ティモ・グロック、F1スペインGPを振り返る

2009年5月13日
ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
ティモ・グロックが、F1スペインGPを振り返った。トヨタは、開幕戦からの連続記録が途切れ、優位性が失われたようにも見えたが、グロックはトヨタの巻き返しに信頼を寄せる。

スペインGPの週末を総括してもらえますか?
一筋縄ではいかない週末で、最後は本当に期待外れとなってしまった。我々はスペインGPにもっと多くのことを期待していたから、10位という結果は予想を遥かに下回るものだった。今回のレース中の我々のパフォーマンスは、明らかにシーズン序盤の我々が示した高い基準に達していなかった。しかし、我々はここから先の各レースに対応すべく全力で仕事を進めている。

トヨタ:今季初のノーポイント (F1スペインGP)

2009年5月11日
トヨタ F1 スペインGP
トヨタは、F1スペインGPの決勝レースで、ティモ・グロックが10位、ヤルノ・トゥルーリは、1周目の多重クラッシュの原因となりリタイアに終わった。

ティモ・グロック (10位)
「タフなレースだった。うまくスタートができなかった。ヤルノも同様だったが、うまくスタートできなかった理由を分析しなければならない。ヤルノの後ろにつき、第1コーナーを迎えたが、彼がスピンするのが見えた。この事故を通り抜けると、(ニコ・)ロズベルグが前にいたが、スリップストリームに入れるほど、彼に充分近づくことができなかった。近づいた際には、タイヤの性能が落ち、追いつくことができなかった。前を誰も走っていないときでも、クルマがシックリこない部分も感じたので、何が原因かチェックし、次のレースは、もっと強くなって戻ってきたい」

トヨタ:2台揃ってトップ10入り (F1スペインGP予選)

2009年5月10日
トヨタ F1 スペインGP 予選
トヨタは、F1スペインGPの予選で、ティモ・グロックが6番手、ヤルノ・トゥルーリは7番手だった。

ティモ・グロック (6番手)
「フリー走行は完璧とまではいかなかったが、6番手以内での決勝グリッドには、かなり満足だ。フリー走行では、クルマの安定性不足に少し苦しんだが、改善を尽くし、予選を6番手で終えたので、喜ぶべきだと思う。もちろん、なるべく先頭に行きたかったが、今週末に向けて、他のチームも大きく改良をしてきており、力の差が縮まった中での競争になっている。今シーズンは全てのレースでポイントを挙げており、3列目からのスタートは、これを続ける大きなチャンスだと思う。表彰台に上がるのは簡単でないが、もちろん、精一杯頑張る。明日の決勝を楽しみにしている」

トヨタ 「2010年はF1に参戦しないかもしれない」

2009年5月9日
トヨタ F1撤退の可能性を示唆
トヨタは、来シーズン導入される予算キャップの計画にかなり大きな妥協がなけれなければ、2010年のF1世界選手権に参戦しない可能性があることを明らかにした。

現在、導入が予定されている予算キャップでは、F1に2つのテクニカルレギュレーションが存在することになり、多くのチームが懸念を表明している。

そんな中、トヨタF1チームのジョン・ハウエットは、チームが現在、来年を確約するポジションにいないことを明らかにした。

トヨタ:F1スペインGP初日

2009年5月9日
トヨタ F1 スペインGP
トヨタは、F1スペインGP初日のフリー走行で、ティモ・グロックが18番手、ヤルノ・トゥルーリが19番手だった。

ティモ・グロック (18番手)
正直に言えば、今日はあまりいい日ではなかった。1回目、2回目とも、タイヤを使いこなすのに苦労し、何が問題なのか見出すのが難しいところもあった。結果を分析し、明日の予選に向けて、もっと改良を重ねなければならない。今日のフリー走行は満足行く出来ではなかったが、あきらめてはいない。問題解決のために、ベストを尽くす。

イエンツ・マークアート (トヨタF1 チームマネージャー)

2009年5月6日
イエンツ・マークアート (トヨタF1 チームマネージャー)
トヨタF1チームのチームマネージャーを務めるイエンツ・マークアートが、チームマネージャーの仕事について語る。

チームマネージャーのあなたは、現在どんな職務を担っているのですか?
基本的な私の仕事は、F1の競技の部分(スポーティングレギュレーションに基づくスポーツ競技としてのF1)及びロジスティクスに関してFIAと連絡を取りつつ、チームの実務面のあらゆる機能が、間違いなくスムーズに進むようにすることだ。

ヤルノ・トゥルーリ (F1スペインGPプレビュー)

2009年5月4日
ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
ヤルノ・トゥルーリが、F1スペインGPへの意気込みを語った。

ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
開幕4戦の後、再び、慣れたヨーロッパに戻れて嬉しい。今季の序盤戦では、新型車のポテンシャルを示すことができた。バーレーンでのポールポジションと最速ラップタイムは大きな成果であり、私たちにとって、大きな自信になった。バルセロナでの戦いはこれからだが、今年の我々の競争力からすれば、良い結果を期待できる。

ティモ・グロック (F1スペインGPプレビュー)

2009年5月4日
ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
ティモ・グロックが、F1スペインGPへの意気込みを語った。

ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
数年間、テストやレースを経験しているバルセロナは、よく知っているサーキットの1つで、スペイングランプリにも自信を持っている。これまで全レースでポイントを稼いでいるのは、自分以外では2人しかいないので、今週末ももちろんキープしたい。ただ、バーレーンのポイントよりもう少し多く稼ぎたい。フロントローからスタートしながら7位でしかフィニッシュできなかったのは残念だが、クルマのポテンシャルの高さは誰が見ても明らかだ。

トヨタ フロントノーズ交換システム

2009年5月2日
トヨタ フロントウイング交換
トヨタは、今シーズン、ユニークなフロントノーズ交換システムを導入している。

2009年からフロントウイングの幅が拡大され、ウイングには可変デバイスも組み込まれており、また各F1チームは、重量配分を最適化するためにフロント部にバラストなどを装着するため、今年のフロントウイングはかなり重くなっている。

そのためフロントノーズの交換は、これまで以上に大変な作業となっている。
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