F1イギリスGP フリー走行1回目:ベッテルがトップタイム
2009年6月19日

昨夜、FOTAが新シリーズ立ち上げを発表したことで分裂状態にあるF1だが、各ドライバーはいつも通り日曜日のレースへ向けて作業を開始した。
トップタイムを記録したのは、レッドブルのセバスチャン・ベッテルー、2番手にもマーク・ウェバーが入り、レッドブル勢が好調なスタートを切った。
F1分裂による損失は22億ドル
2009年6月19日

フェラーリ、マクラーレン、BMWザウバー、トヨタ、ルノー、レッドブル、トロ・ロッソ、ブラウンGPのFOTAチームは、2010年のコスト削減規約との交渉でFIAと決裂。新シリーズを立ち上げる準備を始めることを発表した。
フォーミュラマネーは、チームオーナーからの資金、スポンサー契約、パートナー契約による損失が約22億ドル(約2,130億円)に達すると試算。これは2008年のF1収入の47%を占めることになる。
FIA 「FOTAの動きを許すわけにはいかない」
2009年6月19日

FIA会長のマックス・モズレーは、これまでの収入、統治、規則に関する交渉が失敗に終わったことについて、「残念だが、驚いてはいない」と語る。
「FIAは、選手権において財政を武器にした争いを許すわけにはいかない。また、FOTAがF1の規則を写し取ることも許容できない」
FOTA、新シリーズ設立を発表
2009年6月19日

FOTAの8チーム(フェラーリ、マクラーレン、ルノー、BMW、トヨタ、ブラウン、レッドブル、トロ・ロッソ)は、18日にエンストンにあるルノーのファクトリーで4時間にわたる会議を行った。
会議を終え、FOTAはFIAのスタンスに苛立ちを募らせており、独自のシリーズを立ち上げざるを得ないと語った。
ブリヂストン、F1第8戦イギリスGPの展望
2009年6月19日

ブリヂストンは、今年限りで開催が終了する予定のシルバーストン・サーキットでのイギリスGPにハードとソフトの両コンパウンドで臨む。
ドライバーとチームは、スタート・フィニッシュ・ストレート前に低速セクションを擁する、ほぼ全域を高速で駆け抜けるこのサーキットの課題に挑む。スピードが速く、しかも路面が粗いため、タイヤは終始過酷な状況下に置かれることになる。
佐藤琢磨、今年もカートイベントを開催
2009年6月19日

昨年は、富士スピードウェイのカートコースで佐藤琢磨のカートイベントは開催されたが、今年は場所をオートパラダイス御殿場に移し、カートの数も20台に増やされる。
これにより、今年は100名がカート走行を楽しめるという。
ジェンソン・バトン、イギリスGP特別ヘルメット
2009年6月19日

ここ数年、イギリスGPを特別ヘルメットで挑んでいるバトンだが、今年もその伝統は続けられる。
ヘルメットのデザインは、今シーズンはじめからバトンの公式ホームページで募集され、何百という作品の中からバーニー・ゾブルさんの“Push The Button”がバトンによって選ばれた。
レッドブル、大幅なアップグレードを投入 (F1イギリスGP)
2009年6月19日

今回RB5は、新しいノーズ、エンジンカバー、フロント&リアウイング、リアディフューザー、そしてホイールベースに手が入れられ、今回のアップデートはマシンのルックスにまで影響を与えるとされている。
特にフロントノーズは、よりワイドとなり、ベッテルによれば“アヒルのくちばし”のような形状になるという。
ジェンソン・バトン 「ポイント差のおかげでプレッシャーはない」
2009年6月19日

今回のイギリスGPは、ジェンソン・バトンのキャリアで最も優勝する可能性があり、メディアやファンもそう予想している。しかし、バトンは今週末を通して冷静でいられるだろうと考えている。