バルテリ・ボッタス キャデラックF1との交渉はすでに決着済?

「僕はF1グリッドに戻りたい。それが僕の目標だ」と、35歳のボッタスはハンガリーGPでSkyドイツに語った。
ボッタスは、話し合いが進んでいることは認めつつも、契約はまだ成立していないと明言している。
「8月には次に何が起こるのか分かるといいね」と語り、「長期的なプロジェクトを見ているけど、短期的なものでも構わない」と続けた。
「話し合いは続いている。8月にはもっと時間が取れると思うよ」とフィンランド人ドライバーは加えた。
こうした発言は、ボッタスがキャデラックのF1参戦におけるリードドライバー候補であるとの報道が強まる中で飛び出したもの。アストンマーティンのリザーブドライバー、フェリペ・ドルゴヴィッチとのコンビの可能性も取り沙汰されている。
元F1ドライバーのラルフ・シューマッハはSkyドイツで、「すでに話はまとまっている」との見方を示した。
「新チームにとって、バルテリ・ボッタスのような経験豊富なドライバーを1人は擁することは良いことだと思う。我々の耳に入っている限りでは、彼の起用は決まっているようだ。あとはセカンドドライバーが誰になるかが注目だね」と語った。
オーストリアの『Kleine Zeitung』によれば、もう一人の候補としてセルジオ・ペレスの名前も挙がっている。ペレスはアルピーヌとの関係も取り沙汰されており、カルロス・スリムら有力な支援者がその動きを後押ししているとされる。
一方で、アルピーヌのルーキー、フランコ・コラピントのシートが危機に瀕しているとも報じられている。
キャデラックの候補としては角田裕毅の名前も浮上しており、ホンダのアストンマーティン移籍を見据えて、レッドブルがドライバー構成を再評価している最中だ。
角田の将来について問われたレッドブルのアドバイザー、ヘルムート・マルコは、ドイツ『Sport1』に対してこう語った。
「我々のドライバー評価は、これまで通り夏休み後に行う。現時点では何も決まっていない」
「ポジティブな面もネガティブな面も含めて、彼らのパフォーマンスを見ているところだ」
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