2025年F1ハンガリーGP 初日フリー走行:トップ10 ドライバーコメント
2025年F1ハンガリーGP初日のフリー走行でトップ10入りしたドライバーのコメント。8月1日(金)にハンガロリンクで2025年のF1世界選手権 第14戦 ハンガリーグランプリのプラクティスが行われた。

ランド・ノリスとオスカー・ピアストリがフリー走行1回目と2回目の両方で1-2体制を築き、マクラーレンが金曜を席巻した。これに続いたのはフェラーリのシャルル・ルクレール、アストンマーティン勢が好調を見せて4〜5番手を確保するなど、上位争いは熾烈だった。

フェラーリのルイス・ハミルトンは6番手に続き、メルセデス勢もトップ10入りを果たした。レーシングブルズのルーキー、アイザック・ハジャーが8番手と躍進し、レッドブルの角田裕毅も9番手に入りチームメイトのフェルスタッペンを上回る結果となった。

1番手:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今日はかなり有望な一日だった。最初の数周からクルマの感触は良くて、競争も激しいけど、クルマに求めることは明確になっている。今夜しっかり準備して、明日の予選に万全の状態で臨みたい」

2番手:オスカー・ピアストリ(マクラーレン)
「良い金曜日だった。僕たちはかなり競争力がありそうだ。今夜いくつか調整すべき点はあるけど、全体としては堅実なスタートになった。明日何ができるか楽しみにしているよ」

3番手:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「両セッションとも予定していたプログラムを消化できた。マクラーレンは少し前にいるけど、僕らは自分たちの仕事に集中して、明日に向けて流れを変えられるように努力する。今日やったことを再現できれば、そう悪くないはずだ」

4番手:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「ハンガリーに戻ってこられてうれしい。どちらのセッションでもクルマのバランスは良くて満足している。良いスタートになったけど、金曜の順位では全体像は見えにくいからね」

5番手:フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)
「背中の筋肉に小さなケガがあるけど、いくつかの対策をしてFP2では痛みなく走れたのはポジティブだった。FP1は欠場したけど、FP2では良い感触だった。クルマのバランスはまだ完璧ではないので、今夜しっかり改善したい」

ハンガリーグランプリ 角田裕毅

6番手:ルイス・ハミルトン(フェラーリ)
「今日はバランス改善のためにいくつか変更を試した。グリップをまだ追いかけているけど、ポジティブな方向には進んでいる。タイヤのデグラデーションは最近のレースより高く感じた。今夜はたくさん分析することになるね」

7番手:ジョージ・ラッセル(メルセデス)
「今日はちょっと不思議な一日だった。マクラーレンが強いのは想定内だったけど、アストンマーティンなどもかなり速かった。僕らは旧仕様のリアサスペンションに戻して安定性を改善しようとしたけど、結果的に良い方向に働いて、クルマの感触は良くなった」

8番手:アイザック・ハジャー(レーシングブルズ)
「マシンの感触はとても良くて、FP1は力強かった。FP2ではトップチームが本気を出してきて少し順位は落ちたけど、クルマのパフォーマンスは維持できていた。まだ完全には慣れていない部分もあるけど、すごく楽しいサーキットだし、改善の余地もある」

9番手:角田裕毅(レッドブル)
「今日は両方のセッションで、いくつかポジティブなところがありました。FP1からFP2にかけてパフォーマンスが上がったのは、金曜日としてはすごく良い兆しだと思います。問題はバランスというよりも、グリップが足りなかったことで、そこが少し足りなかったかなという印象です。明日に向けては、今日の走行を通じて見えたポジティブな面をしっかり活かしながら、まだ足りていない部分を突き詰めていきたいと思います」

10番手:アンドレア・キミ・アントネッリ(メルセデス)
「ここ数戦に比べてクルマから自信を感じられたし、ラップタイムを引き出せた。渋滞のせいでベストラップは妨げられたけど、ロングランは良かったし、良い感触がある。予選でしっかりまとめて、ポイント争いに絡みたい」

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カテゴリー: F1 / F1ハンガリーGP / F1ドライバー