ジョージ・ラッセル メルセデスF1のフェルスタッペン獲得交渉に理解示す「当然のこと」
ジョージ・ラッセルは、メルセデスがマックス・フェルスタッペンの獲得を目指していることについて、「当然のこと」と理解を示している。自身はまだ新契約を結んでおらず、今後の去就が注目されている。

ラッセルとチームメイトのキミ・アントネッリはともに今季末で契約満了を迎えるが、トト・ヴォルフ代表はレッドブルのフェルスタッペンを引き抜く可能性を探っているとされる。

現行契約には、フェルスタッペンがドライバーズ選手権の夏時点でトップ3圏外にいる場合、2026年に移籍可能となる条項が含まれていると見られており、現在フェルスタッペンは4位でラッセルに18ポイント差をつけている。

ラッセルはこの不確実な状況下でも、「自分が結果を出せば契約延長は得られるはず」とのスタンスを貫いており、今季前半戦で1勝を含む5度の表彰台を記録している。

ジョージ・ラッセル(メルセデスAMG・ペトロナス・モータースポーツ)

そんな中、スカイスポーツF1のインタビューで新契約について問われたラッセルは、次のように語った。

「正直なところ、それは僕に聞くべき質問じゃないよ」
「チームとして、どこに目標を置くかによる。僕らは今、2番手か3番手のチームだと思うけど、実際には2番手にいるだけで、少し過剰に結果を出しているとも言えるかもしれない」

「でもメルセデスは再び頂点に立ちたいと考えているチーム。そうなるには最高のドライバー、最高のエンジニア、最高のピットクルーを揃える必要がある。それこそが、メルセデスが目指していることなんだ」

「だからこそ、フェルスタッペンのようなドライバーとの交渉が進められているのは当然のことだと思う。でも僕としては、今のようなパフォーマンスを出し続けていれば、心配することは何もない。どのF1チームにもシートは2つあるんだから」

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カテゴリー: F1 / ジョージ・ラッセル / メルセデスF1