トヨタ:トゥルーリへの裁定を控訴 (F1オーストラリアGP)
2009年3月30日

しかし、レース後、セーフティカー中にルイス・ハミルトン(マクラーレン)をオーバーテイクしたとして、トゥルーリに25秒加算ペナルティが下され、トゥルーリは12位に後退。グロックは4位に繰り上がった。
予選ではリアウイングが規約違反と判断され失格処分となりピットレーンからスタートすることになったトヨタ。レースでは最後尾からスタートにもかかわらず、見事な追い上げをみせたが、レース後に再び厳しい裁定がトヨタを待ち受けていた。
ヤルノ・トゥルーリ、25秒加算ペナルティでポイント圏外
2009年3月29日

この決定により、トゥルーリは3位から12位となり、ポイントを逃した。
問題のシーンは、レース終盤中のセーフティカー導入時に起きた。トゥルーリは自らのミスによりコースアウトし、その間にルイス・ハミルトン(マクラーレン)がトゥルーリの前に出た。しかし、トゥルーリはセーフティカー導入時にも関わらず、ルイス・ハミルトンを抜き返してしまった。
トヨタの2台、リアウィング違反で最後尾に降格
2009年3月28日

この処分はティモ・グロックとヤルノ・トゥルーリが乗るTF109のリアウィングが過度にたわむことがレギュレーションに違反すると判断されたため。
これにより、予選7番手のティモ・グロックと8番手のヤルノ・トゥルーリは予選失格となり、それぞれ最後尾からスタートすることになった。
トヨタ:期待には届かず (F1オーストラリアGP予選)
2009年3月28日

ティモ・グロック (6番手)
「2回目と3回目のフリー走行では、適切なバランスを見つけるのに少し手こずったけれど、解決策を見つけるために一生懸命作業をして、適切なセットアップに近づけるためにいくつかの作業を行った。もう少し微調整を早めに行えたら、トップ3にコンマ1秒ほどしか離れていない結果だったから、もっと良いグリッドを獲得できたかもしれないけれど、今日の結果に関しては前向きに捉えている。クルマの調子は良い感じだし、我々は明らかに上を狙える位置にいるから、明日の戦略でどうなるか楽しみだ。とても満足しているし、自信はある。」
トヨタ (オーストラリアGP初日)
2009年3月27日

ヤルノ・トゥルーリ
「かなり多くの周回数をこなしつつ、たくさんの作業があったから、とても大変な一日だった。我々はタイヤを理解して、適切なセットアップを見つけるためにかなり一生懸命作業を行ったが、決して簡単なことではない。車のバランスにはまだ完全に満足はしていない。タイミング・シートを見ると我々の状況は良く見えるけど、クルマは完璧な状態には至っていないんだ。今は、明日の一番大事な時に向けて、セットアップとバランスを改良するために作業しなければならない。それはさておき、レースの週末の空気と興奮をハンドルの後ろで感じているのが好きなので、グランプリに戻って来られて大変うれしい。これが、私の生きがいなんだ。」
トヨタF1、ディフューザーの合法性に自信
2009年3月26日

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのディフューザーのデザインに関しては、いくつかのチームが異議を申し立てている。
噂では、トヨタはあらかじめ事態を想定し、複数デザインのディフューザーをメルボルンに持ち込んでいるとされる。
レッドブル、ディフューザーに異議申し立て
2009年3月25日

レッドブルのモーターアドバイザーを強めるヘルムート・マルコは、トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPのマシンは違法であると宣言した。
「あれは違法だ。もしレギュレーションに沿って修正されないのであれば、木曜日に異議を申し立てるつもりだ」
トヨタF1:パスカル・バセロン(オーストラリアGPプレビュー)
2009年3月24日

ここまでのTF109の出来には満足していますか?
現段階までのTF109の開発状況に関しては満足している。我々の冬のテストプログラムは、特に信頼性と走行距離の面で非常に順調に進んだ。シーズンが始まる前に多くの周回を重ねることができたからね。実際の所、今シーズンからテストで1台しかクルマを走らせることができなくなったにも関わらず、2台を走らせた昨年とほぼ同じくらいのレベルにある。新車につきものの細かなトラブルを解決するため懸命に仕事をしているところだが、信頼性に関しては非常に満足している。パフォーマンスに関しても満足しているし、実際のレースが始まったら各チームの順位がどんな風になるのか楽しみだ。シーズンの始めからトップに近い位置で戦えるはずだという確かな手応えを感じている。
トヨタF1 「絶対に勝ちたい」
2009年3月24日

F1参戦8年を迎えたトヨタF1。新型マシンTF109の仕上がりにも手応えを感じており、初優勝が待たれる。
ジョン・ハウエットは、これまでも2009年を重要なシーズンととらえており、「絶対に勝ちたい」と語気を強める。