バルテリ・ボッタス キャデラックとのF1復帰が目前に接近?
バルテリ・ボッタスが2026年のキャデラックF1チーム入りに向けて、フルタイム復帰の最終段階に入ったと複数の情報筋が報じている。

スパでの週末後、有名F1フォトグラファーのキム・イルマンは、自身のYouTubeチャンネルでフィンランドのMTVに語った内容として、ボッタスとの私的なやり取りを明かした。

「彼に“キャデラックと契約したっていう報道を見たよ”と伝えたら、彼は『まだ契約はしてないけど、近づいている』って答えたんだ」

イルマンは続けて、「もちろん“近い”というのは確定ではないけど、僕が賭けをするなら、彼が来季キャデラックのドライバーになる可能性はかなり高いと思う」と述べている。

この憶測はベルギーGP週末で一気に加熱し、元世界王者ニコ・ロズベルグがスカイ・スポーツのグリッド上ライブ中継でボッタスに直撃した。

「キャデラックと新契約?」と尋ねるロズベルグに対し、現在35歳でメルセデスのリザーブドライバーを務めるボッタスは「このスポーツには噂がつきものだからね」と笑みを浮かべてはぐらかした。

バルテリ・ボッタス キャデラック F1バルテリ・ボッタス、キャデラックF1加入が目前と報じられる中、スパで笑顔を見せる

キャデラックはアストンマーティンのリザーブドライバー、フェリペ・ドルゴヴィッチとのコンビを形成するとの見方が強い一方で、ボッタスにはアルピーヌ移籍の噂もあった。アルピーヌではフランコ・コラピントがF1デビュー後の後半戦で苦戦しており、去就が不透明だ。

独『Auto Motor und Sport』のマイケル・シュミットは、ウィリアムズからレンタル移籍中のこのアルゼンチン人ルーキーが2025年末で解雇される見込みだと報じた。

「ジャック・ドゥーハンはすでにシートを失っており、フランコ・コラピントも今シーズン終了後には放出されるだろう」とし、スパでの彼の評価を10点満点中4点と辛辣に採点。対照的にチームメイトのピエール・ガスリーには満点の10点を与えている。

さらにロズベルグはf1-insider.comに対し、キャデラックがF1初年度に起用すべきドライバーとしてボッタスを推奨。

「ボッタスは間違いなく有力だ。彼はルイス・ハミルトンとの直接対決でも近い位置にいた。安全な選択だよ」と語っている。

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / キャデラックF1チーム