ホンダF1 | 2019年 第15戦 F1シンガポールGP 決勝レポート

2019年9月23日
ホンダF1
緊張感高まる戦略的な一戦となったF1シンガポールGP決勝は、ホンダのF1パワーユニットを搭載する4台のうち3台がポイントを獲得。さらにレッドブル・レーシングのフェルスタッペンが表彰台を獲得する、すばらしい結果となった。

レーススタート直後、マックス・フェルスタッペンはスタートポジションの4番手をキープ、そしてチームメートのアレクサンダー・アルボンも同じく6番手をキープしながら走行した。

メルセデスF1 「ボッタスにアルボンを抑えさせたのはいい気分ではない」

2019年9月23日
メルセデスF1 「ボッタスにアルボンを抑えさせたのはいい気分ではない」 / F1シンガポールGP
メルセデスのF1チーム代表を務めるトト・ヴォルフは、F1シンガポールGPでルイス・ハミルトンがアンダーカットさせるのを防ぐためにバルテリ・ボッタスにバックオフするよう頼むのはいい気分ではなかったと認める。

バルテリ・ボッタスは、ルイス・ハミルトンよりも早くにピットインを済ませており、メルセデスはレッドブルからポジションを守りながら、レースをリードするフェラーリを攻略する方法を見つけ出そうとしていた。

グロージャン、ラッセルとの接触を釈明 「左側にスペースはなかった」

2019年9月23日
グロージャン、ラッセルとの接触を釈明 「左側にスペースはなかった」/ F1シンガポールGP
ハースF1チームのロマン・グロージャンは、F1シンガポールGPでジョージ・ラッセル(ウィリアムズ)をリタイアに追い込むことになった接触について釈明。自分の左側にスペースはなく、「あれ以上僕にできることはなかった」と述べた。

ロマン・グロージャンを抑えていたジョージ・ラッセルだが、33周目にターン8で接触。ウォールにクラッシュして今シーズン初リタイアを喫することになった。

フェラーリ 「ベッテルとルクレールの順位の入れ替えも検討した」

2019年9月23日
フェラーリ 「ベッテルとルクレールの順位を入れ替えも検討した」 / F1シンガポールGP
フェラーリは、F1シンガポールGPの決勝レースで、チーム戦略によってシャルル・ルクレールがリードを失った後、セバスチャン・ベッテルと順位を入れ替えることを検討していたことを認める。

ポールポジションからスタートしたシャルル・ルクレールは、第1スティントでレースをコントロールしていたが、フェラーリは先にセバスチャン・ベッテルをピットに入れ、翌周にピットインしたルクレールはマックス・フェルスタッペンの前はキープしたものの、ベッテルの後ろでコースに復帰することになった。

アントニオ・ジョビナッツィ、クレーンに近づきすぎで10秒ペナルティ

2019年9月23日
アントニオ・ジョビナッツィ、クレーンに近づきすぎで10秒ペナルティ / F1シンガポールGP
アルファロメオ・レーシングのアントニオ・ジョビナッツィは、F1シンガポールGPでクリーンに近づきすぎたことに10秒加算ペナルティを科せられたが、11位のロマン・グロージャンと17.6秒差でフィニッシュしていたため、10位を維持した。

インシデントは、ターン8の立ち上がりでロマン・グロージャンともつれたジョージ・ラッセルがクラッシュし、マシンを回収するためにクレーンが出動した際に起こった。

レッドブル・ホンダ 「フェルスタッペンの早めのピットインが奏功」

2019年9月23日
レッドブル・ホンダ 「フェルスタッペンの早めにピットが奏功」 / F1シンガポールGP
レッドブル・ホンダのF1チーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーが、F1シンガポールGPの決勝レースを振り返った。

F1シンガポールGPでは、4番グリッドスタートのマックス・フェルスタッペンが、1回目のピットストップでルイス・ハミルトンへのアンダーカットを成功させて3位でフィニッシュ。6番グリッドスタートのアレクサンダー・アルボンも手堅いレースで3戦連続での入賞となる6位でレースを終えた。

ジョージ・ラッセル、ロマン・グロージャンに激怒 「なに考えてんだか」

2019年9月23日
ジョージ・ラッセル、ロマン・グロージャンに激怒 「なに考えてんだか」 / F1シンガポールGP
ジョージ・ラッセルは、F1シンガポールGPの決勝レースで自分をリタイアに追い込んだロマン・グロージャンに激怒した。

今年、ウィリアムズにとってチャレンジなシーズンとなっているが、少なくともここまで2台揃って全レースで完走を果たしてきた。しかし、その記録もF1シンガポールGPで途絶えることなった。

ダニール・クビアト、キミ・ライコネンを非難 「彼は自滅した」

2019年9月23日
ダニール・クビアト、キミ・ライコネンを非難 「彼は自滅した」
トロロッソ・ホンダのダニール・クビアトは、F1シンガポールGPでのキミ・ライコネン(アルファロメオ・レーシング)との接触は、ライコネン側に全責任があると考えている。

12位を賭けてキミ・ライコネンとバトルを展開していたダニール・クビアトは、残り12周目の1コーナーでイン側からオーバーテイクを試みた。

トロロッソ・ホンダ 「選手権を考えれば全体的に満足できるリザルト」

2019年9月23日
F1 トロロッソ・ホンダ 「選手権を考えれば全体的に満足できるリザルト」 / F1シンガポールGP
トロロッソ・ホンダのチーム代表フランツ・トスト、テクニカルディレクターのジョディ・エギントン、ホンダF1のテクニカルディレクターを務める田辺豊治が、F1シンガポールGPの決勝レースをそれぞれ振り返った。

トロロッソ・ホンダは2人のドライバーで戦略を分け、11番グリッドのピエール・ガスリーがハードタイヤ、14番グリッドのダニール・クビアトをミディアムタイヤでスタートさせた。
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