メルセデスF1、DASシステムが2021年に禁止になることを承知で出し抜く
2020年2月22日
メルセデスF1がF1バルセロナテストで導入した『DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)』は、FIA(国際自動車連盟)によって全面的に禁止になることを承知の上でライバルを出し抜いて開発されたようだ。
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目にDASと呼ぶ革新的なステアリングシステムを導入。ストレートとコーナーでステアリングホイールを押し引きすることでフロントホイールのトー角をトーイン、トーアウトに調整することでそれぞれの利点を生かすことが目的だと考えている。
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目にDASと呼ぶ革新的なステアリングシステムを導入。ストレートとコーナーでステアリングホイールを押し引きすることでフロントホイールのトー角をトーイン、トーアウトに調整することでそれぞれの利点を生かすことが目的だと考えている。
レッドブルF1 ヘルムート・マルコ 「メルセデスのDASシステムは違法」
2020年2月22日
レッドブルF1のモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコは、メルセデスのDAS(デュアル・アクシス・ステアリング)システムは、アクティブサスペンションの一部であり、違法だと主張する。
F1バルセロナテスト2日目にメルセデスW11に搭乗したDASはパドックで大きな注目を集めており、どのように機能するのか、それが合法かどうかの議論が盛んに行われている。ヘルムート・マルコはDASは違法だと主張する。
F1バルセロナテスト2日目にメルセデスW11に搭乗したDASはパドックで大きな注目を集めており、どのように機能するのか、それが合法かどうかの議論が盛んに行われている。ヘルムート・マルコはDASは違法だと主張する。
F1解説 | メルセデスが導入した『DASシステム』とは?
2020年2月21日
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目の午前中に『DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)』システムと呼ぶ、走行中にフロントタイヤのトー角を変更させるデバイスを披露。バドックでDASシステムという言葉が大きな注目を集めた。
トー角とは、車を上から見た場合に進行方向に対してタイヤのトー(つま先)がどの方向を向いているかを示すもの。タイヤと車軸は、基本的に90°を成しているとすれば、この状態がトー角を0°となる。
トー角とは、車を上から見た場合に進行方向に対してタイヤのトー(つま先)がどの方向を向いているかを示すもの。タイヤと車軸は、基本的に90°を成しているとすれば、この状態がトー角を0°となる。
F1 | セバスチャン・ベッテル、メルセデスの『DAS』に肯定的な意見
2020年2月21日
フェラーリのF1ドライバーを務めるセバスチャン・ベッテルは、メルセデスが導入した新ステアリングシステム『DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)』に強い関心を抱いており、ドライバーに多くの適応性を求めるデバイスだと感じているが、パフォーマンスを向上させ、FIAが合法で安全だと判断した場合は導入について前向きだと語る。
メルセデスは、F1バルセロナテスト2日目にステアリングを前後させることによって前輪の角度を制御するシステムを投入して注目を集めた。
メルセデスは、F1バルセロナテスト2日目にステアリングを前後させることによって前輪の角度を制御するシステムを投入して注目を集めた。
メルセデスF1、ステアリングシステム『DAS』の合法性に自信
2020年2月21日
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目にデビューしたステアリングシステム『DAS(デュアル・アクシス・ステアリング)』をFIA(国際自動車)は認識しているとその合法性を主張した。
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目の午前中にルイス・ハミルトンが新車W11で走行中にステアリングホイールを前後させていることがオンボード映像で確認され、その合法性について疑惑の目を向けられた。
メルセデスF1は、F1バルセロナテスト2日目の午前中にルイス・ハミルトンが新車W11で走行中にステアリングホイールを前後させていることがオンボード映像で確認され、その合法性について疑惑の目を向けられた。
メルセデスF1のステアリングに違法デバイスの疑惑
2020年2月20日
F1バルセロナテスト2日目のルイス・ハミルトンのオンボード映像から、W11のステアリングシステムの合法性に疑惑の目が向けられている。
オンボードの映像では、メインストレートを走行するルイス・ハミルトンのダッシュディスプレイに“Marker”という文字がはっきりと表示されている。この時点で、ハミルトンはステアリングホイールを手前に引き、コーナーに入ると押し出している。同時に、前輪が真っ直ぐになり、傾斜しているように見える。これはシステムがトー角を変更していることを示唆している。
オンボードの映像では、メインストレートを走行するルイス・ハミルトンのダッシュディスプレイに“Marker”という文字がはっきりと表示されている。この時点で、ハミルトンはステアリングホイールを手前に引き、コーナーに入ると押し出している。同時に、前輪が真っ直ぐになり、傾斜しているように見える。これはシステムがトー角を変更していることを示唆している。
メルセデスF1 「レッドブル・ホンダとフェルスタッペンが最大の敵になる」
2020年2月20日
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、2020年のF1世界選手権ではレッドブル・ホンダとマックス・フェルウタッペンが最大の敵になると考えている。
2月19日(水)にF1プレシーズンテストがスタートし、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、新車RB16の限界を探りながら2回のスピンを喫したが、“サーキットのどこでも速い”と手応えを述べている。
2月19日(水)にF1プレシーズンテストがスタートし、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、新車RB16の限界を探りながら2回のスピンを喫したが、“サーキットのどこでも速い”と手応えを述べている。
ルイス・ハミルトン、初日最速も「多くの走行距離を重ねることが重要」
2020年2月20日
メルセデスのルイス・ハミルトンは、F1バルセロナテスト初日にトップタイムを記録する2020年の励みになるスタートを切ったが、“可能な限り多くの走行距離を重ね続ける必要がある”と警告する。
現役F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは午後から新車W11に乗り込んで作業を開始。94周を走り込んで初日のベストタイムとなる1分16秒976をマークした。チームメイトのバルテリ・ボッタスも79周を走行し、メルセデス W11は合計で173周を走り込んだ。
現役F1ワールドチャンピオンのルイス・ハミルトンは午後から新車W11に乗り込んで作業を開始。94周を走り込んで初日のベストタイムとなる1分16秒976をマークした。チームメイトのバルテリ・ボッタスも79周を走行し、メルセデス W11は合計で173周を走り込んだ。
メルセデスF1 「2020年型F1エンジンでより多くの馬力を見い出した」
2020年2月19日
メルセデスF1は、2020年型F1パワーユニット『『M11 EQ Performance』が、より大きな馬力を見出すことに成功したと自信をみせる。
2014年のV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以降、メルセデスは最強のF1エンジンと謳われてきたが、昨年、エンジンパワーに関してはフェラーリに抜かれたと考えられている。
2014年のV6ターボ“パワーユニット”が導入されて以降、メルセデスは最強のF1エンジンと謳われてきたが、昨年、エンジンパワーに関してはフェラーリに抜かれたと考えられている。