セルジオ・ペレス SNS投稿にF1復帰待ちファンがヤキモキ

ペレスは2024年末にF1シートを失い、レッドブルではリアム・ローソンに交代。代わりのシートを見つける時間もなく、そのままF1から離れることになった。しかし、本人やマネジメントは「まだF1を諦めていない」と繰り返し強調しており、復帰の道を模索している。
2026年に向けてはキャデラックとアルピーヌの2チームが有力候補とされるが、今回ペレスがInstagramに投稿した新動画がファンをさらにざわつかせた。レーシングカーのサウンドを背景にしたレーシングギアの広告で、キャプションには「何かが再び燃え上がる。準備はいいか? まもなく@majasportswearとの新コレクションを発表」と記されていた。
コメント欄には「チェコ、カムバック発表かと思ったじゃないか、やめてくれ」「一瞬、キャデラック加入を発表したのかと思った」といった反応が並び、「キャデラック行きの告知の仕方としては面白いけど、好きだよ」という声や、「愛してるチェコ、もう復帰発表したも同然」と興奮を隠せないファンもいた。
キャデラックは2026年のF1デビューに向けて少なくとも1人の経験豊富なドライバーを求めていると、チーム代表のグレアム・ロードンが認めている。また、アルピーヌもピエール・ガスリーのチームメイト枠でジャック・ドゥーハンやフランコ・コラピントが結果を残せておらず、シートが空く可能性がある。
さらに、レッドブルも2025年限りで契約が満了する角田裕毅の去就が不透明で、今季12戦を終えてわずか7ポイントの獲得にとどまっている状況だ。ペレス復帰はチームにとって“屈辱的なUターン”と見られるかもしれないが、2026年という重要なシーズンを前に再び経験豊富なドライバーを求める可能性もある。
2025年のRB21で苦戦する角田裕毅とローソンの姿は、2024年のペレスの価値を改めて際立たせており、グリッド各チームが彼に注目するきっかけとなっている。ペレス自身も、複数のチームと2026年復帰に向けた会話をすでに行っていることを認めている。
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