トヨタ:ダブル入賞で復調の兆し (F1トルコGP)
トヨタは、F1トルコGPの決勝レースで、ヤルノ・トゥルーリが4位、ティモ・グロックが8位に入り、ダブル入賞を果たした。
ヤルノ・トゥルーリ (4位)
「レース結果にもクルマにも満足している。パフォーマンスの向上のために頑張って働いたので、表彰台を狙う位置に戻ったことは大変嬉しい。今週末は、エンジニアを含めチームで改良を重ねた結果、スタートに成功し、第1コーナーで2つも順位を上げた。ただ、1周目でブレーキ不足に大変苦しみ、4番手に下がってしまった。その後はリズム良くラップを刻み、ニコ・ロズベルグと激しく競い合った。最初のピットストップで、彼に前に出られたが、すぐに立て直し、2回目のピットストップで追い抜いた。路面にゴムが乗ってくると、最後まで競争力を高く保ちながら、上位争いができて楽しかった。今週金曜日より、感触が良く、適切なセットアップが見つかった。再び高いレベルで競い合うようになり、嬉しい限りだ」
ティモ・グロック (8位)
「13番手グリッドからのポイント圏内でのフィニッシュはたやすくはなかった。スタート直後はうまくいったが、第1コーナーで渋滞につかまり、他のクルマに押される形で外に出た。ここで順位を少し落とすことがなければ、もっといい結果だったかもしれない。だけど、クルマの調子は良く、また燃料補給も素早かったので、ポイントを取れたことは嬉しい。F1で好位置を得るのは難しいが、私たちの戦略は正しくて、ピットストップも素晴らしかった上に、セットアップもうまく機能したので、チームに感謝したい。ポイント獲得という決勝前の目標を達成できて満足。次のレースではもっと上を目指したい」
新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
「50℃にも達する路面温度でタイヤの選択は限られてしまったが、ドライバーの頑張りと、ピットストップ作戦が上手く働き、2台揃って入賞し、ポイント獲得できた。新しく準備した空力パーツやセッティングが効果を発揮、レース中のタイムを見ても、クルマのスピードは本来のものに戻ってきた。もっとクルマを速くし、表彰台、そして優勝を目指して、次のイギリスGPに臨みたい」
山科忠 (TMG会長 兼 チーム代表)
「ドライバーが2人ともポイントを取ることができ、結果には満足している。再び上位争いに絡むことができたが、常に、この位置で戦いたいと思っている。昨日の予選を考えると、チームは精一杯やり、ベストな結果を引き出せたと思う。しかし、もちろん狙うは表彰台で、かなり良くなったとはいえ、もっとパフォーマンスが良くなるように、一生懸命頑張りたい。まだトップチームとの差があるので、次のレースではこれを縮めるつもり。シルバーストンは得意なコースであり、私たちのクルマにフィットするので、イギリスGPでさらに良い結果を出したいと思っている」
関連:
F1トルコGP:ジェンソン・バトンが今季6勝目
カテゴリー: F1 / トヨタ
ヤルノ・トゥルーリ (4位)
「レース結果にもクルマにも満足している。パフォーマンスの向上のために頑張って働いたので、表彰台を狙う位置に戻ったことは大変嬉しい。今週末は、エンジニアを含めチームで改良を重ねた結果、スタートに成功し、第1コーナーで2つも順位を上げた。ただ、1周目でブレーキ不足に大変苦しみ、4番手に下がってしまった。その後はリズム良くラップを刻み、ニコ・ロズベルグと激しく競い合った。最初のピットストップで、彼に前に出られたが、すぐに立て直し、2回目のピットストップで追い抜いた。路面にゴムが乗ってくると、最後まで競争力を高く保ちながら、上位争いができて楽しかった。今週金曜日より、感触が良く、適切なセットアップが見つかった。再び高いレベルで競い合うようになり、嬉しい限りだ」
ティモ・グロック (8位)
「13番手グリッドからのポイント圏内でのフィニッシュはたやすくはなかった。スタート直後はうまくいったが、第1コーナーで渋滞につかまり、他のクルマに押される形で外に出た。ここで順位を少し落とすことがなければ、もっといい結果だったかもしれない。だけど、クルマの調子は良く、また燃料補給も素早かったので、ポイントを取れたことは嬉しい。F1で好位置を得るのは難しいが、私たちの戦略は正しくて、ピットストップも素晴らしかった上に、セットアップもうまく機能したので、チームに感謝したい。ポイント獲得という決勝前の目標を達成できて満足。次のレースではもっと上を目指したい」
新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
「50℃にも達する路面温度でタイヤの選択は限られてしまったが、ドライバーの頑張りと、ピットストップ作戦が上手く働き、2台揃って入賞し、ポイント獲得できた。新しく準備した空力パーツやセッティングが効果を発揮、レース中のタイムを見ても、クルマのスピードは本来のものに戻ってきた。もっとクルマを速くし、表彰台、そして優勝を目指して、次のイギリスGPに臨みたい」
山科忠 (TMG会長 兼 チーム代表)
「ドライバーが2人ともポイントを取ることができ、結果には満足している。再び上位争いに絡むことができたが、常に、この位置で戦いたいと思っている。昨日の予選を考えると、チームは精一杯やり、ベストな結果を引き出せたと思う。しかし、もちろん狙うは表彰台で、かなり良くなったとはいえ、もっとパフォーマンスが良くなるように、一生懸命頑張りたい。まだトップチームとの差があるので、次のレースではこれを縮めるつもり。シルバーストンは得意なコースであり、私たちのクルマにフィットするので、イギリスGPでさらに良い結果を出したいと思っている」
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