F1中国GP:ジェンソン・バトンが今季2勝目!
2010年4月18日

予報されていたとおり決勝レースの天候は雨。スタート直後から雨の強弱が安定しないコンディション。そのため、ドライタイヤか雨用タイヤに交換するタイミングがレースを大きく左右する、目まぐるしいレース展開となった。
優勝はマクラーレンのジェンソン・バトン。スタート直後の雨でドライタイヤのままステイアウトするという戦略が当たったバトンは、その後も適切なタイミングでピットインを行い、安全なレース展開で今シーズン2勝目をあげた。
F1中国GP 予選 (ドライバーコメント)
2010年4月17日
ブリヂストン:F1中国GP予選レポート
2010年4月17日

上海インターナショナル・サーキットで開催された中国GP予選は、ブリヂストンのソフト・コンパウンドを装着したセバスチャン・ベッテル(レッドブル)が1分34秒558の輝かしいタイムを記録し、ポールポジションを獲得した。
明日のレースでフロントローのベッテルの隣に並ぶのは、午前のプラクティス・セッションで最速タイムを記録したチームメイトのマーク・ウェバー。スクーデリア・フェラーリ・マールボロのフェルナンド・アロンソとメルセデスGPペトロナスF1チームのニコ・ロズベルグが2列目からスタートする。
レッドブル:ベッテルが今季3度目のポール (F1中国GP予選)
2010年4月17日

セバスチャン・ベッテル (1番手)
「今日は難しかった。昨日と今日のプラクティスには満足できなかった。マークの方がかなり速かったからね。マークの方向性でクルマにいくつかの変更を加えたが、それでもまだすごく難しかった。僕は第1セクターで苦しんでいたのだが、最後のアタックでは紫の(最速)ラップタイムを記録することができたので、かなりクルマの調整が進んだのだと思う。昨年度を思い出しながら走ったら、良いラインを見つけることができた」
フェラーリ:アロンソが3番グリッド獲得 (F1中国GP予選)
2010年4月17日

フェルナンド・アロンソ (3番手)
「現時点でこの結果は僕たちの予選ポテンシャルをまさに反映していると言える。レッドブルを負かすことはできないようだけど、それはもちろん驚きではない。彼らは土曜日に常に強いからね。やってきたことには満足している。3番手は長いレースヲスタートするためには素晴らしい場所だ。うまくやって、表彰台フィニッシュを狙うことができると思う」
HRT:パフォーマンスの進歩に満足 (F1中国GP予選)
2010年4月17日

ブルーノ・セナ (23番手)
「午前中に良いパフォーマンスを見つけられたし、クルマの感覚は良かった。とても一貫性があったし、より自信を感じていた。僕たちは昨日から良い改善を遂げたし、前進することができた。明日のレースに向けて何度かロングランをすることができた」
マクラーレン:ジェンソン・バトンが5番手 (F1中国GP予選)
2010年4月17日

ジェンソン・バトン (5番手)
「最初の2つのセッションではクルマに少し苦戦していた。Q3までにだいぶ良くなったけど、少し遅すぎたね。クルマの感覚はバランス的に全く違ったし、クルマの良い感覚を見つけるためにデフやフロントウイングと戯れなければならなかった」
ルノー:クビサ、8番グリッド獲得に満足 (F1中国GP予選)
2010年4月17日

ロバート・クビサ (8番手)
「僕にとっては良い予選セッションだったよ。ドライビングという観点では今年最高のパフォーマンスかもしれないし、Q3でのラップには特に満足している。昨日から考えれば、8番手からのスタートには満足していいと思うし、レースでポイントを狙うためには良いポジションだ」
フォース・インディア:スーティルが10番グリッド獲得 (F1中国GP予選)
2010年4月17日

エイドリアン・スーティル (10番手)
「再びQ3の予選パフォーマンスを発揮できたことには満足していいと思う。また10番手だ。オーストラリアとバーレーンのレースからこのポジションをとても熟知しているよ!クルマの挙動はとてもいいし、バランスにも満足している。ミドルセクターでは少しグリップを失ってしまって厳しかった。オーバーステアになってしまい、限界までドライブするのが難しかった。でも、チームの観点からすれば、明日のレースを楽しみにしていいと思う。金曜日に行ったロングランはかなり良かったと思う」