F1特集:DTMの惨状が示したカスタマーカー導入の危険性

2020年5月1日
F1特集:DTMの惨状が示したカスタマーカー導入の危険性
F1のコスト削減の必要性が高まるたび、カスタマーカーを再導入するというアイデアが必ず非常する。

案の定、過去数週間でレッドブル・ホンダのF1チーム代表であるクリスチャン・ホーナーがカスタマーカー導入のアイデアを表明し、フェラーリのF1チーム代表であるマッティア・ビノットもそのアイデアを支持した。

F1史に刻まれた8つの技術革新

2020年5月1日
F1史に刻まれた8つの技術革新
F1の技術革新は、ドライバーと同じく重要な要素だ。F1に革新をもたらした7つのテクノロジーを振り返ってみよう。

ドライバーの腕だめしの場として始まったF1だが、近年は自動車版NASAと呼ぶに相応しい、自動車業界の最先端研究開発の非公式会場となっている。現代のF1マシンは “走る研究室” そのもので、常に新たなドライビングテクノロジーの発明、改善、熟成が重ねられている。そして、多くのイノベーションは短命に終わる。

F1:ギアボックスとサスペンションを凍結&開発トークンを導入

2020年5月1日
F1:ギアボックスとサスペンションを凍結&開発トークンを導入
F1は、新型コロナウイルスによる財政危機を乗り切るために2021年にギアボックスとサスペンションを凍結し、それ以外の開発においてはトークンシステムを導入することで合意に至ったようだ。

4月30日(水)、全F1チームの代表者はビデオ会議を実施し、2021年F1マシンの開発についてテクニカルワーキンググループとコスト削減のための新しい基準を話し合った。

幻のF1マシン:ホンダ RA099 “レースで披露できなかったポテンシャル”

2020年4月30日
幻のF1マシン:ホンダ RA099 “レースで披露できなかったポテンシャル”
ホンダF1が第3期参戦にむけて開発していた『RA099』は、テスト走行で好タイムを記録していたものの、そのポテンシャルをレースで披露することはできなかった。

1998年、当時のホンダの社長だった川本信彦は“シャシー製造を含めたフルワークスによるF1参戦”を掲げ、イギリスにホンダ・レーシング・ディベロップメント (HRD) を設立し参戦準備を進めた。

ロス・ブラウンが設計に関わった名車5選 / F1特集

2020年4月30日
ロス・ブラウンが設計に関わった名車5選 / F1特集
F1の新マネージングディレクターに就任したブラウンのキャリアをゆかりの名車と共に振り返る。

F1最高権力者の座に長年に渡り君臨してきたバーニー・エクレストンの勇退、そして新設された三頭体制マネージメントの一角を担うモータースポーツ担当マネージングディレクターにロス・ブラウンが就任するというニュースは世界中に驚きをもって迎えられた。

F1史に名を残すトップデザイナー Part 2

2020年4月29日
F1史に名を残すトップデザイナー Part 2
F1史に名を刻む偉大なデザイナーたちを10名を紹介する企画の第2弾。

これまでF1史において偉大な成功を収めてきたF1ドライバーたちの栄光の陰には、必ず優れたマシンが存在する。そのマシンを生み出すデザイナーは、チームにとって最も重要な成功への鍵を握る存在と言えるだろう。

F1マシン列伝:レッドブル RB3 ニューウェイが描いた“青いマクラーレン”

2020年4月29日
F1マシン列伝:レッドブル RB3 ニューウェイが描いた“青いマクラーレン”
レッドブルの2007年F1マシン『RB3』は、エイドリアン・ニューウェイがレッドブル加入後に初めて手掛けたマシンであり、“青いマクラーレン”と揶揄されながらも、その後、常勝軍団へと変貌を遂げていく礎となる1台だった。

スポンサーとしてF1に関与していたレッドブルは、2004年末にフォードからシャガー・レーシングを1ドルで購入してレッドブル・レーシングを設立。チーム代表には当時31歳の若さでクリスチャン・ホーナーが就任し、2005年からF1参戦を開始した。

幻のF1マシン:トヨタ TF110 “優勝を狙えるポテンシャルがあった”

2020年4月29日
幻のF1マシン:トヨタ TF110 “優勝を狙えるポテンシャルがあった”
トヨタが2010年のF1世界選手権にむけて開発していた“TF110”は実際にレースで走ることなく眠ることになった。

トヨタF1チームは、2010年マシン『TF110』を完成させていたが、トヨタは2009年末にF1から撤退することを決定した。当時チーム代表を務める山科忠は「可夢偉をこのまま終わらせたくない」と涙を流しながら悔しさをにじませた。

F1マシンを彩ったタバコスポンサー Part 3

2020年4月29日
F1マシンを彩ったタバコスポンサー Part 3
F1マシンをかつて彩ったタバコ会社のスポンサーシップを特集第3弾。

1968年にインペリアル・タバコのゴールドリーフがロータスのF1マシンを赤・白・金に塗装するまで、F1マシンは、ナショナル・レーシングカラーだった。その後はスポンサーカラーへの移行が進むことになり、何十年もの間、タバコ産業はスポーツへのスポンサーにおいて主役を演じていた。
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