小林可夢偉、GP2アジアシリーズ開幕戦で2位表彰台

2008年10月20日
小林可夢偉
トヨタF1チームのサードドライバーを務める小林可夢偉が、GP2アジアシリーズ開幕戦の第1レースで2位表彰台を獲得した。

2シーズン目を迎えるGP2アジアシリーズが開幕。10月17日(金)から19日(日)にかけて、GP2アジアシリーズの第1大会が、中国の上海インターナショナルサーキットでF1第17戦中国GPの併催レースとして行われた。

F1第17戦中国GP決勝 (ドライバーコメント)

2008年10月19日
F1 中国GP 決勝 ドライバーコメント
2008 FORMULA 1 Sinopec Chinese Grand Prix

1位 ルイス・ハミルトン (マクラーレン)
「今週末は全てがうまくいった。僕たちのクルマは本当に素晴らしかった。これまでで最高のスタートだったし、レース中のバランスは完璧だった。ほんとうにチームのみんなのおかげだ。トラックでもホームでも、彼らは驚くべき仕事をしてくれので、心からお礼を言いたいよ。ワールドチャンピオンシップでは7ポイントのリードしているけど、なにも保証されたわけではない。夢に一歩前進したかもしれないけど、落ち着いて冷静さを保ち続けなければならない。切り抜けられることを願っている」

ライコネン、チームプレイでマッサに2位を譲る(中国GP)

2008年10月19日
キミ・ライコネン
キミ・ライコネンは、F1中国GPで3位でフィニッシュ。チームのためにタイトルを争うチームメイトのフェリペ・マッサに2位のポジションを譲った。

スタートでルイス・ハミルトンに前に先行を許したあと、徐々にその差を広げられたキミ・ライコネン。

2番手を走行していたライコネンだが、2回目のピットストップでその差を10秒以上離されたあと、残り7周のターン14でチームメイトのフェリペ・マッサを先に行かせた。

マクラーレン:ハミルトンが完璧な勝利でタイトルに王手(中国GP)

2008年10月19日
 ハミルトン F1中国GP 優勝
マクラーレンは、F1中国GPの決勝レースで、ルイス・ハミルトンが1位、ヘイキ・コバライネンはリタイアだった。

ルイス・ハミルトンが、中国GPを完璧に支配した。金曜から素晴らしいパフォーマンスを見せていたハミルトンは、スタートからレースをリードし、圧倒的な走りで見事なポール・トゥ・ウィンを決めた。ハミルトンは、今シーズン初のファステストラップも記録。マッサとの差を7ポイントに広げ、チャンピオンシップ獲得に向けて大きく前進した。

フェラーリ:マッサ2位で差は7ポイントに(中国GP)

2008年10月19日
フェラーリ F1
フェラーリは、F1中国GPの決勝レースで、フェリペ・マッサが2位、キミ・ライコネンが3位だった。

コンストラクターズ、そしてフェリペ・マッサのタイトル獲得を狙うフェラーリだが、レースは終始ルイス・ハミルトン(マクラーレン)が支配した。

スタートでハミルトンにリードを許してからは、ギャップを縮めることができなかった。

ルノー:ダブルポイントでコンストラクターズ4位を勝ち取る(中国GP)

2008年10月19日
ルノー F1 中国GP
ルノーは、F1中国GPの決勝レースで、フェルナンド・アロンソが4位、ネルソン・ピケJr.が8位とダブル入賞。コンストラクターズランキングでの4位を確定された。

4番グリッドからスタートしたアロンソは、スタートでコバライネンの先行を許すが、すぐにポジションを奪い取り、その後は安定した走りで4位フィニッシュした。

10番グリッドからスタートしたネルソン・ピケJr.は、第1スティントが長めに引っ張る戦略。見事に8位入賞し、1ポイントを獲得した。

BMW:クビサはタイトル争いから脱落(中国GP)

2008年10月19日
BMWザウバー F1
BMWザウバーは、F1中国GPの決勝レースで、ニック・ハイドフェルドが5位、ロバート・クビサが6位だった。

3グリッド降格ペナルティが科せられ9番グリッドからのスタートとなったニック・ハイドフェルドは、オープニングラップで順位をあげ、5位でフィニッシュした。

11番グリッドからスタートしたロバート・クビサは、長めの第1スティントで順位をあげ、6位でフィニッシュ。しかし、ドライバーズランキングで首位ハミルトンとの差は19ポイントに広がり、残念ながらクビサのタイトル獲得の可能性はなくなった。

トロ・ロッソ:予選ポジションを生かせずノーポイント(中国GP)

2008年10月19日
トロ・ロッソ F1
トロ・ロッソは、F1中国GPの決勝レースで、セバスチャン・ベッテルが9位、セバスチャン・ブルデーは13位だった。

6番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルだったが、第2スティントでタイヤにグレーニングが発生しタイムを落とし、さらにピットストップで左フロントホイールが外れないというトラブルが発生し順位を落とし、9位でフィニッシュすることとなった。

一方、8番手からスタートしたセバスチャン・ブルデーは、オープニングラップの1コーナーでヤルノ・トゥルーリ(トヨタ)と接触、最下位まで順位を落とし、そこから追い上げを見せるも13位でレースを終えた。

トヨタ:グロックが2ポイント獲得(中国GP)

2008年10月19日
トヨタ F1 中国GP
トヨタは、F1中国GPの決勝レースで、ティモ・グロックが7位、ヤルノ・トゥルーリはリタイアに終わった。

スタート直後の第1コーナーで、ヤルノ・トゥルーリはセバスチャン・ブルデーに追突され、マシンにダメージを負った。一旦ピットに戻りレースに復帰したが、その後すぐにガレージに戻り、無念のリタイアを喫した。

一方のティモ・グロックは、燃料を重く積んでいたため、レース後しばらくはペースをあげられなかったが、1ストップ戦略が功を奏し、最終的に7位でチェッカーを受け、貴重なポイントを獲得した。
«Prev || ... 8974 · 8975 · 8976 · 8977 · 8978 · 8979 · 8980 · 8981 · 8982 ·... | | Next»
 
F1-Gate.com ホーム