2025年F1ハンガリーGP FP3 プレイバック:オスカー・ピアストリが最速
マクラーレンのオスカー・ピアストリがF1ベルギーGP土曜最初のセッションで最速タイムを記録し、チームメイトのランド・ノリスとの接戦を初めて制した。これでマクラーレンは週末のフリー走行全セッションをトップで締めくくる形となった。トップ3にはフェラーリのシャルル・ルクレールが加わったが、上位2台とのギャップはおよそ0.4秒。一方、レッドブルはフェルスタッペンがミスで順位を落とし、角田裕毅も19番手と後方に沈んだ。混戦模様の中団ではザウバー勢がそろってトップ10入りを果たし、力強さを見せた。以下、時系列でプレイバック。

■ 静かな滑り出し、マクラーレンとアストンがハードで周回
セッション序盤は各チームがハードやミディアムタイヤで走行を開始。マクラーレンとアストンマーティンはレースを見据えたスクラブ走行に集中した。

■ コラピントが最初のアタック、1分18秒で基準タイム
フランコ・コラピントがC5タイヤで最初の本格的なアタックを敢行し、1分18秒006を記録。他車が様子見するなかで先陣を切った。

■ 角田裕毅がミディアムで暫定トップ、好調維持か
角田裕毅がミディアムタイヤで登場し、1分17秒台の好タイムをマーク。一時的にトップに立ち、金曜の好調を継続するかに見えた。

■ フェルスタッペンが1分16秒5で首位に立つも安定感に欠ける
レッドブルはソフトタイヤでのアタックを実施。フェルスタッペンは好タイムを記録して一時首位に立つが、後半はミスも見られタイム更新には至らなかった。

■ ピアストリが1分16秒240でトップ、ノリスは伸びず
オスカー・ピアストリがきっちりとラップをまとめて再びトップに浮上。一方、ランド・ノリスはトラフィックやミスにより5番手どまり。

■ 各車が続々とタイム更新、三つ巴の接戦に
ルクレール、フェルスタッペン、ピアストリが0.1秒以内にひしめく大接戦。ザウバーのボルトレトも好走を見せ、上位に割って入った。

■ ピアストリが完璧なアタック、全セクター最速で1分14秒台
2セット目のソフトタイヤで臨んだピアストリがすべてのセクターで最速タイムを記録し、1分14秒916の圧巻のラップで首位固め。

■ ノリスが僅差で2番手、マクラーレンが1-2確保
ノリスも続いてアタックを成功させ、0.032秒差で2番手に浮上。マクラーレンの1-2体制が確定した。

■ フェルスタッペンはミスで後退、アントネッリが急浮上
フェルスタッペンは飛び出しでタイムをロスし、上位に残れず。代わってアントネッリがメルセデス最上位となる5番手にジャンプアップ。

■ ハジャーがスピン、フラットスポットで最下位に
ターン13でアイザック・ハジャーがスピン。タイヤに大きなダメージを負い、満足なアタックができないまま20番手に終わった。

■ セッション終了、マクラーレンが全セッション制覇
ピアストリがトップタイムを守り切り、マクラーレンが金曜からの全セッションをリード。決勝に向けて最有力候補として存在感を示した。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / F1ハンガリーGP