F1解説 | メルセデスが導入した『DASシステム』とは?

2020年2月21日
F1 メルセデスが導入した『DASシステム』とは?
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目の午前中に『DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)』システムと呼ぶ、走行中にフロントタイヤのトー角を変更させるデバイスを披露。バドックでDASシステムという言葉が大きな注目を集めた。

トー角とは、車を上から見た場合に進行方向に対してタイヤのトー(つま先)がどの方向を向いているかを示すもの。タイヤと車軸は、基本的に90°を成しているとすれば、この状態がトー角を0°となる。

F1 | セバスチャン・ベッテル、メルセデスの『DAS』に肯定的な意見

2020年2月21日
F1 : セバスチャン・ベッテル、メルセデスの『DAS』に肯定的な意見
フェラーリのF1ドライバーを務めるセバスチャン・ベッテルは、メルセデスが導入した新ステアリングシステム『DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)』に強い関心を抱いており、ドライバーに多くの適応性を求めるデバイスだと感じているが、パフォーマンスを向上させ、FIAが合法で安全だと判断した場合は導入について前向きだと語る。

メルセデスは、F1バルセロナテスト2日目にステアリングを前後させることによって前輪の角度を制御するシステムを投入して注目を集めた。

メルセデスF1、ステアリングシステム『DAS』の合法性に自信

2020年2月21日
メルセデスF1、ステアリングシステム『DAS』の合法性に自信 「FIAも認識している」
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目にデビューしたステアリングシステム『DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)』をFIA(国際自動車)は認識しているとその合法性を主張した。

メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目の午前中にルイス・ハミルトンが新車W11で走行中にステアリングホイールを前後させていることがオンボード映像で確認され、その合法性について疑惑の目を向けられた。

メルセデスF1のステアリングに違法デバイスの疑惑

2020年2月20日
メルセデスF1のステアリングに違法デバイスの疑惑
F1バルセロナテスト2日目のルイス・ハミルトンのオンボード映像から、W11のステアリングシステムの合法性に疑惑の目が向けられている。

オンボードの映像では、メインストレートを走行するルイス・ハミルトンのダッシュディスプレイに“Marker”という文字がはっきりと表示されている。この時点で、ハミルトンはステアリングホイールを手前に引き、コーナーに入ると押し出している。同時に、前輪が真っ直ぐになり、傾斜しているように見える。これはシステムがトー角を変更していることを示唆している。

メルセデスF1 「レッドブル・ホンダとフェルスタッペンが最大の敵になる」

2020年2月20日
メルセデスF1 「レッドブル・ホンダとフェルスタッペンが最大の敵になる」
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2020年のF1世界選手権ではレッドブル・ホンダとマックス・フェルウタッペンが最大の敵になると考えている。

2月19日(水)にF1プレシーズンテストがスタートし、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、新車RB16の限界を探りながら2回のスピンを喫したが、“サーキットのどこでも速い”と手応えを述べている。

ルイス・ハミルトン、初日最速も「多くの走行距離を重ねることが重要」

2020年2月20日
ルイス・ハミルトン、初日最速も「多くの走行距離を重ねることが重要」 / F1バルセロナテスト1日目
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1バルセロナテスト初日にトップタイムを記録する2020年の励みになるスタートを切ったが、“可能な限り多くの走行距離を重ね続ける必要がある”と警告する。

現役F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは午後から新車W11に乗り込んで作業を開始。94周を走り込んで初日のベストタイムとなる1分16秒976をマークした。チームメイトのバルテリ・ボッタスも79周を走行し、メルセデス W11は合計で173周を走り込んだ。

メルセデスF1 「2020年型F1エンジンでより多くの馬力を見い出した」

2020年2月19日
メルセデスF1 「2020年型F1エンジンでより多くの馬力を見い出した」
メルセデスF1は、2020年型F1パワーユニット『『M11 EQ Performance』が、より大きな馬力を見出すことに成功したと自信をみせる。

2014年のV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以降、メルセデスは最強のF1エンジンと謳われてきたが、昨年、エンジンパワーに関してはフェラーリに抜かれたと考えられている。

F1 | 「ホンダのF1エンジンはメルセデスを上回った」とニコ・ロズベルグ

2020年2月18日
F1
元F1ワールドチャンピオンのニコ・ロズベルグは、ホンダのF1エンジンはメルセデスを上回ったと考えており、2020年のF1世界選手権ではレッドブルの新車RB16とマkkスウ・フェルスタッペンとの組み合わせにより、レッドブル・ホンダが台頭するエキサイティングなシーズンになると考えている。

ドイツの RTL の取材を受けた元メルセデスのF1ドライバーは、2020年のF1世界選手権は3強チームでの接戦になると予想。昨年、レッドブルはメルセデスとフェラーリに後れを取っていたが、ニコ・ロズベルグの目にはそうは映っていない。

【F1動画】 王者メルセデス、W11をシェイクダウン

2020年2月17日
【F1動画】 王者メルセデス、W11をシェイクダウン
メルセデスF1は、シルバーストン・サーキットで2020年F1マシン『W11』のシェイクダウンの模様を収めた動画を公開した。

昨年、メルセデスはルイス・ハミルトンが自身6回目となるドライバーズタイトルを獲得。チームとしても開幕から5戦連続の1-2フィニッシュおよび8連勝と合計で15勝、31回の表彰台を獲得する圧倒的な強さでコンストラクターズタイトルを獲得し、両方のタイトルを6連覇するという前人未踏の偉業を成し遂げた。
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