F1
F1チーム代表たちは、2021年から金曜日のプラクティスセッションでF1レース出走が2戦以内のドライバーを走らせることをルールに盛り込むことを計画していると RaceFans が報じている。

先週末のF1カナダGPでは2021年の新しいレギュレーションの草案がF1チームに公表され、木曜日のメディアセッショの金曜日への移行や、金曜日以降はマシンに変更を加えることができないという新しいパルクフェル・ルールなどが明らかになっている。

RaceFans によると、それに加えて金曜日のプラクティスセッションでF1レース出走が2戦以内のドライバーを走らせることを義務化することが話し合わせているという。

この計画が実現すれば、レッドブルとホンダにF1エンジンを供給するホンダの育成ドライバーがグランプリ週末を経験する機会が増えるかもしれな。

だが、2017年にフォース・インディアで2回の金曜フリー走行に出走した経験のあるジョージ・ラッセルは、ルーキードライバーにより多くの機会を与えることには賛成だが、全チームで必須にすることにはあまり賛同できないと語る。

「ルーキードライバーにより多くの走行時間を与えることは素晴らしいアイディアだと思う」とジョージ・ラッセルは RaceFans にコメント。

「FP1セッションの20周でそのような若手ドライバーは彼らが持っているものを証明しようとするだろう。でも、経験がなければそのようなことはできない。そこで何かあれば、ドライバーのキャリアにより悪い影響を及ぼす可能性がある」

だが、メルセデスの育成ドライバーで、チャンピオンチームでのテストを経験しているジョージ・ラッセルは、リザーブドライバーとしてF1チームに帯同できたことは貴重な経験だったと語る。

「僕は昨年メルセデスのリザーブドライバーだったし、多くのレースに出場することがどんなものかを知るおとができた。おそらくそこがF1で最も心身を疲れさせる部分かもしれない」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / FIA(国際自動車連盟)