ウィリアムズ、“背びれ”エンジンカバーを検討

2008年5月2日
ウィリアムズ、“背びれ”エンジンカバーを検討
ウィリアムズは、今季レッドブルとルノーが採用しているフィン型の巨大なエンジンカバーを使用する可能性があることを明らかにした。

シャークフィンとも呼ばれる背びれ型エンジンカバーは、レッドブルが今シーズンから採用。ルノーも先月のバルセロナテストで導入し、スペインGPでデビューさせた。フェルナンド・アロンソは、背びれエンジンカバーを「僕らはアメリカズカップ(有名なヨットレース)に出場できるね」とジョークを飛ばしたが、ルノーはスペインGPで明らかにパフォーマンスを改善させた。

ルノー、「コンマ3秒改善した」

2008年5月2日
19個の新パーツを導入したルノー
ルノーのパット・シモンズは、スペイン前に行ったアップデートにより、ライバルに対して1周あたりでコンマ3秒縮めることができたと語った。

今シーズン、困難なスタートを迎えたルノー。しかし、ヨーロッパラウンドの初戦となるスペインGPでは、“背びれ”エンジンカバーをはじめ、19個の新しいパーツを導入。フェルナンド・アロンソが予選2番手を獲得し、ネルソン・ピケJr.もQ3に進出するなど、大きな進歩をみせた。

ウィリアムズ、KERSにフライホイール式を採用か

2008年5月2日
ウィリアムズF1チームはフライホイール式KERSを採用か
ウィリアムズは、KERSの導入に向け、イギリスのオートモーティブ・ハイブリッド・パワー社(AHP)の株式を購入した。これにより、ウィリアムズがKERSにフライホイール式を採用する可能性が高まった。

2009年のレギュレーションでF1への導入が検討されているKERS(運動エネルギー回収システム)。ウィリアムズは、この度、KERSの導入を見据え、高エネルギーの複合フライホイールの開発を手がけるオートモーティブ・ハイブリッド・パワー社の株式を購入した。

スーパーアグリの将来、決定せず

2008年5月1日
スーパーアグリの将来の最終結論はゴールデンウィーク明け
スーパーアグリとホンダによる会議が行われたが、スーパーアグリの将来は決定しなかったようだ。結論は、来週明けに予定されるホンダの重役会議まで持ち越された。

30日(水)、スーパーアグリの代表である鈴木亜久里とホンダ上層部との会議が行われたが、“最終会談”と目されたこの会議でもスーパーアグリの将来への結論は出なかった。

ヤルノ・トゥルーリ、「トルコでは更に向上できる」

2008年4月30日
3戦連続でポイントを獲得しているヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)
スペインGPでは、6位を射程距離にしながらもチームのミスで無駄なピットインを行い8位でフィニッシュしたヤルノ・トゥルーリ。しかし、ポイントは現時点で2007年を上回っており、好調をアピール。ルノーが速さをみせたことで、より混戦となった中団グループだが、トゥルーリはポイント獲得に自信をみせた。

再びヨーロッパでレースできるのは嬉しいものなのでしょうか?
それほど大きな違いはない。単に飛行機に乗っている時間が短くなるというだけだよ! でも自宅により近くなって、モーターホームの設備が全てサーキットに揃うというのはいいものだね。お陰で物事が幾分容易になる。それにヨーロッパのファンはいつだって熱心で情熱的だから、彼らの前でレースするのは楽しいんだ。

2008年F1日本GPのサポートレースでスピードカー開催

2008年4月30日
2008年F1日本GPのサポートレースとしての開催が決まったスピードカー(画像)
2008年 F1 日本GPのイベント概要が発表され、サポートレースとして「スピードカーシリーズ」が開催されることが明らかになった。

10月に開催される「2008年 FAI F1世界選手権 フジテレビジョン 日本グランプリ」。そのイベント概要が発表になり、サポートレースとして、元F1ドライバーなどの参戦が見込まれる「スピードカーシリーズ」が国内で初めて開催されることになった。

ヴァイグル・グループとは?

2008年4月30日
スペインGPでスーパーアグリのグリッドで談笑するフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグル(写真右)
スーパーアグリの救済に名乗りをあげたヴァイグル・グループとはどのような企業なのだろうか。

ヴァイグル・グループ(Weigl Group)は、ドイツに本拠地をおく自動車産業企業。6ヶ所に8部門を置き、金属加工、特にトランスミッションやエンジンパーツの処理を専門とし、鋳造工場やプロトタイプ製造子会社を所有している。

F1との関わりは、2005年にミッドランド(現フォース・インディア)と3年間の技術パートナーシプを結び、ミッドランドのギアボックスの設計と製造を担当していた。

スーパーアグリをヴァイグル・グループが救済か

2008年4月30日
スペインGPで鈴木亜久里と話すフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグル(写真中央)
スーパーアグリの救済に、ドイツの自動車会社ヴァイグル・グループ(Weigl Group)が名乗りをあげたという。

ヴァイグル・グループのフランツ・ヨーゼフ・ヴァイグルは、スペインGPでスーパーアグリを訪れた。

ヴァイグル・グループは、期間限定で資金を提供する契約を提案しているとされ、契約金額は約650万ポンド(約13億円)といわれている。この契約が成立すれば、スーパーアグリは、残りのシーズンでより長期的な契約を見つけるまで、チームを存続できることになる。

スーパーアグリ、チーム存続を賭け30日にホンダと最終会談

2008年4月29日
消滅の危機を迎えたスーパーアグリ
なんとかスペインGPへ参戦したスーパーアグリだが、それが最後のレースとなる可能性が出てきた。スーパーアグリは、30日にホンダと最終会談を行うとされている。

新たなスポンサーを見つけられずにいるスーパーアグリ。ホンダには約1億ドル(約106億円)もの借金があるとされ、スペインGPの参戦費用(約3億円)もホンダが肩代わりしたらしい。このまま資本提携先が見つからない場合、ホンダが支援を打ち切る可能性は高い。ホンダが支援打ち切りは、スーパーアグリの消滅を意味する。
«Prev || ... 9218 · 9219 · 9220 · 9221 · 9222 · 9223 · 9224 · 9225 · 9226 ·... | | Next»
 
F1-Gate.com ホーム