F1復帰のホンダ、新たな「Hマーク」を四輪事業のシンボルに採用
ホンダは、四輪事業における新たなシンボルとして、新デザインの「Hマーク」を採用することを発表した。これは次世代EVやハイブリッド車を含む今後の四輪事業全体を象徴する新たなビジュアルアイデンティティとなる。

Hマークは1963年に初めて採用されて以来、時代に応じたデザイン変更を重ねながら、長年にわたりホンダ四輪車の象徴として商品や事業の中で使用されてきた。

今回の刷新は、「Hondaのクルマづくりの出発点に立ち返り、ゼロから全く新しいEVを創造する」という決意のもとで開発された「Honda 0 シリーズ」をはじめとする次世代EVの開発と歩調を合わせたものだ。

新たなHマークは、ホンダが変革の時代に踏み出す意思を示すと同時に、原点を超え、挑戦と進化を絶えず追い求める企業姿勢を表現している。両手を広げたようなデザインには、モビリティの可能性を拡張し、ユーザー一人ひとりに真摯に向き合う姿勢が込められている。

本田技研工業 F1 ホンダ

また、このHマークは市販車領域にとどまらず、四輪モータースポーツを含むホンダの競争活動とも連動していく。単なるEV専用の象徴ではなく、今後のホンダ四輪商品群全体を貫くシンボルとして位置づけられている点が特徴だ。

ホンダは2026年からF1への本格復帰を予定しており、次世代パワーユニットとともに再び最高峰の舞台に挑む。そのタイミングと重なるHマーク刷新は、電動化と知能化を軸とした四輪事業の変革を、レースと市販車の両面から加速させていく姿勢を象徴するものでもある。

この新Hマークは、次世代EVに加え、2027年以降に投入される次世代ハイブリッド車の主力モデルへの適用が予定されている。

さらにホンダは、このHマークの適用範囲を四輪商品にとどめず、販売店や各種コミュニケーション施策、さらには四輪モータースポーツにまで拡大する方針を示している。顧客とのあらゆるタッチポイントにおいて、四輪事業の新たな顔として機能させる狙いだ。

知能化や電動化によって急速に変革する四輪市場において、固定概念や従来の慣習に捉われない姿勢を明確に打ち出す今回のHマーク刷新。ホンダはこれを「第二の創業期」の象徴と位置づけ、時代を先取る技術と発想によって顧客の期待を超える新たな価値を提供し、変革期を切り開いていくという強い決意をこのHマークに込めている。

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カテゴリー: F1 / ホンダF1