ルノー、水曜日に2009年のドライバーを発表

2008年11月3日
ルノー 2009年
ルノーは、今週5日(水)に2009年のドライバーラインナップを発表する。

ルノーのチーム代表フラビオ・ブリアトーレは、ブラジルGPのレース後、2009年のドライバーラインナップに言及した。

「水曜日にドライバーを確定する。それが発表になるだろうが、ドライバーが誰になるかは言えない」

F1最終戦ブラジルGP決勝 (ドライバーコメント)

2008年11月3日
F1 ブラジルGP 決勝 ドライバーコメント

FORMULA 1 Grande Premio do Brasil 2008

マクラーレン:ハミルトンが最年少王座に(ブラジルGP)

2008年11月3日
ルイス・ハミルトン 最年少王座
マクラーレンは、F1ブラジルGPで、ルイス・ハミルトンが5位、ヘイキ・コバライネンが7位完走だった。

ルイス・ハミルトンが2年目にしてF1ワールドチャンピオンを獲得した。23歳10ヶ月25日でのワールドチャンピオン獲得はF1史上最年少となる。

2008年のタイトル争いは、F1の歴史に残るであろうドラマチックな戦いとなった。5位以上でタイトルを獲得できるハミルトンだったが、終盤に降り出した雨の中、セバスチャン・ベッテルに抜かれ、ファイナルラップでは6位だった。しかし、ラスト数コーナーでティモ・グロックが失速。ぎりぎりのところでグロックを抜いたハミルトンは、5位でチェッカーを受け、見事初タイトルを獲得した。

フェラーリ:マッサ、惜しくもタイトルを逃す(ブラジルGP)

2008年11月3日
フェラーリ フェリペ・マッサ
フェラーリは、F1ブラジルGPの決勝レースで、フェリペ・マッサが優勝、キミ・ライコネンが3位という結果だった。

フェリペ・マッサは、わずか1ポイント差で涙をのんだ。ハミルトンと7ポイント差で迎えた最終戦ブラジルGP。ポールポジションからスタートしたフェリペ・マッサは完璧なレース運びでトップでチェッカーを受けた。この時点でハミルトンとは同ポイントでマッサはタイトルを掴みかけた。

レッドブル:クルサード、わずか1コーナーのラストレース(ブラジルGP)

2008年11月3日
デビッド・クルサード ラストレース
レッドブルは、F1ブラジルGPで、マーク・ウェバーが9位、引退レースとなったデビッド・クルサードは、接触により1周も走りぬくことなくレースを終えた。

246戦目となるデビッド・クルサードのラストレースは、あっけなく終わってしまった。特別なカラーリングのマシンとレーシングスーツに身を包んでレースに挑んだクルサードだったが、オープニングラップのターン2でロズベルグに接触しスピン。さらに後ろからきた中嶋一貴と接触し、コース上でストップした。

トロ・ロッソ:ベッテルがハミルトンを抑え4位入賞(ブラジルGP)

2008年11月3日
セバスチャン・ベッテル トロ・ロッソ
トロ・ロッソは、F1ブラジルGPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが4位、セバスチャン・ブルデーは14位だった。

最終決戦を盛り上げたのは、間違いなくセバスチャン・ベッテルだろう。7番グリッドからスタートしたベッテルは、スタートで5位まで順位をあけ、ドライタイヤに履きかえたあとは、2位でマッサを追い詰める。その後、ピットストップで順位を下げるも、今度はルイス・ハミルトンを追い詰め、ファイナルラップではハミルトンをオーバーテイク。ティモ・グロックが後退するまでは、一時はハミルトンのチャンピオンを阻む存在となった。

トヨタ:ダブル入賞でコンストラクターズ5位(ブラジルGP)

2008年11月3日
トヨタ F1
トヨタは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ティモ・グロックが6位、ヤルノ・トゥルーリが8位でフィニッシュ。ダブル入賞を果たした。

スタート直前に強い雨が降り、レース開始は10分遅れることになった。その後、雨は止み、晴れ間がのぞいたが、ウェットコンディションでレースは始まった。ヤルノ・トゥルーリは2番手を走行していたが、ドライタイヤに履き替えた後に、順位を落とすこととなった。

レース終了間際に再び雨が降り出し、ウェットタイヤに交換するチームが多い中、トヨタはドライタイヤのままトラックに留まる決断をする。ティモ・グロックは一時4位まで順位を上げたが、最後の周回で順位を落とし、6位でフィニッシュ。図らずとも、ハミルトンのチャンピオンシップ獲得をドラマチックに演出するカタチとなった。

ルノー:アロンソが2位表彰台(ブラジルGP)

2008年11月3日
ルノー フェルナンド・アロンソ
ルノーは、F1ブラジルGPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが2位表彰台を獲得。ネルソン・ピケJr.はリタイアに終わった。

6番グリッドからスタートしたフェルナンド・アロンソは、スタート直後に7番手に順位を落とすも、ヘイキ・コバライネンをパスし序盤は6番手でレースを進める。その後、コンディションがドライに変化してきた絶妙のタイミングでピットインして3番手に浮上。さらに戦略で2番手にあがり、終盤はキミ・ライコネンの猛追を抑え、見事2位表彰台を獲得した。

ホンダ:アグレッシブな戦いでダブル完走(ブラジルGP)

2008年11月3日
ホンダ F1
ホンダは、F1ブラジルGPの決勝レースで、ジェンソン・バトンが13位、ルーベンス・バリチェロは15位完走だった。

ホンダの苦しい1年が終わった。ホンダは、ドライタイヤへの変更など、先手先手で攻めのレースを行い、終盤の雨ではエクストリームウェットを装着するギャンブルに出たが、残念ながら雨はそこまで強く降ることはなかった。

ホンダが2008年に獲得したポイントは14ポイント。フォース・インディアには勝ったが全体で9位という不本意な結果に終わった。
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