FW31の開発へ集中することを決めたウィリアムズ
ウィリアムズのチーム代表であるフランク・ウィリアムズは、期待はずれなベルギーGPのあと、彼らの労力の大部分を2009年のマシンであるFW31の開発に集中させると語った。

開幕戦でロズベルグが3位表彰台を獲得し、力強いシーズンが予想されたウィリアムズ。しかし、その後、パフォーマンスは低下し、ベルギーGPでノーポイントに終わったウィリアムズは、コンストラクターズランキングでトロ・ロッソに並ばれた。

ウィリアムズは、もはや今年のマシンには重要な開発の予定はなく、今後はFW31の開発に比重を移すと語る。

「毎回ではないが、かなり高い確率で、我々は事実上グリッド後方にいる。」

「今年のクルマは、エアロダイナミクスの大幅な改良を除いては、すでにほぼ最大限まで開発している。来年のクルマに我々の希望を託したい。だからといって、‘次のレースはもうダメだ’という訳ではない。我々は努力を続けなければならないし、持っている力を最大限に発揮できなければならない。残りのレースで、いくつかの開発パーツが出てくるかもしれないが、主な比重は来年のクルマに移っている」

「新車の開発は、みんなにとっては新しいスタートを切るのとほぼ同じことだし、今年のかなり早い時期からそれに手をつけ始めていた。うまくいくかどうかはやってみなければわからない。」

ウィリアムズは、2009年マシンであるFW31には全チームで唯一となるフライホイール式のKERSが装着されるとみられている。

関連:ウィリアムズ、FW31を発表 (2009年1月19日)

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カテゴリー: F1 / ウィリアムズ・レーシング