角田裕毅 レッドブルF1代表が新型フロア投入の「価値ある判断」を説明

スプリントで11位に終わった後、レッドブルはスプリントと決勝予選の間にパルクフェルメの規定が一時的に解除されるタイミングを利用し、角田裕毅のRB21に新仕様のフロアを装着。
この変更により、角田裕毅は予選でレッドブル加入後最高のパフォーマンスを発揮し、7番手を獲得した。チームメイトのマックス・フェルスタッペンとは0.342秒差だった。
それまでの角田裕毅のベストは、オーストリアでの0.533秒差、順位としてはサウジアラビアでの8番手が最高だった。
メキースは、今回の決断の背景とリスクについて次のように語っている。

「新型フロアの投入で注目を集めたが、実際には我々にとって特別なことではない」とメキースは語った。
「できるだけ早く最新仕様をトラックに持ち込み、1台目、そして2台目と順に適用する。それはパーツの入荷タイミング次第なんだ」
「今回は、(スプリントと決勝予選の間の)やや変則的なウインドウで投入するか、翌週末まで待つかの選択を迫られた。通常、こうした変更はドライバーがアジャストするのに時間がかかるため、予選直前の導入は歓迎されない」
「だが、我々はそのリスクを取る価値があると判断した」
さらにメキースは、短時間でのパーツ交換と適応を成功させたチームと角田裕毅を称賛した。
「部品を取り付けるのは非常にタイトな作業だったが、クルーは素晴らしい仕事をしたし、角田も予選の中でしっかりと順応して、確実にパフォーマンスを向上させ、素晴らしい予選をやってのけた」
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