角田裕毅 F1ベルギーGP会見「新しいパッケージは入らないことなった」
角田裕毅は、F1ベルギーGPの週末に先立ち、レッドブルの新チーム代表となったローラン・メキースとの再タッグに対する期待を語った。

かつてレーシングブルズ時代にともに働いた経験のある両者は、すでに良好な関係を築いており、「彼と仕事をするのは楽しみ」と語る角田は、今後のパフォーマンス向上にも自信を見せている。

また今週末のスパ・フランコルシャンではスプリントフォーマットに加え、毎年のように雨が予想される難しいコンディションとなるが、角田裕毅は「ここでの雨には慣れているし、自信はある」と前向きな姿勢を崩さなかった。

一方、期待された新パーツの投入は見送られることが明らかになり、「残念だけど、チームは全力で準備してくれている」とチームの努力を強調した。

Q: この2週間、レッドブルの陣営では大きな動きがありました。そして、ローラン・メキースと再び一緒に仕事をすることになります。それは君にとって新たなスタートのように感じられますか?旧知のチーム代表とともに、レッドブルのセカンドシートでどのように前進できると感じていますか?

そうですね、彼とはすでに良い関係を築いていますし、以前一緒に働いていた経験もあります。だから、彼がどんなふうに仕事をするのか、彼がチームにもたらせるものがどれだけあるのか、よくわかっています。なので、彼とまた一緒に仕事ができるのは楽しみですね。

さっき彼と一緒にパドック入りしたんですけど、彼もすごく嬉しそうで、「君に会えて嬉しい、恋しかったよ」と言ってくれました。すごく良いことですね。

Q: 今週末のベルギーGPには何を期待していますか?スプリント週末で、今見てもわかるように非常に不安定な天候です。多くが懸かっている週末であり、同時に大きなチャンスでもあります。

角田裕毅:そうですね、まぁ、いつものベルギーの話って感じですね。雨が降らない年なんてこれまで一度もなかったと思います。なので、この雨のコンディションを楽しもうと思います。ここでの雨はかなりトリッキーでチャレンジングですけどね。

スプリント予選とスプリントレースがあるので、適応する時間もあまりない。でも、ここでは雨の中でも走ったことがあるし、自信を持っています。

角田裕毅(レッドブル・レーシング) F1 ベルギーGP

Q: シルバーストンのあと、今週末には新しいパーツが投入されると話していたと思います。それも楽しみにしていますか?

角田裕毅:いや、それはないです。昨日、情報が入って、今回は同じパッケージでいくことになりました。残念ですね。理想的ではないですけど、仕方ないです。

チームは新しいパッケージをできるだけ早く投入しようと一生懸命に取り組んでいます。特にこういう接戦の中では、それがあるといいんですけどね。

でもチームも分かっていることだし、まだ数ステップ遅れているということです。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / レッドブル・レーシング