F1マレーシアGP フリー走行1回目:ロズベルグ1番手、中嶋一貴2番手

2009年4月3日
F1 マレーシアGP フリー走行1回目
2009年 F1 第2戦 マレーシアGPのフリー走行1回目が3日(金)、マレーシアのセパン国際サーキットで行われた。

開幕戦オーストラリアから1週間後、F1チームは灼熱のマレーシアへと移動。メルボルンと異なり、従来型のサーキットであるセパン国際サーキットは、各マシンの本来のポテンシャルが試される。

フリー走行1回目のトップタイムを記録したのは、ウィリアムズのニコ・ロズベルグ。中嶋一貴も2番手タイムに着け、オーストラリアGPに続き、ウィリアムズが好調なスタートを切った。

マクラーレン、失格を受けてコメント

2009年4月2日
マクラーレン 失格
オーストラリアGPでのルイス・ハミルトンの失格が決定したマクラーレンは、声明を発表した。

スチュワードは、レース終了後のマクラーレンが提出した証拠が誤解を与えたとして、ルイス・ハミルトンを失格処分にし、ヤルノ・トゥルーリが3位に返り咲いた。

この決定を受けてのマクラーレンの声明は以下。

ハミルトン失格、トゥルーリが3位に復活 (F1オーストラリアGP)

2009年4月2日
ハミルトン失格、トゥルーリが3位に復活 (F1オーストラリアGP)
2009年開幕戦オーストラリアGPの決勝結果が訂正された。ルイス・ハミルトンが失格処分となり、ヤルノ・トゥルーリが3位に戻った。

オーストラリアGPの決勝レース後、セーフティカー導入中にトゥルーリがハミルトンを追い越したとして、スチュワードは3位でフィニッシュしたヤルノ・トゥルーリに25秒加算ペナルティを下した。

これにより、トゥルーリはポイント圏外の12位まで降着し、4番手でフィニッシュしたハミルトンが3位となっていた。

フェルナンド・アロンソ、耳の感染症で予定をキャンセル

2009年4月2日
フェルナンド・アロンソ
フェルナンド・アロンソは2日(木)、耳の感染症と診断され、セパン・インターナショナル・サーキットでの作業を早めに切り上げてホテルへ戻った。

午後一番にリカルド・チャカレッリ医師の診察を受けたアロンソは、2日に予定されていた作業をキャンセルし、ホテルへ戻って休養するようにアドバイスされたという。

ブリヂストン、F1第2戦マレーシアGPの展望を語る

2009年4月2日
ブリヂストン F1
ブリヂストンの浜島裕英が、2009年のF1第2戦マレーシアGPの展望をタイヤサプライヤーの立場から語った。第2戦となるマレーシアGPの舞台セパン・サーキットは、2本の長いストレートが狭い低速コーナーに続くタイヤに厳しいコースである。低速コーナー入り口でハードブレーキングが必要になるため、タイヤを通じて大きなエネルギーが発生する。

この2ヶ所のハードブレーキング・ゾーンに加えて、様々なタイプのコーナーが混在し、1周を通じてタイヤに絶え間なく大きな負荷がかかることになる。厳しいのはサーキットのレイアウトだけではない。当地で経験する暑さも過酷な課題になる。実際に、マレーシアではよく雨が降るものの、たとえ雨が降ったとしても気温が下がることはない。

5チームが、二段リアディフューザーのコピーに着手

2009年4月2日
F1 ディフューザー論争
2009年のF1は、開幕からリアディフューザー論争に揺れている。

トヨタ、ウィリアムズ、ブラウンGPが採用する“二段デフューザー”を違法として、BMWザウバー、レッドブル、マクラーレン、フェラーリ、ルノーの5チームが控訴。

しかし、裁定は来月のパリ公聴会まで下されないため、控訴した5チームであるは、すでに結果に備えて準備を進めているという。

ブラウンGP、スタッフ270人を解雇

2009年4月2日
ブラウンGP ニック・フライとリチャード・ブランソン
ブラウンGPのニック・フライは、チームスタッフの40%が解雇されるとの報道を認めた。

先週、ブラウンGPのスタッフ700人が、275人が解雇する予定との書面を受け取ったと報じられていた。

ブラウンGPが歴史的なワン・ツー・フィニッシュを果たしたその日、フライは「そうせざるを得ないことは非常に残念だ。しかし、これはテクニカルレギュレーションの変更によるものだ。我々は今やプライベートチームだ」

ジェンソン・バトン (マレーシアGPプレビュー)

2009年4月2日
ジェンソン・バトン ブラウンGP F1
ジェンソン・バトンが、マレーシアGPへ向けての意気込みを語った。オーストラリアGPでは圧倒的なペースで歴史的な優勝を果たしたバトンだが、マレーシアの気候は新チームであるブラウンGPにとってチャレンジングになるだろうと語る。

ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
「メルボルンで経験した信じられない週末を終えて、チーム全体がマレーシアに行って、再びレースをスタートしたがってる。でも、マレーシアGPはいつもレースンで最もタフなレースの1つだし、わずかなテストしかしていない僕たちの新車にとって本当のチャレンジになるだろう」

ルーベンス・バリチェロ (マレーシアGPプレビュー)

2009年4月2日
ルーベンス・バリチェロ ブラウンGP F1
ルーベンス・バリチェロが、マレーシアGPへの意気込みを語った。

ルーベンス・バリチェロ (ブラウンGP)
「マレーシアGPはいつも本当にタフなレースだ。でも、暑さと湿気にうまく対処できれば、ドライバーが楽しめるサーキットだね。正しいバランスを見つけるのは本当にエンジニアリングのチャレンジだし、ラップタイムを見い出すには良いエアロダイナミクスのマシンが必要だ」
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