バルテリ・ボッタス キャデラックF1との交渉はすでに決着済?
バルテリ・ボッタスは、2026年のF1グリッド復帰を依然として目指していると明言。キャデラックの新チームとの関係が強まる中、その動向に注目が集まっている。

「僕はF1グリッドに戻りたい。それが僕の目標だ」と、35歳のボッタスはハンガリーGPでSkyドイツに語った。

ボッタスは、話し合いが進んでいることは認めつつも、契約はまだ成立していないと明言している。

「8月には次に何が起こるのか分かるといいね」と語り、「長期的なプロジェクトを見ているけど、短期的なものでも構わない」と続けた。

「話し合いは続いている。8月にはもっと時間が取れると思うよ」とフィンランド人ドライバーは加えた。

こうした発言は、ボッタスがキャデラックのF1参戦におけるリードドライバー候補であるとの報道が強まる中で飛び出したもの。アストンマーティンのリザーブドライバー、フェリペ・ドルゴヴィッチとのコンビの可能性も取り沙汰されている。

元F1ドライバーのラルフ・シューマッハはSkyドイツで、「すでに話はまとまっている」との見方を示した。

「新チームにとって、バルテリ・ボッタスのような経験豊富なドライバーを1人は擁することは良いことだと思う。我々の耳に入っている限りでは、彼の起用は決まっているようだ。あとはセカンドドライバーが誰になるかが注目だね」と語った。

オーストリアの『Kleine Zeitung』によれば、もう一人の候補としてセルジオ・ペレスの名前も挙がっている。ペレスはアルピーヌとの関係も取り沙汰されており、カルロス・スリムら有力な支援者がその動きを後押ししているとされる。

一方で、アルピーヌのルーキー、フランコ・コラピントのシートが危機に瀕しているとも報じられている。

キャデラックの候補としては角田裕毅の名前も浮上しており、ホンダのアストンマーティン移籍を見据えて、レッドブルがドライバー構成を再評価している最中だ。

角田の将来について問われたレッドブルのアドバイザー、ヘルムート・マルコは、ドイツ『Sport1』に対してこう語った。

「我々のドライバー評価は、これまで通り夏休み後に行う。現時点では何も決まっていない」

「ポジティブな面もネガティブな面も含めて、彼らのパフォーマンスを見ているところだ」

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カテゴリー: F1 / バルテリ・ボッタス / キャデラックF1チーム