2025年F1ハンガリーGP フリー走行2回目 プレイバック:角田裕毅9番手

序盤:ノリスが早々にトップ、各車ミディアム/ハードで様子見
セッション開始後すぐに全車がコースインし、主にミディアムタイヤを装着して周回。5分経過時点でルクレールがトップタイムを記録したが、10分過ぎにノリスが1分16秒916をマークして首位に浮上。ピアストリはやや遅れて6番手に続いた。
中盤:ソフトタイヤ投入で全体タイム更新、ノリスが最速
セッション中盤にはソフトタイヤでのタイムアタックが始まり、ピアストリがまず1分15秒915でトップへ。だが直後にノリスが1分15秒624を叩き出し、2回連続で最速タイムを記録した。3番手にはルクレールが入り、アストンマーティン勢も続いて上位に顔を出した。
終盤:ロングラン突入、レッドブルは依然苦戦
残り15分からは高燃料でのロングランへと移行。多くのマシンがミディアムタイヤに戻す中、ハミルトンやベアマンはソフトのまま周回を継続。角田裕毅はこのロングラン中も安定して走行を重ね、最終的に9番手を確保。フェルスタッペンは「前も後ろも滑る」と無線で訴え、14番手に終わった。
トラブルも発生、サインツはテレメトリを喪失
ウィリアムズのカルロス・サインツはセッション中にテレメトリを失い、DRSなどの機能も作動せず。ピットに戻る指示も届かず走行を続ける混乱が見られた。また、ローソンも下位に沈み、レーシングブルズとしては課題の残る内容となった。
FP2結果:マクラーレンが再び1-2、角田裕毅は9番手で初日を締める
トップはランド・ノリス(1分15秒624)、2番手はオスカー・ピアストリ(+0.291秒)、3番手はシャルル・ルクレール(+0.399秒)。アストンマーティン勢が4・5番手に続き、フェラーリとメルセデスも好位置を維持。角田裕毅は今季ベストの9番手でフェルスタッペンを上回り、好感触を得た。

2025年F1 ハンガリーGP フリー走行2回目 結果・タイムシート
Pos | No | ドライバー | チーム | タイム | GAP | LAP |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | ランド・ノリス | マクラーレン | 1分15秒624 | 27 | |
2 | 81 | オスカー・ピアストリ | マクラーレン | 1分15秒915 | 0.291 | 30 |
3 | 16 | シャルル・ルクレール | フェラーリ | 1分16秒023 | 0.399 | 28 |
4 | 18 | ランス・ストロール | アストンマーティン | 1分16秒119 | 0.495 | 28 |
5 | 14 | フェルナンド・アロンソ | アストンマーティン | 1分16秒233 | 0.609 | 25 |
6 | 44 | ルイス・ハミルトン | フェラーリ | 1分16秒329 | 0.705 | 28 |
7 | 63 | ジョージ・ラッセル | メルセデス | 1分16秒417 | 0.793 | 27 |
8 | 6 | アイザック・ハジャー | レーシングブルズ | 1分16秒427 | 0.803 | 30 |
9 | 22 | 角田裕毅 | レッドブル | 1分16秒485 | 0.861 | 30 |
10 | 12 | アンドレア・キミ・アントネッリ | メルセデス | 1分16秒520 | 0.896 | 26 |
11 | 87 | オリバー・ベアマン | ハース | 1分16秒567 | 0.943 | 27 |
12 | 27 | ニコ・ヒュルケンベルグ | ザウバー | 1分16秒680 | 1.056 | 31 |
13 | 31 | エステバン・オコン | ハース | 1分16秒704 | 1.080 | 29 |
14 | 1 | マックス・フェルスタッペン | レッドブル | 1分16秒791 | 1.167 | 25 |
15 | 55 | リアム・ローソン | レーシングブルズ | 1分16秒812 | 1.188 | 29 |
16 | 30 | カルロス・サインツJr. | ウィリアムズ | 1分16秒874 | 1.250 | 32 |
17 | 98 | ガブリエル・ボルトレト | ザウバー | 1分16秒946 | 1.322 | 29 |
18 | 23 | アレクサンダー・アルボン | ウィリアムズ | 1分17秒021 | 1.397 | 30 |
19 | 10 | ピエール・ガスリー | アルピーヌ | 1分17秒043 | 1.419 | 25 |
20 | 43 | フランコ・コラピント | アルピーヌ | 1分17秒159 | 1.535 | 29 |
カテゴリー: F1 / F1ハンガリーGP