F1 2011年 : KERSの復活

2010年6月19日
KERS
2011年にF1に復活するKERSは、パワー面で2009年からの変更はないが、チームはKERSが大きな後押しになると考えている。

F1の技術代表はカナダGPで今シーズン末でKERSの自主規制を廃止することで合意。2011年からは全てのチームがKERSを搭載できるようになる。

フェラーリとルノーは、KERSの出力を400KJから800KJに引き上げることを提案したが、メルセデスが反対したことで変更は見送られた。しかし、2011年からはKERSにアドバンテージをもたらすことを目的にクルマの最低重量が640kgに引き上げられる。

ニキ・ラウダ、有名な赤いキャップのスポンサーを探す

2010年6月19日
ニキ・ラウダ
ニキ・ラウダは、有名な赤いキャップの新しいスポンサーを探している。

3度のF1ワールドチャンピオンである60歳のニキ・ラウダは、1976年のレースでの大事故で頭部と顔面に火傷を負って以来、赤いキャップを被っており、キャップ前面の商業権を販売してきた。

20年以上、イタリアの食品会社パルマラット(Parmalat)がスポンサードしていたが、2002年からはドイツの暖房設備企業フィースマン(Viessmann)が契約を引き継いだ。

カーリン、2011年のF1エントリーを否定

2010年6月19日
カーリン
カーリンは、2011年のF1参戦に向けてエントリーを提出したとの報道を否定した。

フィンランドの Turun Sanoma は、カーリンがエプシロン・ユースカディ、ARTと並んで2011年の有力候補だと報じていた。

しかし、カーリンは金曜日に声明を発表。FIAにF1エントリーを申請しておらず、2011年にF1に参戦する計画はないと述べた。

カーリン、2011年のF1参戦候補に浮上

2010年6月18日
カーリン
カーリンが、2011年に13番目のチームとしてF1に参戦する候補にあげられた。

カーリンは、ジョーダンでスポーティング・ディレクターを務めたトレバー・カーリンが率いるチームであり、イギリスF3で大きな成功を収めている。最近ではGP3やルノー・ワールドシーリーズにも参戦している。

2007年以来、カーリンはイギリスのサリーにある元ブラバムの風洞を有する古いF1ファクトリーを拠点としておち、昨年チームはグラハム・チルトンに買収された。

ガレージ内のスポンサーロゴ掲載が禁止に?

2010年6月15日
F1 カレージ広告
F1チームは、ガレージ内での広告ロゴを掲載する権利を失うかもしれない。

ガレージ内にチームスポンサーのロゴを掲載することは日常的となっているが、先週F1チームの代表はAllsport Managementからの文書を受け取った。

Allsportは、トラックサイド広告を含めたF1の商業面を取り仕切るバーニー・エクレストンと契約している企業。

野田英樹、現役レーサーを引退

2010年6月13日
野田英樹
野田英樹が、ル・マン24時間レースを総合26位で完走し、現役レーシングドライバーとしての活動に終止符を打った。

野田英樹は、イギリスF3、国際F3000での活動を経て、1994年にラルースからF1に3レースにスポット参戦。その後はインディライツや、フォーミュラ・ニッポン、全日本GT選手権などに参戦していた。

F1チーム代表、チームオーダー禁止に満足

2010年6月13日
チームオーダー
主要F1チームの代表は、F1がチームオーダーの禁止を覆そうとしているというデビッド・クルサードの意見に反論した。

2週間前のトルコGPの論争により、レッドブルとマクラーレンは、チームオーダーの禁止を回避しようとしているかもしれないと報じられた。

デビッド・クルサードは現在の状況は「チームが弁護の余地のないものを守らなければならない馬鹿げた状況」だと述べた。

F1チーム、2011年に“オーバーテイクウイング”の導入を検討

2010年6月12日
オーバーテイクウイング
F1は、オーバーテイクをより容易にするために2011年に急進的な新システム「オーバーテイクウイング」の導入を検討している。

12チームの技術代表は金曜日にジル・ヴィルヌーヴ・サーキットで会議を行い、今シーズン限りで可変フロントウイングを廃止することで合意した。

その代わり、2011年からドライバーはリアウイングの角度を50mm変更できるようになる。このシステムにより、コーナーを通過していないときには直線スピードを大幅に向上できるようになる。

F1チームが使用するピットウォールの各種サービスが有料化

2010年6月11日
F1 ピットウォール
F1チームがこれまでピットウォールで無料で使用していた各種データが有料化されたようだ。

F1チームは、ピットウォール上で様々なデータを使用してレース展開をフォローしており、それらのいほとんどがこれまで無料で提供されていた。

しかし、イタリアの Autosprint によると、メテオ・フランス(METEO FRANCE)がライブ提供する詳細な気象情報、サーキットでのマシンの位置を示すGPSデータが有料化されるという。
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