えた。

アレクサンダー・アルボンは、Q3の最初のスティントでミディアムタイヤを選択するも、風の影響に加え、タイヤが温まりにくい状況下でQ1のタイムを超えることができなかった。

マックス・フェルスタッペン 「決勝でメルセデスと勝負できることは多い」

2020年10月25日
マックス・フェルスタッペン 「決勝でメルセデスと勝負できることは多い」  / レッドブル・ホンダ F1ポルトガルGP 予選後のコメント
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、2020年のF1世界選手権 第12戦 F1ポルトガルGPの予選で3番手タイムをマーク。ポールポジションを獲得したメルセデスのルイス・ハミルトンに0.252秒差に迫った。

レッドブル・ホンダは、前戦F1アイフェルGPでリア周りの大幅な改良を含めたアップデートを投入。今大会でも空力パッケージはうまく機能しているようであり、マックス・フェルスタッペンはニュルブルクリンクよりもメルセデス勢に近づいた。

レッドブルF1 「ホンダのF1エンジンを自社開発できなければ撤退」

2020年10月25日
レッドブルF1 「ホンダのF1エンジンを自社開発できなければ撤退」
レッドブルF1は、ホンダとともに2021年シーズン限りでF1から撤退する可能性をまだ除外していない。モータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、月曜日に行われるF1エンジンについての主要会議でF1撤退という脅迫を正式に表明することになるかもしれない。

レッドブルF1は、2022年からホンダのF1パワーユニット技術と運用に関する知的財産権の引き継ぎを検討しているが、それは2022年からのエンジン開発の凍結を含め、現在のレギュレーションが調整された場合に限られる。

ピエール・ガスリー、ルノーF1移籍の噂に「管理しているのはレッドブル」

2020年10月25日
ピエール・ガスリー、ルノーF1移籍の噂に「管理しているのはレッドブル」
ピエール・ガスリーは、ルノーF1移籍にむけて交渉していると報じられている。しかし、ガスリー自身はレッドブル外の選択肢については「僕には分からない」と語り、すべてはドライバーを管理するヘルムート・マルコ次第だと強調した。

2018年にレッドブル・レーシングへと昇格したピエール・ガスリーだが、成績不振を理由にわずか12レースでアレクサンダー・アルボンと交代するかたちでトロロッソに戻ることになった。

レッドブルF1代表、フェルスタッペンとストロールの接触事故を説明

2020年10月24日
レッドブルF1代表、フェルスタッペンとストロールの接触事故を説明
レッドブルF1のチーム代表クリスチャン・ホーナーが、F1ポルトガルGPのフリー走行2回目のマックス・フェルスタッペンとランス・ストロールの奇妙な接触を説明。お互いがお互いに妨げることはないと考えた大きな誤解があったと語った。

ターン1に向けて並走していたランス・ストロールはアウト側、マックス・フェルスタッペンはイン側を走行。しかし、わずかに先いたストロールがターンインしたことで両者は接触した。

ホンダF1:2020年 第12戦 F1ポルトガルGP 金曜フリー走行レポート

2020年10月24日
ホンダF1:2020年 第12戦 F1ポルトガルGP  金曜フリー走行レポート
ポルティマオのアルガルベ・インターナショナル・サーキットで開幕した2020年のF1世界選手権 第12戦 F1ポルトガルGPは、レッドブル・レーシング、アルファタウリ・ホンダともに好調なペースを見せたものの、ガスリー選手のマシントラブルに遭遇するなど、波乱に富む初日となった。

F1初開催のコースということで、まだコース上のグリップが低いFP1から、限界を探るためにプッシュしての走行となり、マックス・フェルスタッペン、ダニール・クビアトがスピンを喫する。

レッドブル・ホンダF1 分析:弱点である風に敏感な特性とデプロイメント

2020年10月24日
レッドブル・ホンダF1 分析:弱点である風に敏感な特性とデプロイメント / F1ポルトガルGP 金曜フリー走行
レッドブル・ホンダF1は、F1ポルトガルGP初日のフリー走行でまずまずの滑り出しを見せたと言えるが、少ない走行のなかでもアルガルベ・サーキットで改善しなければならない2つの課題が見えてきた。

全チームにとってアルガルベ・サーキットでの本格走行は初。路面が再舗装されたばかりで油が浮いているような状況ということもあり、ある意味でフリー走行1回目はチームとドライバーがサーキットに慣れるための時間となった。
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