2025年F1 イギリスGP 決勝 ハイライト動画:角田裕毅は最下位

ランド・ノリスが母国優勝を飾り、10秒ペナルティを受けたマクラーレンのチームメイト、オスカー・ピアストリを従えて、波乱のウェット・ドライコンディションとなったF1イギリスGPを制した。
マクラーレンが再びワン・ツー・フィニッシュを決めるなか、キック・ザウバーのニコ・ヒュルケンベルグはグリッド19番手から見事な走りを見せ、通算239戦目にして念願のF1初表彰台を獲得した。
変わりやすいイギリスの天候がシルバーストンでの展開に大きく影響する中、ポールポジションスタートのマックス・フェルスタッペンが序盤はレースをリード。しかし8周目にピアストリに抜かれた。その後、セーフティカー明けのリスタート時にピアストリがペースを落としすぎたとして10秒ペナルティを科され、一方のフェルスタッペンは直後にスピンを喫して順位を落とす展開となった。
一方、レース中には5人のドライバーがリタイア。最初のリタイアはフランコ・コラピントで、アルピーヌのマシンをピットレーンでストールさせた。リアム・ローソンは1周目にエステバン・オコンとの接触でリタイアし、キック・ザウバーのガブリエル・ボルトレトもグラベルへのスピンで戦列を離れた。
アイザック・ハジャーは難しいコンディションの中で激しくクラッシュし、メルセデスのキミ・アントネッリもそのハジャーとの接触に巻き込まれて、最終的なリタイアとなった。
角田裕毅はレース後半、セーフティカー明けのリスタート時にオリバー・ベアマンをイン側から抜こうと試みた際に接触を引き起こし、ベアマンをスピンさせた。この接触について審議が行われ、難しい天候状況が考慮されたものの、角田裕毅には10秒のタイムペナルティとペナルティポイント1点が科された。
この影響もあり、角田裕毅は最後まで順位を上げることができず、完走者の中で最下位となる結果に終わった。
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