リアム・ローソン F1ハンガリーGP予選「ここまで苦しかったぶん嬉しい」

風向きの変化や路面温度の低下といったトリッキーなコンディションの中、マシンバランスをうまく活かして安定した走りを披露。2台揃ってトップ10入りを果たしたレーシングブルズは、決勝でのダブルポイント獲得に期待がかかる。
「Q3に進出できたのは良かった。週末を通してはかなり難しい流れだったから、ここで挽回できたのは大きい」とローソンはコメント。
「コンディションの変化があって、あと少しで上のポジションを取れたかもしれない。予選は重要なセッションだけど、クルマは最近すごく良くなっていて、特にロングランでは力強さを感じている。ここはオーバーテイクが難しいけど、スタートをうまく決めて、タイヤを管理しながらポイントを狙っていくつもりだ」
チーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスも、ローソンとハジャーのパフォーマンスを高く評価している。
「今日の予選は、リアムもアイザックも素晴らしい走りを見せてくれた」とゴスはコメント。
「週末の序盤からマシンはブダペストで競争力があったが、予選に向けてさらにロースピードコーナーの回頭性とハイスピードの安定性を高めるセットアップ調整を行った。それが効いて、2人ともQ3に進出できた」
「風の変化でラップタイムが安定しなかったが、最終的にP9とP10という結果には満足している。決勝ではFP2でのロングランペースを活かし、確実にポイントを持ち帰りたい」

Q:今朝の流れを考えると、Q3に進出できたのは満足ですか?
リアム・ローソン:そうだね、Q3に進めたのはよかった。
正直、ここまでの週末はかなり難しかったから、トップ10に入れたのは収穫だと思う。
ただ、全体的に見てラップ自体はあまり良くなかった。
予選中にコンディションが少し変わって、僕たちの方には向かなくなった感じがある。
もう少し上のポジションを狙えたかもしれないと思うと、ちょっと悔しいけど、みんなにとってトリッキーな条件だったと思う。
Q:ここまであまりうまくいかない週末でしたが、それでも今日の結果に持ってこられました。明日の可能性についてはどう見ていますか?
リアム・ローソン:最近はクルマの仕上がりがとても良くて、チームも本当に素晴らしい仕事をしてくれている。
ドライブしていて気持ちいいし、ロングランペースもなかなか良かった。
ただ、ここは予選がとても重要なサーキットだからね。今日の結果は悪くなかったと思うけど、明日は長いレースになるし、難しい展開になると思う。
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