セバスチャン・ベッテル 「地に足をつけていなければならない」

2009年3月4日
セバスチャン・ベッテル レッドブル
今週スタートしたヘレステスト初日で断トツとなるトップタイムを記録したセバスチャン・ベッテル。しかし、ベッテルはオーストラリアでの開幕戦までレッドブルの状態に対しては慎重だ。2日間のテストを終えたベッテルが、RB5の印象やKERSについて語った。

ここまでのテストはどうですか?
ここまでは良いと思う。少し天気が悪かったけど、これはレース週末にも起こることだから、あらゆるコンディションに準備しなければならない。マシンのフィーリングは良いし、満足しているよ。チームが多くなったので少しは参考にしているけど、燃料量もわからないのでまだ言えないよ。僕たちは良い仕事をしていると思うし、次のテストに良い状態で向かえるだろうけど、まだやることはたくさんある。僕たちがどこにいるかはオーストラリアでわかるよ。

トロ・ロッソ、STR4をシェイクダウン

2009年3月3日
トロ・ロッソ STR4 シェイクダウン
トロ・ロッソは3日(火)、2009年マシン「STR4」のシェイクダウンを行った。

STR4のシェイクダウンは、4日(水)にセバスチャン・ブエミによって行われると予想されたいたが、実際は1日早く行われ、ドライバーもチーム在籍2年目となるセバスチャン・ブルデーが担当した。

トロ・ロッソの広報は、今回のSTR4のシェイクダウンに関して次のようにコメント。

エミレーツ航空、新ホンダF1へのスポンサーシップを否定

2009年3月3日
ロス・ブロウンの新チームのスポンサーは?
エミレーツ航空は、「ブラウン・レーシング」または「ブラックリーF1」としての参戦が報じられている旧ホンダF1チームのスポンサーになるとの報道を否定した。

ドバイに拠点を置き、世界で8番目に大きな航空会社であるエミレーツ航空は、ホンダF1撤退前にチームとのスポンサー契約が締結間近まで進んでいたといわれており、ロス・ブロウンのマネジメント・バイアウトによって生まれ変わる新チームを支援するかもしれないとみられていた。

旧ホンダF1、3月5日のシェイクダウンは困難か

2009年3月3日
ホンダF1 シェイクダウン
3月5日(木)に2009年マシンのシェイクダウンを行うとされている旧ホンダF1チームだが、チーム内部者の情報によるとRA109として開発された新車のシェイクダウン準備に時間が掛かっているようだ。

旧ホンダF1がメルセデスエンジンを搭載すること確実とされ、フォース・インディアのチーム代表であるビジェイ・マリヤは、メルセデスが旧ホンダF1にエンジンを供給することを承認したことを明らかにしている。ただ、ホンダエンジンを前提にRA109として開発が進められていたマシンをメルセデスエンジン用に改良するには時間が必要であり、マシンの準備が難航していると思われる。

フォース・インディア、メルセデスと旧ホンダの契約を承認

2009年3月3日
ビジェイ・マリヤ (フォース・インディア)
フォース・インディアのチーム代表あビジェイ・マリヤは、今年、メルセデス・ベンツがホンダF1にエンジンを供給することを承認したことを明らかにした。

F1のレギュレーションでは、自動車メーカーはFIAの同意なしに2チーム以上にエンジンを供給することは許されていない。理論的にフォース・インディアは、そのレギュレーションにより、マクラーレンがもう一つのチームに2009年エンジンを供給することを阻止することができた。

F1ヘレステスト2日目:雨の中、ティモ・グロックがトップタイム

2009年3月3日
F1 ヘレス合同テスト 2日目
F1合同テスト2日目が2日(月)、スペインのヘレスサーキットで行われた。

2日目は朝から雨。そのためフェラーリのフェリペ・マッサは走行を行わず、7チームがウェットコンディションの中でテストを行った。

この日のトップタイムは、トヨタのティモ・グロックが記録した1分30秒979。ティモ・グロックは、午前中に1コーナーでスピンし、この日初となる赤旗を招いた。

F2:F2マシン「ウィリアムズJPH01」発表

2009年3月3日
F2 ウィリアムズJPH01 発表
F2マシン「ウィリアムズJPH01」が2日(月)、イギリスのブランズハッチで発表された。

2009年からF1直下のカテゴリーとして復活するF2(フォーミュラ2)は、モータースポーツ・ビジョン社が運営し、ウィリアムズF1がマシン設計を担当。ワンメークマシンでレースが行われる。

ウィリアムズJPH01は、ウィリアムズ製のシャシーにアウディ製1.8リッターターボエンジンを搭載。ギアボックスはヒューランド・トランスミッション社のセミオートマチックユニットを採用し、エイボンのタイヤを使用する。

ルーベンス・バリチェロ、旧ホンダF1残留

2009年3月2日
ルーベンス・バリチェロ
ルーベンス・バリチェロは、2009年も旧ホンダF1に残留し、来週のシルバーストンでのテストに参加するという。

旧ホンダF1による2000年シーズンに関する正式発表はないが、バリチェロ残留により、旧ホンダF1がロス・ブロウンによるマネジメント・バイアウトによって2009年シーズンも参戦する可能性が高くなった。

ホンダのF1撤退以来、ジェンソン・バトンのチームメイトに、ブルーノ・セナが最有力候補に挙げられており、バリチェロのF1キャリアは危ぶまれていた。

ウィリアムズ 「スケートフィンは合法」

2009年3月2日
ウィリアムズ FW31:スケートフィン
ウィリアムズは、ヘレスでFW31に投入した“スケートフィン”は合法だと主張する。

2009年のF1レギューレーションでは、ウイングレットや他のボディワーク付加物は禁止されている。

しかし、ウィリアムズは1日からスタートしたテストで、FW31のコックピット両脇に“エイのヒレ(Skate Fin)”と称される垂直な大きなフィンを装着してきた。
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