FIA、ブロウン・ディフューザーを規制

2011年5月18日
F1 ブロウン・ディフューザー
FIAは、ブロウン・ディフューザーを規制し、スロットルがオフの状態で排気ガスをディフューザーに吹き付けることを禁止したと報じられている。

2011年の開発レースにおいて、多くのチームがブロウン・ディフューザーを重要なエリアとみなして独自のコンセプトを推し進めている。

特にコーナーでのダウンフォースを最大限に引き出すべく、スロットルをオフにした状態でもディフューザーに排気ガスを継続して吹き付けられるようにエンジンマップの調整には大きな努力が費やされてきた。

F1チーム、シーズン中のテスト復活に反対

2011年5月14日
F1チーム テスト復活
F1チーム側は、ジェン・トッドが提案する2012年からのシーズン中のテスト復帰に反対している。

ジェン・トッドは、F1のシーズン中のテスト禁止を終わらせたいと考えており、ヨーロッパGP前にチーム側との協議を予定している。

ジェン・トッドはテストの復活が意味のあることだと考えているが、F1チーム側はその動きによって単にコストが増大してしまうことを懸念している。

ジャン・トッド 「2013年の新エンジン導入に変更はない」

2011年5月9日
ジャン・トッド
2013年のF1エンジン規約の変更には一部のチームが反対を示しているが、FIAのジャン・トッド会長はF1に1.6リッター・ターボエンジンを導入する計画を変えることはないと主張している。

当初、エンジン形式の変更にはメーカー側も支持を表明していたが、ここ数週間、コストへの影響に対する懸念が高まっている。

F1モナコGPでのDRS禁止は見送り

2011年5月9日
F1モナコGP DRS
FIAは、F1モナコGPでもDRSの使用を禁止しないことを発表した。モナコでのDRS使用については何人かのドライバーが懸念を示していた。

モナコのトリッキーなトラック、とりわけトンネルでのDRSの使用は危険だとしてドライバーからの声があり、FIAはモナコGPではDRSを禁止することを検討していた。

ジャン・トッド、F1のシーズ中のテスト復活を推進

2011年5月8日
ジャン・トッド
FIA会長のジャン・トッドは、2012年からシーズン中のテストを復活させる動きを支持するようF1チームに求めた。

ジャン・トッドは、2009年から導入されたシーズン中のテスト禁止は失敗だったと考えており、6月23日にバレンシアで開催されるF1委員会に2012年から2日間×3回のシーズン中テスト許可する提案するつもりだと述べた。

F1 : DRS (Drag Reduction System)とは

2011年3月30日
F1 DRS
2011年のF1レギュレーションの中でも、最も大きな変化と言えるのがDRS(Drag Reduction System:ドラッグ抑制システム)の導入だろう。

DRSは、リアウイングのフラップをドライバーが手動で可動させることでドラッグを低減させ、オーバーテイクを促進させることを目的に導入された可変リアウイング。フラップの可変は5cmまで許されている。

可変リアウイング、ウェットコンディションでは使用禁止

2011年3月25日
可変リアウイング
FIAは、プラクティスや予選がウェットコンディションの場合に可変リアウイングを禁止することを決定した。

すでに可変リアウイングは、ウェットでコンディションや視界があまりに悪い場合では使用が禁止されているが、FIAレースディレクターのチャーリー・ホワイティングは、ウェットコンディションでの可変リアウイングの使用をさらに規制することをチーム側に伝えた。

FIA、可変リアウイングの使用可能エリアを拡大

2011年3月25日
可変リアウイング
FIAは、今週末のF1オーストラリアGPにむけて、アルバート・パークの最終コーナー手前から可変リアウイングを使用できるようにルールを改訂した。

これまで、可変リアウイングを使用できるのはストレートエンドの600mと定められていた。

しかし、今回のF1オーストラリアGPではターン14の14m手前にラインが設けられ、そのラインを通過した際に先行マシンとのタイム差が1秒以内だった場合に最終コーナー手前から可変リアウイングを使用できるようにルールが改訂された。

チャーリー・ホワイティング Q&A : 2011年 F1レギュレーション

2011年3月16日
2011年 F1レギュレーション
FIAのレースディレクターを務めるチャーリー・ホワイティングが2011年のF1レギュレーションについて語った。

今シーズンの大ニュースは、可変リアウイングの規約です。我々の理解が正しければ、システムはこのように機能します。リアウイングのフラップを動かす作動装置があり、作動装置は各F1ドライバーによって作動され、それはレースコントロールの管轄下にあります。レースコントロールは、どのようにしてこの手順を統制するのですか?
各ウイングに作動装置があり、それは常にドライバーの管理下にある。しかし、車載エレクトロニクス(FIA ECU)がドライバーに通知した場合のみ使用することができる。
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