FIA、メルセデスAMGのFダクト方式のリアウイングを合法と認定
2012年3月15日
FIAは、メルセデスAMGがW03のリアウイングに搭載する新しい受動型のFダクトを合法と認定。ライバルチームはこの新しいFダクトをコピーすることになりそうだ。
2010年、マクラーレンがドライバーが操作することでリアウイングをストールさせてマシンのトップスピードをあげるFダクトを開発。2011年に違法とされるまで大半のチームがそのFダクトをコピーした。
2010年、マクラーレンがドライバーが操作することでリアウイングをストールさせてマシンのトップスピードをあげるFダクトを開発。2011年に違法とされるまで大半のチームがそのFダクトをコピーした。
チャリー・ホワイティング Q&A:2012年 F1レギュレーションの概要
2012年3月12日
FIAの技術代表チャーリー・ホワイティングが、2012年のF1レギュレーションの変更点について説明した。
グランプリ全体に4時間の制限時間が設けられた理由は?
昨シーズンのモントリオールのレースは4時間4分で行われた。レースはそれ以上長く行われるべきではない。今後のレースで4時間を経過した場合、ドライバーはチェッカーフラッグまであと1周であることを伝えるシグナルを受けることになる。
グランプリ全体に4時間の制限時間が設けられた理由は?
昨シーズンのモントリオールのレースは4時間4分で行われた。レースはそれ以上長く行われるべきではない。今後のレースで4時間を経過した場合、ドライバーはチェッカーフラッグまであと1周であることを伝えるシグナルを受けることになる。
FIA、ウェットコンディションでのDRS規約などを変更
2012年3月11日
FIAは、来週末に開幕するF1オーストラリアGPにむけて、F1レギュレーションにマイナーな変更を加えた。
まずDRSに新たな規制が導入された。レースディレクターは「ウェットコンディションにおいて視界があまりに不良と感じた場合、可動リア・ウィング(DRS)の使用を禁止」することが許される。
「これは、マシン間の速度差が大きい場合の安全性への懸念の結果として行われる」
まずDRSに新たな規制が導入された。レースディレクターは「ウェットコンディションにおいて視界があまりに不良と感じた場合、可動リア・ウィング(DRS)の使用を禁止」することが許される。
「これは、マシン間の速度差が大きい場合の安全性への懸念の結果として行われる」
FIA、F1のピットレーン制限速度の減速を却下
2012年3月2日
FIAは、ピットレーンの速度制限を時速60kmまで減速させるとの提案を拒否。決勝での制限速度は時速100kmのままとなる。
昨年、ベルギーのゾルダーで開催されたスポーツカーのレースで、ブレーキの故障したマシンがピットに入った際に作業していたメカニックが死亡するという事故があった。
昨年、ベルギーのゾルダーで開催されたスポーツカーのレースで、ブレーキの故障したマシンがピットに入った際に作業していたメカニックが死亡するという事故があった。
2012年F1、ピットレーン速度制限を時速60kmに引き下げへ
2012年2月29日
FIAは、2012年シーズンのF1におけるピットレーンの制限速度を時速60kmまで引き下げる予定だと Autosprint が報じている。
現在の2012年規約では、決勝でのピットレースンでの制限速度は時速100kmとなっているが、速度は「FIA F1安全責任者からの推薦により、スチュワードによって改められる可能性がある」と記されている。
現在の2012年規約では、決勝でのピットレースンでの制限速度は時速100kmとなっているが、速度は「FIA F1安全責任者からの推薦により、スチュワードによって改められる可能性がある」と記されている。
F1の標準ECU改訂、きっかけはメルセデスからの報告
2012年2月27日
最近のF1のブロウン・ディフューザー対策の強化は、メルセデスのエンジニアからの報告がきっかけとなったようだ。
先週のバルセロナテストで、“あるエンジンメーカー”が標準ECUのソフトウエアに抜け穴を発見してFIAに報告し、メルセデス・ベンツとルノーのエンジンを搭載するチームは微調整をしなければならないと噂された。
先週のバルセロナテストで、“あるエンジンメーカー”が標準ECUのソフトウエアに抜け穴を発見してFIAに報告し、メルセデス・ベンツとルノーのエンジンを搭載するチームは微調整をしなければならないと噂された。
FIA、F1の標準ECUを改訂してブロウン・エキゾースト対策をさらに強化
2012年2月25日
FIAは、F1の新しいエンジンマッピング規約に存在する抜け穴を塞ぎ、ブロウン・エキゾースト対策をさらに強化する。
F1チームはエキゾースト規約の限界を攻め続けているが、情報筋によるとFIAが今年規定された厳格なエンジンマッピング規制の回避手法についてチーム側に警戒していることを明らかにした。
F1チームはエキゾースト規約の限界を攻め続けているが、情報筋によるとFIAが今年規定された厳格なエンジンマッピング規制の回避手法についてチーム側に警戒していることを明らかにした。
FIA、2012年のノーズ規約を説明
2012年2月6日
FIAのチャリー・ホワイティングは、段差ノーズを生み出すことになった2012年のF1レギュレーションを説明した。
ロータスが5日に発表したE20にも段差ノーズが採用されており、ここまで新車を発表した5チームのうちマクラーレンを除く4チームが段差ノーズをマシンに採用している。
ロータスが5日に発表したE20にも段差ノーズが採用されており、ここまで新車を発表した5チームのうちマクラーレンを除く4チームが段差ノーズをマシンに採用している。
FIA、車高調整システムの禁止を決定
2012年1月21日
FIAは、2012年F1シーズンにむけて、ロータスが発明した反応型車高調整システムの禁止することをF1チームに伝えた。
FIAは20日(金)の午後、ブレーキング時に車高を管理するコンセプトを承認しない旨を全F1チームに文書で通知したという。
報道ではFIAは昨年1月にロータスのアイデアに対してゴーサインを出していたとされており、なぜ今になってFIAが禁止という決断を下したかは明らかになっていない。
FIAは20日(金)の午後、ブレーキング時に車高を管理するコンセプトを承認しない旨を全F1チームに文書で通知したという。
報道ではFIAは昨年1月にロータスのアイデアに対してゴーサインを出していたとされており、なぜ今になってFIAが禁止という決断を下したかは明らかになっていない。