メルセデスF1代表 2026年もラッセル&アントネッリ体制継続を強く示唆
トト・ヴォルフは、ジョージ・ラッセルとキミ・アントネッリのコンビで2026年もメルセデスF1の体制を維持する方針であることを、これまでで最も強く示唆した。チームの将来的な方向性を巡る数週間にわたる憶測に対する答えとも言える。

このタイミングは、レッドブルのクリスチャン・ホーナーが正式にチームを追われ、マックス・フェルスタッペンがメルセデスへ電撃移籍するという可能性も完全に消滅した直後ということになる。

18歳のアントネッリは、ここ数週間でプレッシャーを強めており、スパでの厳しい週末では目に見えて感情的になっていた。しかし、ハンガリーGPではチームが以前のサスペンション仕様に戻し、ルーキーはすぐに調子と自信を取り戻し始めた。

「シーズン前半は非常にハードで、エネルギーをコントロールするのが難しい時期もあった」とアントネッリは認めた。

「新しいサスペンションではフィーリングの面でかなり苦しんでいて、精神的にも自分自身を疑い始めるほどだった。ただ、以前のサスペンションに戻ってからは、感覚が戻ってきていて嬉しい。この夏休み明けからの再スタートに向けた、新たな出発点だと思っている」

パドック内の強い噂によれば、チーム代表で共同オーナーでもあるヴォルフは、夏休みの間に2026年のドライバーラインアップを確定させると見られている。そしてオーストリア人のヴォルフ自身が、ハンガリーでのレース後にほぼその事実を認めた。

「すべて順調だよ」とヴォルフはSkyドイツに語った。

「誰も心配しなくていい。僕が自分でクルマに乗るわけじゃないしね」と冗談を飛ばし、「このまま続けていくよ」と続けた。

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カテゴリー: F1 / メルセデスF1 / ジョージ・ラッセル / アンドレア・キミ・アントネッリ