2025年F1ハンガリーGP 初日フリー走行:11番手以下 ドライバーコメント

11位以降ではミッドフィールド争いが激化する中、オリバー・ベアマンやニコ・ヒュルケンベルグが一時トップ10圏内の速さを見せた。一方で、レッドブルのフェルスタッペンはグリップ不足を訴え苦戦、ローソンも流れをつかめずに終わった。
ウィリアムズとアルピーヌ勢は全体的に低調で、セットアップやグリップ面での課題を抱えるコメントが相次いだ。明日の予選での巻き返しに注目が集まる。
11番手:オリバー・ベアマン(ハース)
「FP1はクリーンに走れて、最初からクルマの感触が良かった。FP2も似た感触はあったけど、セッションが少し乱れていてリズムを掴むのが難しかった。そこそこ良いラップはできたけど、もっと速く走れると思う。明日はクリーンなセッションと良い予選を目指したい」
12番手:ニコ・ヒュルケンベルグ(ザウバー)
「FP1はアーロンが走ったので僕の走行時間は少なかったけど、FP2はスムーズにいった。セッションは問題なく、すぐにクルマにも慣れた。プログラムをすべて消化できて、貴重なデータも取れた。今夜はその分析をして、明日に向けてベストの状態にしたい」
13番手:エステバン・オコン(ハース)
「FP1ではクルマは悪くなかったけど、ラップは完璧にはまとめきれなかった。FP2は少し後退して、クルマのバランスがしっくりこなかった。すべての要素をまとめる必要があるね。ほんの1〜2コンマでポジションが大きく変わるから、すべてを正確にこなすことが大切」
14番手:マックス・フェルスタッペン(レッドブル)
「今日はかなり厳しかった。グリップがなくてバランスも悪く、全体的に何も機能していない感じだった。何が問題なのかまだ分かっていないから、今夜しっかり調べる必要がある。セッション中にタオルが足元に落ちそうになったので、安全のためにコース脇に捨てたけど、走り自体は良くなかった。マクラーレンが強いので、我々も改善しなければならない」
15番手:リアム・ローソン(レーシングブルズ)
「今日は少し難しかった。ハンガロリンクは楽しいけど、トラフィックが厄介だ。もう1セッションあるから、改善のチャンスはあるし、細かな部分で前進できれば大きくポジションを上げられると思う」

16番手:カルロス・サインツJr.(ウィリアムズ)
「今日は少し問題もあって、望んでいたパフォーマンスには届かなかった。最初からこのサーキットは僕らにとって難しいと予想していたけど、一日を通じていろいろ試してきた。今夜しっかり見直して、明日はトップ10を目指して挑みたい」
17番手:ガブリエル・ボルトレト(ザウバー)
「全体的には悪くない一日だったけど、ベストなフィーリングではなかった。特にソフトタイヤでのFP2ではバランスに苦しんだ。とはいえロングランは良かったし、運転面でも進歩はあった。明日までにうまく仕上げていきたい」
18番手:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「今日は悪くなかった。FP1は好調で、2回目のアタックをしなくてもトップ5に入れそうな感じだった。セットアップの変更は良い感触だったけど、FP2では少し間違った方向に進んだかもしれない。ここは僕たちにとって難しいサーキットだけど、学ぶことも多い」
19番手:ピエール・ガスリー(アルピーヌ)
「ブダペストでの今日は厳しい一日だった。とにかくクルマをうまくまとめられず、スライドも多かった。今夜と明日の朝でできる限り改善していく。最近のレースではフリー走行で苦しんでも結果を出せているから、まだ前向きでいたい」
20番手:フランコ・コラピント(アルピーヌ)
「今日は簡単ではなかった。ピエールと僕の両方が似たような問題に直面して、バランスとグリップ不足に悩まされた。クルマが一貫性に欠けていて、ドライブしにくかった。改善点は多いけど、明日に向けてもっと良くできるはず」
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