フォース・インディア:ダブル完走で手応え (F1オーストラリアGP)

2009年3月29日
フォース・インディア F1 オーストラリアGP
フォース・インディアは、F1開幕戦オーストラリアGPで、エイドリアン・スーティルが10位、ジャンカルロ・フィジケラが12位だった。

エイドリアン・スーティル (10位)
「予想通り、とてもエキサイティングなレースだったね!スタートは良かったけど、1コーナーでたぶんマーク・ウェバーがスローダウンして、行き場がなくなってしまった。フロントウイングにダメージを負ってしまい、マシンをピットに戻さなければならなかった。僕はハイドフェルドのBMWの後ろでタイムを失ってしまった。僕の方が速かったけど、抜くことができなかった。最初のセーフティカーのあと、全てが調子良かった。中盤でソフトタイヤでショートスティンにする良い戦略があった。再スタートでは何台かを抜くことができたし、その後もハードタイヤは本当に良かったんだ。10位でフィニッシュできたし、この結果に満足できると思う」

F1オーストラリアGP 決勝:バトン優勝!ブラウンGPワン・ツー!

2009年3月29日
F1オーストラリアGP 決勝:バトン優勝!ブラウンGPワン・ツー!
F1開幕戦オーストラリアGPの決勝レースが29日(日)、メルボルンのアルバートパーク・サーキットで行われた。

2009年の初優勝を飾ったのはブラウンGPのジェンソン・バトン。ポールポジションからスタートしたバトンは、スタートから圧倒的なペースでレースを支配。バトンにとっては、2006年ハンガリーGP以来となる勝利を挙げた。

F1オーストラリアGP予選後の全F1マシンの燃料搭載量

2009年3月28日
F1 オーストラリアGP 燃料搭載量
FIAは、新しいルールに基づき、オーストラリアGP予選後の全マシンの燃料搭載量を発表した。

ブラウンGPが、最も近いライバル達よりも重い燃料だったことは驚きだ。

Q3のマシンの中ではBMWザウバーのロバート・クビサが最も軽量だった。また、フェラーリの2台がブラウンGPより軽いことも、両チームのパフォーマンスの差を表している。

トヨタの2台、リアウィング違反で最後尾に降格

2009年3月28日
トヨタF1チームに厳しい処分
スチュワードは、オーストラリアGP決勝レースでトヨタF1チームの2台をグリッドの最後尾に降格することを決定とした。

この処分はティモ・グロックとヤルノ・トゥルーリが乗るTF109のリアウィングが過度にたわむことがレギュレーションに違反すると判断されたため。

これにより、予選7番手のティモ・グロックと8番手のヤルノ・トゥルーリは予選失格となり、それぞれ最後尾からスタートすることになった。

F1開幕戦オーストラリアGP予選 (ドライバーコメント)

2009年3月28日
オーストラリアGP予選 ドライバーコメント
2009 FORMULA 1 ING AUSTRALIAN GRAND PRIX (Melbourne)

1位 ジェンソン・バトン (ブラウンGP)
「デビューレースでポールポジションにマシンを置くことは偉業だと思うし、ロス、ニック、そしてブラックリーのファクトリーのみんなに感謝している。ここ4か月は、チームにとってかなりタフだったし、レースができるかさえわからない状況からシーズンの開幕戦でポールポジションを達成するまで行けたことは本当に信じられない。明日は週末で最も重要な1日だし、成功した結果を手にするには多くの仕事がある。でも、僕たちがどこにいたかを忘れてはならないし、この週末を本当に楽しんでいるよ」

ブラウンGP:圧倒的な速さでフロントロー独占 (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
ブラウンGP F1 オーストラリアGP
ブラウンGPは、デビューレースとなる2009年F1開幕戦オーストラリアGPで、ジェンソン・バトンがポールポジション、ルーベンス・バリチェロが2番手とフロントローを独占するという偉業を成し遂げた。

プレシーズンテストから好パフォーマンスをみせていたブラウンGPだが、予選でも他を圧倒的するパフォーマンスでタイムシートを支配。2台は、Q2で揃って1分24秒台のタイムをマークするなど、驚異的な速さを見せた。

フェラーリ:レース展開に期待 (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
フェラーリ F1 オーストラリアGP
フェラーリは、F1 オーストラリアGP予選で、フェリペ・マッサが7番手、キミ・ライコネンは9番手だった。

フェリペ・マッサ (7番手)
「可能性はあるだろうけどトップ5に入るのはとても難しいだろうと思っていたけど、それが現実となった。僕たちは7番手に終わった。満足していないのは確かだけど、それが今日の午後に僕たちができたベストだった。今から明日のレースに集中しなければならない。かなりタフなレースになるだろう。ここオーストラリアのトラックはセッションの1周目は特に滑りやすく事故が起きる可能性が強いので、いつも未知数だ。完走して出来る限り多くのポイントを獲りたい」

マクラーレン:大苦戦!揃ってQ2落ち (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
マクラーレン F1 オーストラリアGP 予選
マクラーレンは、F1オーストラリアGP予選で、ヘイキ・コバラネンが14番手、ルイス・ハミルトンが15番手とグリッドの後方に沈んだ。

マクラーレンが開幕戦でパフォーマンス不足を露呈させた。昨年のワールドチャンピオンであるルイス・ハミルトンは、Q1を15番手で辛うじて通過。コバライネンもQ2で14番手と苦戦。

ギアボックストラブルにより、Q2で1周も走行しなかったルイス・ハミルトンだが、ギアボックスを交換することになれば、明日の決勝は最後尾からスタートすることになる。

レッドブル:ベッテルが3番手 (F1オーストラリアGP予選)

2009年3月28日
レッドブル F1 オーストラリアGP
レッドブルは、F1オーストラリアGP予選で、セバスチャン・ベッテルが3番手、マーク・ウェバーが10番手だった。

セバスチャン・ベッテル (3番手)
「予選までの2日間は大変だった。1回目のフリー走行では1周しか走りきれなかったし、2回目のセッションではミスを犯してしまい、プログラムを完了することができなかった。今朝もトラブルに見舞われ、走行時間を削られることになった。理想的とは程遠い状況だったんだ!それでも、どうにかここまでこぎ着けることができた。データをじっくりと検討し、予選への準備に取り組んだ。みんなのおかげで大成功だった。冬のオフシーズン中も大変だったので、クルマに乗った感じが昨年度と似ていることに驚いている。これほどの規模のレギュレーション変更があったにもかかわらず、みんなが対応していることに感心している。グリッド上位から中段グループまでタイムがとても僅差だ。Q2まで行けないのではないかと思ったこともあったので、2列目の3番手グリッドからのスタートとなる明日が楽しみだ。とても良いシーズンのスタートが切れることになった」
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