F1オーストラリアGP フリー走行1回目:ロズベルグ、中嶋一貴が上位独占
2009年3月27日

レギュレーションが大幅に変更した2009年のF1。この開幕戦で各F1チームの実力がついに明らかになる。
フリー走行1回目のトップタイムを記録したのは、ウィリアムズのニコ・ロズベルグ。19周を走行したロズベルグは1分26秒687というタイムを記録。そして2番手タイムは中嶋一貴が記録。ウィリアムズがタイムシートの上位に並び好スタートを切った。
ルイス・ハミルトン 「オーストラリアGPはノーポントかもしれない」
2009年3月26日

「楽観的に考えれば、僕たちはポイントを獲得できるだろう。でも、僕はそうは思っていない」
「僕たちはポジティブでいなければいけない。どんなことも起こり得るし、ポイントを獲れるかもしれない。昨年はレースを完走したのは7台だけだった。だから、可能性はある。でも、現時点でのペースに関していえば、僕たちが十分に速いとは思わない。でも、明日になればわかるだろうね」
BMWザウバー、ハイドフェルドのみがKERSを搭載
2009年3月26日

26日、BMWザウバーのチーム代表であるマリオ・タイセンは、ニック・ハイドフェルドはKERSを搭載するが、ロバート・クビサは搭載しないことを明らかにした。
ロバート・クビサは、ニック・ハイドフェルドよりも長身で体重があるため、重いKERSシステムはパフォーマンス的に不利となる。
F1開幕戦にボイコット騒動
2009年3月26日

報じられたところでは、収益の未払いを巡って議論となり、ルノーのフラビオ・ブリアトーレとマクラーレンのロン・デニスがバーニー・エクレストンに対して、マシンや機材をメルボルンへ送らないと脅しにかかったという。この騒動にはフェラーリも関わっていた可能性があるとされる。
トヨタF1:パスカル・バセロン(オーストラリアGPプレビュー)
2009年3月24日

ここまでのTF109の出来には満足していますか?
現段階までのTF109の開発状況に関しては満足している。我々の冬のテストプログラムは、特に信頼性と走行距離の面で非常に順調に進んだ。シーズンが始まる前に多くの周回を重ねることができたからね。実際の所、今シーズンからテストで1台しかクルマを走らせることができなくなったにも関わらず、2台を走らせた昨年とほぼ同じくらいのレベルにある。新車につきものの細かなトラブルを解決するため懸命に仕事をしているところだが、信頼性に関しては非常に満足している。パフォーマンスに関しても満足しているし、実際のレースが始まったら各チームの順位がどんな風になるのか楽しみだ。シーズンの始めからトップに近い位置で戦えるはずだという確かな手応えを感じている。
マクラーレンも開幕戦でKERS搭載
2009年3月24日

メルセデス・ベンツのノルベルト・ハウグは「我々は間違いなく両方のマシンにKERSを搭載してシーズンをスタートするつもりだ」と語る。
これまでルノーとフェラーリがKERSを使用することを明らかにしており、マクラーレンはKERS搭載を明言した3番目のチームとなった。
ティモ・グロック (F1オーストラリアGPプレビュー)
2009年3月24日

ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
「規定変更があった今年は、チームがトップを争うチャンス。初戦が待ち遠しい。他のチームが何をテストしたのか分からないので、予想をするのは難しいが、私たちのプログラムと結果はよかった。テストはうまく行き、新型車の印象はいい」
ヤルノ・トゥルーリ (オーストラリアGPプレビュー)
2009年3月24日

ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
「メルボルンはいいところで、オーストラリアGPはいつも楽しみにしている。レースをするからこそのF1ドライバーで、シーズンが始まり、競い合えることを嬉しく思う。シーズンに向け、やる気であふれているし、今年はチャンスだと思う」
フェルナンド・アロンソ (オーストラリアGPプレビュー)
2009年3月24日

フェルナンド、あなたは力強く2009年シーズンを終えました。2009年もその状態を保つことができますか?
間違いなく、それが僕たちはそのつもりだ!僕たちは昨年を力強いポジションで終えたし、今年の僕たちの目標はチャンピオンシップを戦うことだ。でも、今年は多くの新しいレギュレーションがあるし、実際メルボルンについたときに何が起こるかは誰もわからない。テストでわかったように、すべてのチームがとても接近しているし、間違いなく接戦になるだろうね。