アイザック・ハジャー F1ハンガリーGP予選「7番手も狙えたと思う」

FP3ではスピンを喫してソフトタイヤを失い、十分な予選シミュレーションができない状況で臨んだが、難しいコンディションの中でも粘り強く戦い、Q1・Q2を順調に突破。Q3では1回のみのアタックで健闘した。
「チームにとっては全体的にポジティブな予選だったけど、コンディションの変化は厄介だった」とハジャーはコメント。
「週末を通してクルマの感触は良かったし、Q2まではすごくうまく進んでいた。でもQ3では風が強くなってミスをして芝に出てしまった。アタックは1回しかできなかったけど、もっとポテンシャルはあったと思う。正直P7も狙えた」
「それでもロングランは良さそうだし、ここはスタートと戦略が重要になる。P10からでもしっかりとポイントを狙いたい」
チーフテクニカルオフィサーのティム・ゴスも、ハジャーの冷静な対応力を高く評価した。
「今日の予選は、リアムもアイザックも素晴らしい走りを見せてくれた」とゴスはコメント。
「マシンは週末を通して競争力があったが、特に予選に向けてはロースピードでの旋回性能とハイスピードでの安定性の両立を重視してセットアップを微調整した。それが功を奏して2人ともQ3に進出できた」
「風向きが刻々と変化する中でラップタイムの安定性が難しかったが、両ドライバーともそれをうまく乗り越えてくれた。明日はロングランペースを活かして、2台揃ってのポイント獲得を狙っていく」

Q:Q3進出おめでとうございます。ただ、まだ出し切れていないという印象も受けましたが?
アイザック・ハジャー:そうだね、一番のラップで草に乗ってしまった。
だからもう言うことはあまりない。そこでかなりのタイムを失ったし、それがすべてだったと思う。
Q:クルマの挙動自体はどうでしたか?限界を攻めすぎてのミスだったんでしょうか?
アイザック・ハジャー:クルマの感触はセッション中ずっと良かったよ。
でもQ3に入ってから風が一気に強くなって、すごく運転しづらくなった。
とはいえ、それはみんな同じ条件だからね。単純に僕がミスをしただけさ。
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