フェルスタッペン レッドブルF1のホーナー解任は「去就に影響しない」
マックス・フェルスタッペンは、クリスチャン・ホーナーのレッドブルからの退任が、自身の2025年以降のF1キャリアに何ら影響を与えないと強調した。

ホーナーの20年にわたるチーム代表としての任期が今月初めに終了したことで、フェルスタッペン残留を目的とした決定ではないかとの憶測が広がっていた。一方でメルセデスへの移籍を巡って、フェルスタッペン陣営と同チームが水面下で交渉を進めているとの報道も過熱している。

しかし、フェルスタッペンはベルギーGPでメディアの取材に応じ、ホーナーの後任にローラン・メキースが就任した件について「自分は決定に関与していない」と改めて否定。さらに次のように語った。

「自分の将来の決断に関して、(ホーナーの退任は)全く関係ないと思っている」

「結局のところ重要なのは、マシンを改良して、可能な限り速くするために努力することだけだ」

「この1年半は、我々が目指すレベルには届いていなかった。今シーズンはもう少し競争力を取り戻そうとしているけど、もちろん新レギュレーションに向けてもしっかり取り組んでいるよ」

マックス・フェルスタッペン レッドブル F1

「2028年までレッドブルで走るつもり」──長期契約への姿勢を改めて明言
メルセデスのチーム代表トト・ヴォルフは最近、2026年シーズンに向けてドライバーラインアップを維持する意向を明かしており、フェルスタッペン獲得の可能性に冷水を浴びせた。

それでも注目が集まるフェルスタッペンの動向について、本人は2028年末までの現行契約を完遂する意思を改めて示した。

他チームへの移籍の可能性について問われたフェルスタッペンは、こう応じた。

「明日起きないかもしれない──そういう可能性もあるわけで、運転どころの話じゃない。人生って予測不可能なものだから」

「でも基本的に、今の環境にとても満足している。新しい契約を結んだときの目標もそこにあったし、キャリアの最後までここで走るというのが、そのときに掲げた目標だった」

また、休暇中にヴォルフと同じイタリアの島で過ごしていたと報じられた件についても、次のように一蹴した。

「そのとき、自分は海で泳いでいたよ。誰がどこにいるかなんて気にしてない」

「友達や家族と一緒に休暇を過ごしていただけだし、他の人が同じタイミングでそこにいたとしても、そういうことは起こり得る。あの島にいたのは自分とトトと家族だけじゃない。そんなの、偶然起こることさ」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン