フォース・インディア:バルセロナテスト2日目 フィジケラが6番手

2008年2月27日
6番手タイムを記録したジャンカルロ・フィジケラ(画像)
フォース・インディアは26日、バルセロナでテスト2日目を迎えた。フォース・インディアはシルバーストンに戻り、2週間後に控えたオーストラリアでの開幕戦に向けた最終調整を行う。カルロ・フィジケラとヴィタントニオ・リウッツィが2台のVJM01で作業を行い、力強い進歩をみせた。

フィジケラは、1分22秒516で6番手。5番手のフェリペ・マッサとは0.03秒差という競争力のあるタイムを記録した。リウッツィも1分22秒942で10番手に入った。

トロ・ロッソ:バルセロナテスト2日目 ボーデは16番手

2008年2月27日
トロ・ロッソはセバスチャン・ブルデーがテストを担当
トロ・ロッソは26日、バルセロナで2日目となるテストを行った。1台のマシンで参加しているトロ・ロッソは当初の計画では、午前中をセバスチャン・ベッテルがドライブし、残りをセバスチャン・ブルデーが務めるはずだった。

しかし、レッドブルがデビッド・クルサードの代役としてベッテルの協力を申し入れてきたとき、すでにボーデがサーキットにいたため、トロ・ロッソはこの要請を受け入れた。

レッドブル:バルセロナテスト2日目 ベッテルが参加

2008年2月27日
クルサードの代役としてレッドブルのテストに参加したセバスチャン・ベッテル
レッドブルは26日、バルセロナでの2日目のテストを行った。この日は、首を負傷したデビッド・クルサードの代役として、トロ・ロッソのドライバー、セバスチャン・ベッテルがマーク・ウェバーと共にレッドブルのテストを担当した。

ウェバーは、メルボルンに備え新たに開発されたパーツの評価と主にデータ収集のための走行に集中した。チームはいくつかの小さなマイナートラブルに時間を割かれたが、オーストラリアの初戦に向け、価値あるデータを集めた。

ベッテルは、すぐにRB4への順応をみせた。様々なセットアップの評価に集中し110周を走行、7番手となる1分22秒558というタイムを記録した。

フェラーリ:バルセロナテスト2日目 ライコネンは3番手

2008年2月27日
ライコネンは3番手タイムを記録(画像)
フェラーリは26日、バルセロナでの2日目となるテストを実施した。

キミ・ライコネンとフェリペ・マッサがテストに参加し、F2008の開発作業とシーズン開幕への準備を進めた。マッサはレースシミュレーションを完了された。

ライコネンは72周を走行し、3番手となる1分21秒772を記録。マッサは102周の走行で1分22秒513で5番手だった。

明日も両ドライバーによりテストが行われる。

佐藤琢磨、トーク&握手会を開催

2008年2月27日
佐藤琢磨
佐藤琢磨の著書「Formula TAKUMA」の刊行を記念したトーク&握手会が3月8日(土)の15時からHMV渋谷店で開催される。

「Formula TAKUMA」は、このオフシーズン、忙しいスケジュールの合間をぬって琢磨自信が編集長として企画から構成などに関わった書籍。ロングインタビューはもちろん、琢磨自身の生い立ちや親交もある長渕剛さんとの対談、F1舞台裏など面白企画が盛りだくさんの内容となっている。

マクラーレン:バルセロナテスト2日目 ハミルトンが再びトップ

2008年2月27日
19秒台タイムで上位を独占したマクラーレン(画像)
マクラーレンは26日、バルセロナで2日目のテストを実施した。

2日目もルイス・ハミルトンとヘイキ・コバライネンがステアリングを握り、午前中にはピットストップと予選シミュレーション、午後からはロングランに集中した。異なる燃料搭載量の評価と、それらが必要とする様々なセットアップを試した。午前中、両ドライバーは燃料系のトラブルでトラック上にマシンを止めたが、チームは素早く問題を解決し、計画通りプログラムを進めた。

ホンダ:バルセロナテスト2日目 バトンが9番手

2008年2月27日
9番手タイムを記録したジェンソン・バトン
ホンダは26日、バルセロナにて2日目となるテストを実施した。

今朝からジェンソン・バトンが加わり、アレキサンダー・ブルツから引き継いでRA108-02に乗り込んだ。ルーベンス・バリチェロは、RA108-01での作業を続けた。

オーストラリアでのシーズン開幕が2週間後に迫り、ドライバーは、予選とピットストップを含めたレース距離のシミュレーションに集中した。残念ながら、2つの異なる問題が生じたため、第2スティントでRA018はストップさせることを決定し、計画していた全てのレース距離を走りきることはできなかった。チームはこの問題の原因を確認し、すばやく解決させる予定である。

BMW:バルセロナテスト2日目 クビサが8番手

2008年2月27日
8番手タイムを記録したBMWのロバート・クビサ(画像)
BMWは26日、バルセロナでテスト2日目を迎えた。

ニック・ハイドフェルドとロバート・クビサがステアリングを握り、F1.08でのメカニカル面と空力面の作業を続けるとともに、標準ECUでの経験を深めた。

天候は良く、両ドライバーはオーストラリアGPでのシーズン開幕に向け、ことなるテストスケジュールをこなした。クビサは96周し、ハイドフェルドは77周を走行し、様々なデータを収集した。クビサは8番手となる1分22秒625、ハイドフェルドは1分23秒284で15番手だった。

トヨタ:バルセロナテスト2日目 トゥルーリは12番手

2008年2月27日
カーボン剥き出しのヘルメットでテストに挑んだヤルノ・トゥルーリ(画像)
この2週間、バルセロナは悪天候に見舞われて来たが、合同テスト2日目は、参加した全てのチームが望んでいた絶好のコンディションとなり、一日を通してドライコンディションでの走行となった。

パナソニック・トヨタ・レーシングは今週、初めて新しい空力パッケージを2台分揃えて持ち込んだ。そのため、レースドライバーのヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがチームと共に忙しい一日を過ごし、3月16日(日)の開幕戦オーストラリアGPへ向けた準備のためにデータを収集した。また、両ドライバー共に空力テストと、ブレーキ及びセットアップに関する作業もこなした。

シーズン開幕を前に、最後のテストとなる明日の合同テスト最終日も、今日同様の好コンディションで一日フルにテストが出来ることを願って、ヤルノ・トゥルーリとティモ・グロックがテストを続行する。
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