【F1】 パワーユニット交換によるグリッド降格ペナルティを小変更

2017年12月7日
F1 グリッド ペナルティ 2018年のF1世界選手権
FIA 世界モータースポーツ評議会は、2017年のF1世界選手権で頻繁に発生したエンジン交換によるグリッド降格ペナルティを混乱を低減するためにペナルティシステムを小変更することを承認した。

今年は特にホンダとルノー勢のF1パワーユニットに信頼性トラブルが多発。全体700を超えるグリッド降格ペナルティが科せられた。特にF1イタリアGPでは4名のドライバー以外は4基のエンジン制限を超えたことで予選順位とは異なるスターティンググリッドからスタートするという事態となった。

【WTCC】 2018年からTCRルールを採用した『WTCR』への変更が決定

2017年12月7日
世界ツーリングカーカップ WTCR 世界ツーリングカー選手権
世界ツーリングカー選手権が、2018年からTCRレギュレーションを採用した世界ツーリングカーカップへと生まれ変わることがFIA世界モータースポーツ評議会で承認された。

FIA、WTCC、TCRのプロモーターであるユーロスポーツ、世界モータースポーツ評議会は、TCRレギュレーションのライセンス契約に合意。TCRレギュレーションは、2019年までとなる現在のTC1レギュレーションの残りの2年のサイクルをカバーしていく。

FIA会長ジャン・トッド、F1とWECのエンジン規格統一を提案

2017年12月6日
F1 FIA 世界耐久選手権 国際自動車連盟 ジャン・トッド
FIA(国際自動車連盟)のジャン・トッド会長は、2021年に導入される新しいF1エンジン規格を他のカテゴリー、特に世界耐久選手権(WEC)のLMP1クラスでも使用できるものにしたいとの考えを明かした。

先月末、FIAとリバティメディアは、2021年のF1エンジン案として現行のF1パワーユニットよりも構造がシンプルで、より大きなエンジンノイズを発生する安価なF1エンジンを提案した。

FIA殿堂設立…33名のF1ワールドチャンピオンが殿堂入り

2017年12月6日
F1 国際自動車連盟 フォーミュラ1
F1の統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が新しい殿堂を設立。33名のF1ワールドチャンピオンが殿堂入りした。

4日(月)にパリのフランス自動車クラブの本部で開催された式典には、ジャッキー・スチュワート、マリオ・アンドレッティ、アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、デイモン・ヒル、ジャック・ヴィルヌーヴ、フェルナンド・アロンソ、セバスチャン・ベッテル、ニコ・ロズベルグの9名のF1ワールドチャンピオン、代表者、家族が出席した。

ジャン・トッド、2021年までFIA会長を続投へ

2017年11月30日
国際自動車連盟 ジャン・トッド
FIA(国際自動車連盟)の会長選の対抗馬が現れないことで、現会長のジャン・トッドが2021年まで続投することになるようだ。

FIAは、12月8日にジャン・トッドの2018年から2021年までの会長職の続投を承認する予定である。

FIA規則では、会長の任期は12年間と定められており、2009年の選挙でFIAの9代目会長に就任したジャン・トッドは、3期目となる最後の4年間を務めあげることになる。

メルセデスとルノー、2021年のF1エンジン案の“欠陥”を指摘

2017年11月3日
F1レギュレーション 国際自動車連盟 ルノー メルセデス・ベンツ F1
メルセデスとルノーは、FIA(国際自動車連盟)とF1の新オーナーであるリバティ・メディアが提案した2021年のF1エンジンの方向性に懐疑的であることを認めている。

FIAとF1は31日(水)、次世代のF1エンジンレギュレーションの計画を概説。両者がF1の将来にどのようなビジョンを描いているかが鮮明になってきた。提案された2021年以降のパワーユニットは、レースのクオリティの改善、コスト削減、そして、エンジンサウンドの向上に重点を置いたとしている。

フェラーリ、2021年のF1エンジン案に“拒否権”行使の可能性

2017年11月3日
フェラーリ F1レギュレーション 国際自動車連盟 F1
フェラーリは、FIA(国際自動車連盟)とF1の新オーナーのリバティ・メディアが提示した2021年のF1エンジンレギュレーション案に対して“拒否権”を行使する可能性を否定していない。

既存メーカーであるメルセデス、フェラーリ、ルノーは、2021年のF1エンジンレギュレーションを変更するというF1新オーナーの計画に反対していることはすでに報じられている。

【F1】 2021年のF1パワーユニットから姿を消すことになったMGU-H

2017年11月2日
国際自動車連盟 F1レギュレーション
FIA(国際自動車連盟)とF1は31日(火)、2021年のF1エンジンに関するF1レギュレーションの方向性を発表。“安価”“大音量”“高性能”を実現するためのF1パワーユニットの計画を明らかにした。中でも一番のトピックはMGU-H(熱エネルギー回生システム)の廃止だ。

2014年に“エコフレンドリー”なF1を目指して複雑な1.6リッター V6ターボ“パワーユニット”が導入された。

【F1】 2021年のF1エンジン仕様を概説…MGU-Hを廃止した1.6L V6ターボ

2017年11月1日
F1レギュレーション 国際自動車連盟 フォーミュラ1
F1とFIA(国際自動車連盟)は、2021年のF1世界選手権に導入する新しいF1エンジン仕様の初期計画を公表。V6ターボハイブリッドを継続しつつ、よりシンプルでサウンドの大きなエンジンに変更するとした。

2014年にF1に現在のパワーユニットは、導入されて以降、数多くの批判がなされており、FIAとF1の技術代表のロス・ブラウンは、将来のエンジン計画を定義するために自動車メーカーや他のステークホルダーと協力してきた。
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