BMW:クビサはタイトル争いから脱落(中国GP)

2008年10月19日
BMWザウバー F1
BMWザウバーは、F1中国GPの決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが5位、ロバート・クビサが6位だった。

3グリッド降格ペナルティが科せられ9番グリッドからのスタートとなったニック・ハイドフェルドは、オープニングラップで順位をあげ、5位でフィニッシュした。

11番グリッドからスタートしたロバート・クビサは、長めの第1スティントで順位をあげ、6位でフィニッシュ。しかし、ドライバーズランキングで首位ハミルトンとの差は19ポイントに広がり、残念ながらクビサのタイトル獲得の可能性はなくなった。

トロ・ロッソ:予選ポジションを生かせずノーポイント(中国GP)

2008年10月19日
トロ・ロッソ F1
トロ・ロッソは、F1中国GPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが9位、セバスチャン・ブルデーは13位だった。

6番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルだったが、第2スティントでタイヤにグレーニングが発生しタイムを落とし、さらにピットストップで左フロントホイールが外れないというトラブルが発生し順位を落とし、9位でフィニッシュすることとなった。

一方、8番手からスタートしたセバスチャン・ブルデーは、オープニングラップの1コーナーでヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)と接触、最下位まで順位を落とし、そこから追い上げを見せるも13位でレースを終えた。

トヨタ:グロックが2ポイント獲得(中国GP)

2008年10月19日
トヨタ F1 中国GP
トヨタは、F1中国GPの決勝レースで、ティモ・グロックが7位、ヤルノ・トゥルーリはリタイアに終わった。

スタート直後の第1コーナーで、ヤルノ・トゥルーリはセバスチャン・ブルデーに追突され、マシンにダメージを負った。一旦ピットに戻りレースに復帰したが、その後すぐにガレージに戻り、無念のリタイアを喫した。

一方のティモ・グロックは、燃料を重く積んでいたため、レース後しばらくはペースをあげられなかったが、1ストップ戦略が功を奏し、最終的に7位でチェッカーを受け、貴重なポイントを獲得した。

ウィリアムズ:中嶋一貴は12位完走(中国GP)

2008年10月19日
中嶋一貴 F1 中国GP
ウィリアムズは、F1中国GP決勝レースで、中嶋一貴が12位、ニコ・ロズベルグは15位だった。

17番グリッドからスタートした中嶋一貴は、1ストップ戦略を選択。終盤は、多くのマシンに迫られる苦しい展開となったが、見事に守りきり12位でフィニッシュした。

一方、15番グリッドから2ストップ戦略を選択したロズベルグは、戦略がうまく機能せず、そのまま15位でレースを終えた。

ホンダ:バリチェロ11位に満足のレース(中国GP)

2008年10月19日
ホンダ F1
ホンダは、F1中国GPの決勝レースで、ルーベンス・バリチェロは11位、ジェンソン・バトンは16位だった。

スタート直後、バリチェロは1コーナーの混乱をうまく切り抜け、一気に10番手に上がる。バトンも3つ順位を上げて、15番手。バリチェロは周回ごとにタイムを更新しながら、10番手を快走。13番手に上がったバトンも、ペースは悪くない。

上位陣のピットインで8番手まで上がったバリチェロが、19周目に1回目のピットイン。16番手まで後退する。11番手を走っていたバトンも、22周目にピットへ。18番手で、コースに復帰する。マシン・バランスの良いハード側タイヤを履いた2台は、再び順位を上げていき、後半36周目には、バリチェロは10番手、バトンも14番手まで順位を戻した。

フォース・インディア:ダブル完走ならず(中国GP)

2008年10月19日
フォース・インディア F1
フォース・インディアは、F1中国GPの決勝レースで、ジャンカルロ・フィジケラが17位、エイドリアン・スーティルはリタイアだった。

最後列からスタートしたフォース・インディア勢は、フィジケラが1ストップ、スーティルは2ストップと異なる戦略を選択。

しかし、レース序盤にスーティルにギアボックトラブルが発生。スーティルにとって今シーズン11度目となるリタイアに終わった。フィジケラは17位で完走した。

F1第17戦中国GP 決勝:ハミルトン優勝でタイトルに王手!

2008年10月19日
F1 中国GP 決勝
F1第17戦 中国GPの決勝レースが19日(日)、上海国際サーキットで行われた。

レースは、ポールポジションからスタートしたルイス・ハミルトン(マクラーレン)がスタートからレースを支配。2位でフィニッシュしたフェリペ・に15秒近くの差をつける圧倒的な走りで今季5勝目をあげた。チャンピオンシップでもマッサとの差を7ポイントに広げ、タイトルに王手をかけた。

2位はフェリペ・マッサ、3位はキミ・ライコネンとフェラーリ勢が続いた。

ハミルトンの中国GPでのタイトル獲得の可能性

2008年10月19日
ハミルトン タイトル
ルイス・ハミルトンの中国GPでのタイトル獲得の可能性を検証する。

現在、2位のフェリペ・マッサと5ポイント差、3位のロバート・クビサと12ポイント差でチャンピオンシップをリードしているルイス・ハミルトンは、そのリードを11ポイント差に広げれば、中国GPでタイトルが確定する。

仮に中国GPでハミルトンが優勝した場合、フェリペ・マッサが5位以下でハミルトンのタイトルは決定する。

ニック・ハイドフェルドに3グリッド降格ペナルティ(中国GP予選)

2008年10月18日
ニック・ハイドフェルド 中国GP
ニック・ハイドフェルドに、中国GP予選でデビッド・クルサードの走行を妨害したとして3グリッド降格ペナルティが下された。

Q2進出をかけて戦っていたQ1後半、ニック・ハイドフェルドはデビッド・クルサードを追い越した。クルサードは予選後、その行為によって遅くなり、Q2進出を逃したと主張していた。

スチュワードは、事件を調査し、ハイドフェルドに3グリッド降格ペナルティを言い渡した。

F1第17戦中国GP予選 (ドライバーコメント)

2008年10月18日
F1 中国GP 予選 ドライバーコメント
2008 FORMULA 1 Sinopec Chinese Grand Prix

1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「Q3の最初の走行は少しうまくいかなかった。ターン8で少しワイドになって、マーブルの上に乗ってしまった。それでターン9で間違ったラインをとってしまい、残りのラップはタイヤの綺麗にしただけだった。でも、最後のアタックではすべてをまとめることができた。ほぼ完璧なラップだった。週末は全体的にうまくいっている。チームや家族からのサポートを本当に感じているし、明日のレースではベストをつくすよ」
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