ブリヂストン:F1シンガポールGP レースレポート
2009年9月28日

ソフトーソフトースーパーソフトのタイヤ戦略を使ったルイス・ハミルトンが、厳しいコンディションのシンガポールGPでライバルたちから優勝を奪った。
F1唯一のナイトレースをポールポジションからスタートしたハミルトンは、2位のパナソニック・トヨタ・レーシングのティモ・グロックに約10秒の差をつけて優勝。3位は、ルノーF1チームのフェルナンド・アロンソだった。今日は、ほとんどのドライバーがハミルトンと同じタイヤ戦略だった。
マクラーレン:ハミルトンが今季2勝目 (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

ルイス・ハミルトンが見事なポール・トゥ・ウィンを決めた。スタートからリードを広げたハミルトンは、セーフティカーにも影響されずレースをコントロールし、今季2勝目をあげた。
10番手からスタートしたヘイキ・コバライネンも安定したレース運びをみせ、7位でフィニッシュ。2ポイントを獲得した。
トヨタ:グロックが自己最高の2位表彰台 (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

6番グリッドからスタートしたティモ・グロックは、第1スティントで3番手に浮上。ベッテルのドライブスルーペナルティで2番手にあがってからも果敢に攻め続け、自己最高となる2位でフィニッシュ。パナソニック・トヨタ・レーシングに4度目の2位、12度目の表彰台獲得をもたらした。
ルノー:アロンソが今季初の表彰台 (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

5番グリッドからスタートしたアロンソは、素晴らしいスタートをみせてポジションをアップ。その後もアロンソらしい堅実なレース運びをみせ3位でフィイッシュ。今季初となる表彰台を獲得した。
ロマン・グロージャンは、ブレーキに問題が発生し、わずか1周でリタイアとなった。
レッドブル:ベッテルが意地の4位フィニッシュ (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

2番グリッドからスタートしたセバスチャン・ベッテルは、スタートでひとつポジションを落としたが、ロズベルグにオライブスルーペナルティが科せられたため、最終スティントまで2位表彰台を狙えるポジションにいた。だが、2回目のピッツストップの際に速度違反を犯したとしてドライブスルーペナルティが下され、大きく順位を落とす。
ブラウンGP:バトンが価値ある4ポイント (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

11番グリッドからのスタートで、チャンピオンシップのために苦しいレースが予想されたジェンソン・バトンだが、様々な要因が味方し5位でフィニッシュ。ダメージを最小限に抑えるどころか、バリチェロとの差を1ポイント広げた。
フェラーリ:見せ場なくノーポイント (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

ここまで連続表彰台を続けていたキミ・ライコネンだったが、フェラーリはシンガポールGPのコースに苦戦。KERSのメリットも少なく、12番グリッドからスタートしたライコネンは後方でのレースを余儀なくされ、10位でフィニッシュするのがやっとだった。
ジャンカルロ・フィジケラも、まだ不慣れなマシンで奮闘したが13位に終わった。
ウィリアムズ:中嶋一貴、またもノーポイント (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

3番グリッドからスタートしたニコ・ロズベルグは、スタートで2位に順位をあげて表彰台も狙えると思われたが、1回目のピットストップで白線をまたぐというミス。ドライブスルーペナルティが科せられ、最後尾まで順位を落とし、11位でフィニッシュするのがやっとだった。
BMWザウバー:クビサが8位入賞 (F1シンガポールGP)
2009年9月28日

8番手からスタートしたクビサは、リアタイヤのデグラデーションに苦しみながらもポジションをキープして、1ポイントを獲得。
ピットレーンスタートとなったニック・ハイドフェルドは、スピンしたエイドリアン・スーティルに突っ込みリタイア。スーティルへの怒りをあらわにした。