BMWザウバー、クビサのKERS搭載のために軽量マシンを開発

2009年4月14日
BMWザウバー F1
BMWザウバーは、スペインGPでロバート・クビサがKERSを搭載できるように軽量化したF1.09を投入する予定である。

ロバート・クビサは、長身で体重もあるため、これまでKERSを搭載することができずにいた。KERSは重量があるシステムのため、バラストが使えず、マシンの操縦性や特にタイヤの劣化問題に影響を与えるためだ。

フェラーリ、ルカ・バルディセリをファクトリー勤務に

2009年4月14日
ルカ・バルディセリ (フェラーリF1)
フェラーリは、スポーティングディレクターのルカ・バルディセリをファクトリー勤務に変更したことを発表した。

フェラーリは、1992年以来となる開幕2戦でノーポイントに終わっている。ルカ・バルディセリは、スポーティングディレクターとして、トラックサイドでレースを指揮する立場にあった。

マレーシアGPでのフェラーリは、予選ではマッサのQ1敗退、決勝ではライコネンの早過ぎるレインタイヤ変更など、戦略的なミスが目立っていた。

ブリヂストン、F1第3戦 中国GPの展望

2009年4月14日
ブリヂストン F1 タイヤ
ブリヂストンの浜島裕英が、2009年のF1第3戦中国GPの展望をタイヤサプライヤーの立場から語った。

中国GPは昨年まで秋に開催されていたが、今年の日程は昨年のレースからわずか半年後の春に変更された。昨年のレースでは、ハード−ハード−ミディアムのタイヤ作戦を採用したルイス・ハミルトン(マクラーレン)が優勝した。

今シーズンはスリックタイヤへの移行によってレース用タイヤの配分が一新され、中国GPに向けて用意されたのはミディアムとスーパーソフトタイヤである。これはオーストラリアGPと同じ組み合わせで、チームとドライバーにとってタイヤ管理が難しい課題となる。

鈴鹿サーキットがリニューアルオープン

2009年4月14日
鈴鹿サーキット F1
鈴鹿サーキットは12日(日)、「オープニング・サンクスデイ」を開催。新生鈴鹿サーキットが一般公開され、全国から約3万人が詰め掛けた。

今年3年ぶりにF1日本GPが開催される鈴鹿サーキット。F1日本GPの復活に向け、鈴鹿サーキットは2007年1月から約200億円をかけてグランドスタンドの改修やコントロールタワーの新設などを行ってきた。

イベントでは、1963年の第1回F1日本GPで優勝したピーター・ウォー氏が当時使用していたものと同型のロータス23で新しい鈴鹿サーキットをパレード。

中嶋一貴 (F1中国GPプレビュー)

2009年4月14日
中嶋一貴 ウィリアムズF1
中嶋一貴が、F1第3戦 中国GPへの意気込みを語った。

中嶋一貴 (ウィリアムズ)
予選ではトップ10に入れませんでしたが、良い戦略があったので、いくつか順位をあげられると思っていました。残念ながら、雨によって完全に狂ってしまいました。低いグリッドからレーススタートで、周りにはKERSを搭載したマシンがたくさんいて良いスタートをしていたので、中国での僕の目標は予選ポジションを改善させることですね。

ニコ・ロズベルグ (F1中国GPプレビュー)

2009年4月14日
ニコ・ロズベルグ ウィリアムズF1
ニコ・ロズベルグが、F1第3戦 中国GPへの意気込みを語った。

ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ)
望んでいた場所でのフィニッシュではなかったかもしれないけど、僕たちにとって再び力強い週末になった。予選はうまくいったし、スタートでリードすることができたのは素晴らしいことだった。再び表彰台を獲れそうだったので、状況が悪くなったのは残念だったね。

ティモ・グロック (F1中国GPプレビュー)

2009年4月13日
ティモ・グロック トヨタF1
ティモ・グロックが、F1第3戦 中国GPへの意気込みを語った。

ティモ・グロック (トヨタF1チーム)
マレーシアは普通じゃないレースだったが、良い結果に終わって、中国GPに向けさらに自信がついた。シーズン前、チームが持っていた自信は正しく、どんな状況でも、競争力が発揮できている。最初の2レースで、2台とも上位4位に入ったので、次に狙うのも表彰台、今回も素晴らしい週末にしたい。

ヤルノ・トゥルーリ (F1中国GPプレビュー)

2009年4月13日
ヤルノ・トゥルーリ トヨタF1
ヤルノ・トゥルーリがF1第3戦 中国GPへの意気込みを語った。

ヤルノ・トゥルーリ (トヨタF1チーム)
良いシーズンスタートを切ったので、中国GPに大いに期待している。昨年からチームは大きく前進している。マレーシアでは、優勝を目指し走り、少なくとも表彰台を狙ったのに4位に終わってしまい、少し残念だった。昨年のマレーシアでの4位入賞は、思った以上の成績を出せた。現在、チームは2位と、明らかに、トップチームの一画を占めている。また、素晴らしいことに、ティモも私も、上位争いをしている。

KERSの構造:ルノーF1チーム

2009年4月13日
KERS解説
KERS搭載チームのひとつであるルノーF1チームが、KERSの構造や仕組み、KERSの原理を解説した。

KERSとは基本的になんですか?
では定義から始めよう。KERSとは、Kinetic Energy Recovery System(運動エネルギー回生システム)のことで、F1のエンジニアリングを環境にやさしい技術を開発する方法に向けるべくFIAによって導入されたものだ。運動エネルギーとは、運動中に蓄えられるエネルギーで、その運動を止めるために必要なエネルギーと考えることができる。例えば、自転車、自動車、列車などを止めることは、その運動エネルギーをすべて取り去ることになる。
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