FIA、F1の標準ECUを改訂してブロウン・エキゾースト対策をさらに強化

2012年2月25日
ブロウン・エキゾースト
FIAは、F1の新しいエンジンマッピング規約に存在する抜け穴を塞ぎ、ブロウン・エキゾースト対策をさらに強化する。

F1チームはエキゾースト規約の限界を攻め続けているが、情報筋によるとFIAが今年規定された厳格なエンジンマッピング規制の回避手法についてチーム側に警戒していることを明らかにした。

FIA、2012年のノーズ規約を説明

2012年2月6日
段差ノーズ
FIAのチャリー・ホワイティングは、段差ノーズを生み出すことになった2012年のF1レギュレーションを説明した。

ロータスが5日に発表したE20にも段差ノーズが採用されており、ここまで新車を発表した5チームのうちマクラーレンを除く4チームが段差ノーズをマシンに採用している。

FIA、車高調整システムの禁止を決定

2012年1月21日
F1 reactive ride height systems
FIAは、2012年F1シーズンにむけて、ロータスが発明した反応型車高調整システムの禁止することをF1チームに伝えた。

FIAは20日(金)の午後、ブレーキング時に車高を管理するコンセプトを承認しない旨を全F1チームに文書で通知したという。

報道ではFIAは昨年1月にロータスのアイデアに対してゴーサインを出していたとされており、なぜ今になってFIAが禁止という決断を下したかは明らかになっていない。

FIA、2012年にむけてDRSゾーンを調整

2012年1月17日
F1 DRS
FIAは、昨年の経験を踏まえてDRSゾーンの調整に取り組んでいる。

2011年から導入されたDRSは、ドライバーが検地地点で先行マシンから1秒以内を走行している場合、リアウイングを可変させることでオーバーテイクを促進するというデバイス。オーバーテイクが簡単になり過ぎたとの批判もないことはなかったが、DRSはF1のスペクタクルを改善したとして称賛された。

FIA、2012年F1規約におけるブロッキング行為を明確化

2012年1月5日
2012年 F1 レギュレーション
FIAは、2012年シーズンからのF1におけるディフェンシブな動きについての解釈を明確化した。

昨年末に発表されたF1レギュレーションでは、ポジションを守るためにレーシングラインを離れたトライバーは再びラインに戻ることは許されないとされていた。

しかし、FIAは新たなスポーティングレギュレーションを発表。コーナーへのアプローチ時にマシンとトラック端の間に十分なスペースを空けていればレーシングラインに戻っても良いとした。

シド・ワトキンス博士、FIAモータースポーツ安全研究所の会長職を勇退

2011年12月10日
シド・ワトキンス博士
シド・ワトキンス博士が、FIAモータースポーツ安全研究所の会長職を退いた。

シド・ワトキンス博士(83歳)は、1978年から2004年までFIA医療部隊の代表を務め、安全性向上に尽力。またF1ドクターとしてコース上でクラッシュが発生した際には数々のドライバーの命を救ってきた。1995年にアデレードでミカ・ハッキネンが大クラッシュを喫した際もシド・ワトキンス博士が活躍した。

FIA、2012年のF1レギュレーション変更を発表

2011年12月7日
2012年 F1レギュレーション 変更点
FIA世界モータースポーツ評議会は、2012年のF1レギュレーション変更を発表した。

2012年は、ブロウンディフューザーを非合法化するために、FIAによりエンジンマッピングとエキゾースト位置が厳しく取り締まられる。またサイド衝撃テストはより厳しくなり、新車は全てのクラッシュテストに合格するまでトラック上でのテストは許されなくなる。

2012年 F1カレンダー、20戦のまま変更なし

2011年12月7日
2012年 F1カレンダー
FIAは、2012年のF1カレンダーを発表。8月に発表された20戦のバージョンから変更はなかった。

カレンダーには、サーキット建設に疑問視されているテキサス州オースティンでのF1アメリカGPも含まれた。

F1アメリカGPは、期限内に契約問題をまとめられず、F1の最高権威バーニー・エクレストンはオースティンの主催者のために最終期限を延長していた。

FIA、2012年のF1エントリーリストを発表

2011年12月1日
F1 2012
FIAは、2012年の公式F1エントリーリストを発表。現時点での各チームのドライバーと新しいカーナンバーが発表された。

マクラーレンは、今季の成績をうけてジェンソン・バトンをカーナンバー3、ルイス・ハミルトンをカーナンバー4に入れ替え。ザウバーの小林可夢偉は、来季カーナンバー14をつけて戦う。
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