フェラーリ F1 オーストラリアGP
フェラーリは、F1オーストラリアGPで、フェリペ・マッサが3位、フェルナンド・アロンソが4位だった。

5番グリッドからスタートしたマッサは、スタートで2番手までアップ。その後はソフトタイヤで耐えるレースとなったが3位でレースを走りきった。

3番グリッドからスタートしたアロンソは、スタートに失敗。その後1コーナーの接触でスピンして最後尾まで順位を落とすが、そこから凄まじい追い上げをみせ、見事4位でフィニッシュした。

フェリペ・マッサ (3位)
「僕自身とチームの結果にとても喜んでいる。雨やスタート、セーフティーカー、滑る路面に対応してのスリックタイヤへのチェンジなど、全ての点で非常に上手くいった。このポイントは非常に重要だ。ここではツキがなく、過去もシーズン序盤は苦しんだ。表彰台へのカギはスタートにある。他のドライバーがグリップに苦労する間、ホイールスピンしないように注意し、2番手になった。序盤グリップに問題があり順位を下げたが、作戦の甲斐あって取り戻した。クビサに迫ったけど抜くチャンスが得られず、後ろからアロンソが何度か迫るなか、若干の失敗があった。グランドスタンドのお客さんもテレビの前のみなさんも、今日のレースは面白かったと思う。退屈とは程遠い内容だったからね!」

フェルナンド・アロンソ (4位)
「この結果に喜んでいる。酷いスタートだった。ホワイトラインでのスピンし、2台と接触し、1コーナーで最下位になったので、4位という成績はすごく意味があることだ。特に一部のドライバーに起きたことを考えると、タイトル争いで僅差の相手に差をつけることができたように思う。戦略のおかげでこの結果が得られた。マシンは完璧で、ソフトタイヤで長期間走ることができた。マッサの後ろにいると気づいたとき、もっと早く走れたのかもしれないけど、F1でチームメイド同士の追い抜きは難しいし、不要なリスクは極力避けたい。もしクビサを抜いていたら違う展開があったかもしれないけど、タイヤが新しいハミルトンやウェバーとの攻防は別としても、不可能だった。とにかく、これだけエキサイティングでハプニング続きのレースだったからには、退屈だという声は上がらないことだろうね」

クリス・ダイヤー
「レース前は良い結果を望んでいましたが、スタートとアロンソが最下位に追いやられたファーストコーナーでの出来事の後では 3 位と 4 位が幸せに感じられます。私たちは 1 セットのドライタイヤを用意していましたが正解でした。 2 度目のピットインをしていたら、間違いなく順位を落としていたでしょう。一方、トラックを走り続ければ終盤に追い上げられることもわかっていましたが、実際にレースでもその通りとなり、守りの立場から良い結果に繋がりました。2回のレースを経てチャンピオンシップをリードし、今後のシーズンについても自信を持って臨むことができます」

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1オーストラリアGP