F1第13戦ベルギーGP フリー走行3回目:ハイドフェルドがトップタイム

2008年9月6日
フリー走行3回目はハイドフェルドがトップタイム(ベルギーGP)
2008年F1第13戦 ベルギーGPのフリー走行2回目が6日(土)、スパ・フランコルシャンで行われた。

2日目のスパ・フランコルシャンは雨。ウェット宣言が出され、フリー走行3回目は多くのドライバーがウェットタイヤを履いて、セッションをスタートさせた。終盤、コンディションはドライに近づき、ドライタイヤでタイム更新が行われた。

フリー走行3回目のトップタイムは、BMWザウバーのニック・ハイドフェルドの1分47秒876。2番手タイムは、マクラーレンのヘイキ・コバライネン、3番手タイムは、ルノーのフェルナンド・アロンソが記録した。

ルノー:アロンソがトップタイム、ピケJr.はクラッシュ(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
アロンソがトップタイム(ルノー)
ルノーは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、フェルナンド・アロンソがトップタイム、ネルソン・ピケJr.は19番手だった。ピケJr.は午後のセッションでクラッシュを喫している。

フェルナンド・アロンソ
フリー走行1回目 5番手 1分48秒104
フリー走行2回目 1番手 1分48秒454
「今日はマシンのセットアップでいくつか良い進歩を遂げることができた。でも、トラックコンディションにより、プログラムを完了することはできなかった。すべてのチームにとって状況は同じなので、これはあまり重要ではない。まだ明日の午前中、予選に準備するための最後のプラクティスセッションがあるので、あまり心配はしていないよ。」

フェラーリ:ライコネンがクラッシュ(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
クラッシュし破損したライコネンのマシン(ベルギーGP初日)
フェラーリは、F1ベルギーGP初日で、フェリペ・マッサが2番手、キミ・ライコネンは5番手だった。ライコネンは午後のセッションでクラッシュ。リアウィングなどを破損し赤旗の原因となった。

フェリペ・マッサ
フリー走行1回目 1番手 1分47秒284
フリー走行2回目 2番手 1分48秒504
「変わりやすい天候のおかげで、いつもとは違う1日になった。全体的に、3時間で行った作業には満足している。クルマはうまく働いたし、セットアップの変更に対してもうまく反応している。僕たちは、様々な方法を試した。これから正しい決断をするために、データを研究しなければならない。タイヤも期待通りの働きをしてくれていた。ソフト側のほうが、高いパフォーマンスを出せると思う。正しい方向に進んでいると思う。」

マクラーレン:コバライネンが3番手(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
マクラーレン(ベルギーGP初日)
マクラーレンは、ベルギーGP初日のフリー走行で、ヘイキ・コバライネンが3番手、ルイス・ハミルトンが4番手だった。

ヘイキ・コバライネン
フリー走行1回目 4番手 1分47秒932
フリー走行2回目 3番手 1分48秒740
「今日の午後のようにコンディションが一定しないときには、セットアップ作業を学習することhできないし、挙動を乱せば多くのリスクとなる。湿気で、縁石がすごく滑りやすかった。まるで氷みたいにね。午後のセッションではコースが乾くまで急がず待つことにした。雨が降ったせいで実際の速さはよくわからなかったけれど、両方のセッションで僕らのタイムは速かったように思えるね」

BMW:ハイドフェルドが10番手(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
BMWザウバー(ベルギーGP初日)
BMWは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、ニック・ハイドフェルドが10番手、ロバート・クビサが11番手だった。

ニック・ハイドフェルド
フリー走行1回目 12番手 1分49秒185
フリー走行2回目 10番手 1分49秒725
「全体的には、いい初日だった。予想通り、トラックのグリップレベルが低く、クルマをドライブするのは簡単ではなかったけどね。一日を通じて、いくつかの変更を施していたんだけど、天候が安定しなかったから、判断するのはとても難しい。こんな天候だったから、僕たちは同じコンディション下でハード側とソフト側タイヤでの走行ができなくて、いつも行っているタイヤ評価ができなかったんだ。このせいで分析作業が難しくなってしまうけど、状況はみんな同じだよ」

トロ・ロッソ:セバスチャン・ベッテルが7番手(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
好調なセバスチャン・ベッテル(トロ・ロッソ)
トロ・ロッソは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、セバスチャン・ベッテルが7番手、セバスチャン・ブルデーが13番手。1日を通して、力強いパフォーマンスを披露した。

セバスチャン・ベッテル
フリー走行1回目 8番手 1分48秒958
フリー走行2回目 7番手 1分49秒427
「面白い一日になったし、予想していたようにかなり変わった天候コンディションになった。特に午後のセッションでは、ドライの間にラップを重ねることが重要だった。僕は午前中のクルマに満足していなくて、変更を加えていたから、クルマの反応を確かめたかったんだ。午後には、かなり良くなっていた。こういったコンディションでドライブするのは最高だと思ったね。ミスをする余裕はないし、10cmラインを外れただけで、クラッシュする可能性もある。かなり正確で、精密なドライビングが要求される。プッシュしている時には、自分の中の根性を感じることができるんだ!楽しい感覚だし、好きな感覚だね」

フォース・インディア:フィジケラがクラッシュ(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
クラッシュしたフィジケラのマシン
フォース・インディアは、F1ベルギーG初日のフリー走行で、エイドリアン・スーティルが9番手、ジャンカルロ・フィジケラは、クラッシュして16番手だった。フィジケラに怪我はなかった。

エイドリアン・スーティル
フリー走行1回目 17番手 1分49秒986
フリー走行2回目 8番手 1分49秒585
「最終的に良いラップをまとめることができたし、今は少なくとも、こういったコンディションでのバランスに関していくつかのアイデアがある。午前中は悪くなかったけれど、ダンパーが破損して、セッションの最後数分を無駄にしてしまったし、最初のアタックからタイムもあまり伸びなかった。午後には少なくともタイヤを使うことができたけれど、残念なことに雨が降り出してしまったので出るタイミングを失ってしまった。」

ウィリアムズ:中嶋一貴は15番手(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
中嶋一貴(ウィリアムズ)
ウィリアムズは、F1ベルグーGP初日のフリー走行で、ニコ・ロズベルグが6番手、中嶋一貴は15番手だった。

中嶋一貴
フリー走行1回目 17番手 1分50秒125
フリー走行2回目 15番手 1分50秒364
「午前中はラップタイムを改善させなければならなかったけど、コンディションはそんなに悪くなかった。若干、セットアップを変更したけど、午後の方がトリッキーだった。クルマからいい感触を得るのに苦労した。明日のフリー走行ではもっとグリップが得られると思うので、もっとプッシュできるだろう」

ホンダ:バトン17番手、バリチェロ18番手(ベルギーGP初日)

2008年9月6日
ホンダチーム
ホンダは、F1ベルギーGP初日のフリー走行で、ジェンソン・バトンが17番手、ルーベンス・バリチェロが18番手だった。

ジェンソン・バトン
フリー走行1回目 19番手 1分50秒464
フリー走行2回目 17番手 1分50秒925
「この週末、シーズン中で最もチャレンジングで楽しいサーキットの1つと言えるスパに戻ってこれてうれしいけれど、今日のフリー走行は厳しい状況だった。涼しく、湿度が高い状態で、タイヤを温めることが非常に難しかった。フロントのグリップがほとんどなかった。このサーキットでグリップが低いと、コーナーでのキャンバーを考えると特に難しくなる。アンダーステアにも苦労した。しかし、先週のテストや今日の走行でたくさんのデータを得ているし、これを今夜調べて、予選前までにマシンを改善したい」

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