ホンダF1:2021年 第12戦 F1ベルギーGP 予選レポート
2021年8月29日
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F1ベルギーGPの予選は目まぐるしく天候が変わる厳しいコンディションで行われたが、レッドブル・レーシング・ホンダのパートナーシップ50戦記念という節目のレースで、マックス・フェルスタッペンがポールポジションを獲得。ホンダF1パワーユニット勢は3台がトップ10入りを果たした。
2021年 F1ベルギーGP 決勝:スターティンググリッド
2021年8月29日
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F1ベルギーGPでは、現時点で3名のドライバーのペナルティが確定。前戦F1ハンガリーGPでクラッシュを引き起こしたバルテリ・ボッタス(メルセデス)とランス・ストロール(アストンマーティン)がそれぞれ5グリッド降格。また、予選Q3で大クラッシュを喫したランド・ノリス(マクラーレン)は、ギアボックス交換によって5グリッド降格となる。
F1ベルギーGP 2021年:開催スケジュール&テレビ放送時間
2021年8月29日
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F1ベルギーGPの舞台は、伝統的なサーキットであるスパ・フランコルシャン。シーズンで最長となる7kmを超える全長、高速コーナーやオー・ルージュに代表される高速のコンプレッションが存在するスパ・フランコルシャンは、エンジンパワーと空力の効率性が試されるサーキットだ。
キミ・ライコネン、リアウイング変更でピットレーンスタート
2021年8月29日
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予選18番手で終えたキミ・ライコネンのピットレーンスタートは、決勝がスタートする1時間強前にFIA(国際自動車連盟)から発表された。これにより、ニキータ・マゼピンがミック・シューマッハの後ろの18番グリッドへ昇格。F1ハンガリーGPのクラッシュによって5グリッド降格を言い渡されたランス・ストロールの“最後尾”は変わらない。
ホンダF1 山本雅史MD 『レッドブル・レーシングとの50戦目を迎えて』
2021年8月29日
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この50戦で11勝を挙げて勝率は22%。これに加えて、21回の表彰台も記録している。2019年からのパートナーシップが発表されたのが遠い昔のようにも思えるが、ホンダの山本雅史マネージングディレクターにとっては、今でも特別な思い出となっているようだ。
2021年 F1ベルギーGP 決勝:持ちタイヤ数&タイヤ戦略予想
2021年8月29日
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ピレリは、ハンガロリンクに昨年のと同じC2(ハード)、C3(ミディアム)、C4(ソフト)とレンジの中央の硬さのコンパウンドをノミネートしているしかし、土曜日はFP3でドライタイヤを試したランド・ノリス(マクラーレン)を除いては全員が雨用タイヤしか使用しなかったため、全ドライバーが全種類の新品のドライタイヤを残している。
2021年 F1ベルギーGP 予選:トップ10 ドライバーコメント
2021年8月29日
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1位:マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
「このホームグランプリでポールポジションを獲れてとてもうれしい。簡単ではなかった。ラップをまとめるのが大変で、正しいタイミングと適切なラインを探りながら、どのくらいのスピードでコーナーに進入すべきかを判断した。長い赤旗中断の後だったので、難しかった。また、タイヤの熱入れも重要で、このような長いコースではラップタイムに2~3秒の影響が出る」
2021年 F1ベルギーGP 予選:ドライバーコメント(11位~20位)
2021年8月29日
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11位:シャルル・ルクレール(フェラーリ)
「僕たちにとって今日の予選はトリッキーだった。マシンバランスにはとても満足していたし、コースコンディションを考えると全体的なパフォーマンスは悪くなかっただけに残念だ。後から考えれば、Q2でタイヤ交換を遅らせた方が良かったかもしれない。でも、後からそう言うのは簡単だ」
マックス・フェルスタッペン 「ウェットではラップがすべてだとは思わない」
2021年8月29日
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Q3開始前には再び大雨となり、不安定なコンディションの中でセッションがスタート。ウエットタイヤを装着したランド・ノリス(マクラーレン)が、アタックの1台目となりましたが、オー・ルージュでコントロールを失い、激しいクラッシュを喫し、赤旗中断となる。マシンの撤去や路面の処理を行う間に雨が強まったこともあり、再開まで45分間の中断になった。