ロス・ブロウン 「RA109の開発を続けていきたい」

2008年12月9日
ロス・ブロウン
ロス・ブロウンが、ホンダF1撤退を受けて、コメントを発表した。

ロス・ブロウン
「ブラックリーでは、他チームと比べて非常に戦闘力の高いマシンの開発が進んでいる。2009年開幕からしっかりと力を発揮し、シーズン中もさらなる改善が狙えるよう、RA109の開発を続けていきたい」

「これはまたとないチャンスだ。この2年で十分な投資をした結果、ファシリティはF1界でも屈指の充実したものになっている。優秀な人材もそろっているし、頂点を狙えるマシンもある」

ニック・フライ 「参戦を続けられる可能性は高い」

2008年12月9日
ニック・フライ
ニック・フライが、ホンダF1撤退を受けて、コメントを発表した。

ニック・フライ
「本田技研工業の発表はもちろん残念だが、現在の世界経済状況とそれが自動車市場に及ぼす影響を考えてやむなくこの決断に至ったということは皆、理解している」

「昨夜のミーティングはチーム全員にとってつらいものだった。だが、今日のブラックリーの様子を見ると、早くも今後に向けた確固たる決意が芽生えているようだ。Honda Racing F1 Teamの首脳陣としては、チームの将来のためにあらゆる努力をするつもりだ。また、ここブラックリーで働く素晴らしいスタッフたちも、引き続き強力にサポートしてくれるものと思っている。この24時間にスタッフたちが見せてくれたチーム、F1に対する姿勢は称賛に値する。私がどれだけ彼らを誇りに思っているか、この機会に伝えたい」

ジェンソン・バトン 「F1であればどんなオファーでも受ける」

2008年12月8日
ジェンソン・バトン
ジェンソン・バトンは、2009年のF1のシートに関して、どんなオファーでも熟考するつもりだと語る。

ホンダのF1撤退により、同チームと新たな契約を結んでいたバトンの2009年は危ういものになった。徹底会見の場でホンダの福井威夫社長は、バトンの側の要求にあわせて契約を「解除」することを認めている。

現在、ブラックリーに本拠地をおくホンダ・レーシングF1チームは、チームの売却先を探している。

ニック・フライとホンダF1撤退

2008年12月8日
ニック・フライ
ホンダのF1撤退は、日本のモータースポーツファンだけでなく、世界的な金融危機の中でコスト削減を進めるF1界にとっても大きな衝撃を与えた。

世界的に深刻な自動車産業危機が訪れているとはいえ、ホンダはこれまでモータースポーツを“ホンダのDNA”と言い続けてきており、その頂点に位置づけられるF1から“金融危機”の一言で撤退したことに、モータースポーツファン、そしてホンダファンは驚きとともに大きな失望を感じたに違いない。

FOTA、分配金の増額を要求

2008年12月8日
ルカ・ディ・モンテゼーモロ
FOTAは、F1で更なるコスト削減が行われるのであれば、参戦チームに支払われる分配金を改定すべきだと主張する。

FOTAは、数日後にFIAのマックス・モズレー会長と会う予定になっており、FOTAの会長を務めるフェラーリのルカ・ディ・モンゼーモロ会長は、コスト削減対策はチームへの分配金増額と同調して進めるべきだと語る。

レッドブル、F1撤退の可能性

2008年12月8日
レッドブル F1撤退 可能性
ホンダに続き、レッドブルがF1を徹底する可能性が浮上している。

レッドブルは、ホンダのF1撤退の決定に対し、「驚くことではない」との声明を発表。

「他の多くのチームも同じように考えている。目下、最大の問題は、十分な数のチームが存続できるように我々全員が早急にコスト削減を実現できるかどうかだ」

ブルーノ・セナ、トロ・ロッソのシートも視野

2008年12月7日
ブルーノ・セナ
ブルーノ・セナは、F1デビューの夢をかなえるためにトロ・ロッソ加入を目指すようだ。

先月のバルセロナでホンダのテストに参加し、シート獲得が確実視されていたブルーノ・セナだが、5日にホンダがF1撤退を発表したことにより、F1デビューの夢は遠のいた。

トロ・ロッソに関しては、アイルトン・セナの友人であり、ブルーノ・セナのキャリアを世話していたゲルハルト・ベルガーがチームの株式を手放したことで、ブルーノ・セナのトロ・ロッソのシート獲得の可能性は低くなっている。

デビッド・リチャーズ ホンダF1買収の最有力候補

2008年12月7日
デビッド・リチャーズ
デビッド・リチャーズが、ホンダF1チーム買収の最有力候補とみられており、早ければこの週末中にも契約が成立するのではないかとみられている。

デビッド・リチャーズは、ホンダ・レーシングF1チームの前身であるB・A・Rのチーム代表を務めていた人物。

デビッド・リチャーズが会長を務めるプロドライブは、2008年にF1参戦を狙っていた。しかし、マクラーレンのカスタマーシャシーを使用するという参戦計画が認められず、計画を断念していた。

小林可夢偉、GP2アジア第2戦で優勝

2008年12月7日
小林可夢偉
小林可夢偉が、GP2アジアシリーズ第2戦の第1レースで優勝を果たした。

小林可夢偉は、昨季のGP2アジアシリーズで2勝、欧州GP2シリーズでも1勝を挙げているが、いずれも第2レースでの勝利であり、第1レースでの勝利は初めて。日本人としても、GP2での第1レース勝利は初となる。

この勝利で、小林可夢偉は1位の10ポイントにポールポジションの2ポイント、ファステストラップの1ポイントを加えることとなり、ランキングでも首位へと浮上した。
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