レッドブルとロータス、メルセデスのFダクトについてFIAに再考を依頼

2012年3月17日
メルセデス Fダクト
レッドブルとロータスは、メルセデスAMGのDRSと連動したFダクトが合法性であるという見解を再考するようFIAに依頼したようだ。

メルセデスAMG W03のリアウイングには、DRSと連動して直線スピードを向上するためにウイングをストールさせるための穴が設けられている。

土曜日のフリー走行前、レッドブルとロータスの代表は、FIAの技術代表チャーリー・ホワイティングに問題を議論するように申し出たと AUTOSPORT は報道。

FIA、2013年F1マシンの段差ノーズ排除に取り組む

2012年3月16日
F1 段差ノーズ
FIAは、2013年までにファンが段差ノーズに慣れてしまっていたとしても、F1マシンから段差ノーズをなくすることを推進していく。

大半の2012年F1マシンに採用される段差ノーズは、ファンだけでなく内部関係者からも強い批判の声があがった。

2011年末にも今年のマシンのルックスが良くない可能性があるとの議論がなされており、段差を隠すために義務的なカバーを導入することも検討されていた。

FIA、メルセデスAMGのFダクト方式のリアウイングを合法と認定

2012年3月15日
Fダクト メルセデスAMG
FIAは、メルセデスAMGがW03のリアウイングに搭載する新しい受動型のFダクトを合法と認定。ライバルチームはこの新しいFダクトをコピーすることになりそうだ。

2010年、マクラーレンがドライバーが操作することでリアウイングをストールさせてマシンのトップスピードをあげるFダクトを開発。2011年に違法とされるまで大半のチームがそのFダクトをコピーした。

チャリー・ホワイティング Q&A:2012年 F1レギュレーションの概要

2012年3月12日
2012年 F1レギュレーション
FIAの技術代表チャーリー・ホワイティングが、2012年のF1レギュレーションの変更点について説明した。

グランプリ全体に4時間の制限時間が設けられた理由は?
昨シーズンのモントリオールのレースは4時間4分で行われた。レースはそれ以上長く行われるべきではない。今後のレースで4時間を経過した場合、ドライバーはチェッカーフラッグまであと1周であることを伝えるシグナルを受けることになる。

FIA、ウェットコンディションでのDRS規約などを変更

2012年3月11日
F1 レギュレーション
FIAは、来週末に開幕するF1オーストラリアGPにむけて、F1レギュレーションにマイナーな変更を加えた。

まずDRSに新たな規制が導入された。レースディレクターは「ウェットコンディションにおいて視界があまりに不良と感じた場合、可動リア・ウィング(DRS)の使用を禁止」することが許される。

「これは、マシン間の速度差が大きい場合の安全性への懸念の結果として行われる」

FIA、F1のピットレーン制限速度の減速を却下

2012年3月2日
F1 ピットレーン 制限速度
FIAは、ピットレーンの速度制限を時速60kmまで減速させるとの提案を拒否。決勝での制限速度は時速100kmのままとなる。

昨年、ベルギーのゾルダーで開催されたスポーツカーのレースで、ブレーキの故障したマシンがピットに入った際に作業していたメカニックが死亡するという事故があった。

2012年F1、ピットレーン速度制限を時速60kmに引き下げへ

2012年2月29日
F1 ピットレーン 制限速度
FIAは、2012年シーズンのF1におけるピットレーンの制限速度を時速60kmまで引き下げる予定だと Autosprint が報じている。

現在の2012年規約では、決勝でのピットレースンでの制限速度は時速100kmとなっているが、速度は「FIA F1安全責任者からの推薦により、スチュワードによって改められる可能性がある」と記されている。

F1の標準ECU改訂、きっかけはメルセデスからの報告

2012年2月27日
F1 標準ECU 改訂
最近のF1のブロウン・ディフューザー対策の強化は、メルセデスのエンジニアからの報告がきっかけとなったようだ。

先週のバルセロナテストで、“あるエンジンメーカー”が標準ECUのソフトウエアに抜け穴を発見してFIAに報告し、メルセデス・ベンツとルノーのエンジンを搭載するチームは微調整をしなければならないと噂された。

FIA、F1の標準ECUを改訂してブロウン・エキゾースト対策をさらに強化

2012年2月25日
ブロウン・エキゾースト
FIAは、F1の新しいエンジンマッピング規約に存在する抜け穴を塞ぎ、ブロウン・エキゾースト対策をさらに強化する。

F1チームはエキゾースト規約の限界を攻め続けているが、情報筋によるとFIAが今年規定された厳格なエンジンマッピング規制の回避手法についてチーム側に警戒していることを明らかにした。
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