レッドブルF1代表メキース ハンガリーGP予選「この順位には満足していない」

予選当日は路面温度が低下し、風向きも変化する難しいコンディションとなったが、レッドブル勢はその影響を大きく受け、パフォーマンスを発揮しきれなかった。特に角田はQ1敗退、フェルスタッペンもQ3では思うようにタイムを縮められなかった。
「もちろん、この結果には満足していない」とメキースは語った。
「マックスはQ3まで進んだが、我々が望んでいたようなフロントロウ争いには絡めなかった。角田については、本当に紙一重の差だったが、Q2に進めなかったのは残念だ。風の影響でコンディションが大きく変わり、我々のクルマがその変化に対して繊細すぎたように見える」
「このような状況は、今後に向けて大きな学びになる。フェルスタッペンのラップも悪くはなかったが、十分なグリップを得られず、路面との信頼関係が築けていなかった。角田も最後のアタックは非常に良かったが、0.024秒差で敗退というのは、非常に悔しい結果だ」
「しかし、日曜日にはまた新しいチャンスがある。我々は決勝での強さもあるし、戦略的に攻める準備も整っている。チーム全体でこの難局を乗り越え、ポイントを最大限に持ち帰れるよう全力を尽くす」

8番手グリッドからスタートするマックス・フェルスタッペンは「今週末は何もかもうまくいっていない」とコメント。
「予選に関しても、毎ラップがとにかく大変だった。クルマのバランスは全然決まっていなかったし、フロントもリアもグリップがかなり低かった。プラクティスでもいろいろ試したけど、何ひとつ決定的な改善には繋がらなかった」
「Q3までは行けたけど、上位を争える状態ではなかった。クルマがまるで氷の上を走ってるような感覚だった。もっと戦える予選にしたかったけど、あれが限界だった」
PU交換によってピットレーンからハンガリーGPをスタートする角田裕毅は「あと0.02秒でQ2に行けたと思うと、すごく悔しいです」とコメント。
「最終ラップはきれいにまとめられていたと思いますし、マシンのバランスも悪くなかったんですけど、全体的にグリップが低くて、特にフロントの入りで少し苦労していました」
「風向きや路面温度の変化も大きくて、周ごとにフィーリングが変わる感じでした。ラップ自体には満足していますが、チームメイトがQ3に行っているだけに、やっぱり結果は悔しいです。明日は気持ちを切り替えて、できることを全部やっていきます」
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